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縁の下の力持ちが就職において有利に...(続き5)

行事や部活動はもちろん、職場でも周りの人のためになることが出来ます。

そのため、面接の際には面接官に「自分が会社に入ればどんなふうに役に立てるのか」を積極的にアピールしましょう。

会社の中で自分の性格がどんなふうに活かせるのか、どれだけ役に立てるのかを出来るだけ具体的に自己PRしていきます。

事務職の会社であれば、仕事が遅れている人がいれば積極的に助けに入り、全体の仕事の効率化を図るなど、とにかく会社で自分の長所が活かせるということを伝えます。

役に立つ人材だと面接官が感じれば、採用される可能性は高いです。

3.転職でも使える!


自己PRは、新社会人だけでなく、転職時の面接でも必須です。

過去に働いた経験があるのなら、より具体的に前の会社ではどんな場面でどんな時に自分が周りの役に立てたのかをアピールすることが出来ます。

そして、前職での経験を活かして、今度の会社ではどんなふうにしていきたいかという話に繋げることが出来れば、自分の有用性を会社や企業に上手にアピールすることが出来ます。

前職でのエピソード


転職では、新社会人よりも有利な点があります。

それは、面接時に「前職での経験を自己PRとして使える」ことです。

一度でも働いた経験があるのなら、以前の職場がどのような場所だったのか、またそこで自分がどんな仕事をしていたのかを話せます。

そこで、自分がどんなふうに縁の下の力持ちとして周りの役に立てたのかを存分にアプローチ出来ます。

仕事を辞めたということ自体は、決してデメリットではありません。

辞めた原因が自分にあってもなくても、辞めた理由については簡潔に一言だけ告げて、残りは自分がそこでどんなふうに会社の役に立てていたのかを具体的にPRしていきましょう。

もし前職と転職希望先の職種が似ていれば、前職での経験を、この会社でも存分に活かしていきたいという希望を伝えれば良いですし、まったく畑違いの仕事であれば、自分の人間性を活かしてこの会社でも頑張っていきたいと伝えれば無難でしょう。

裏方業務


一口に裏方業務といっても、さまざまな業種があります。

ホテルや旅館で客室の清掃をしたり、リゾートバイトで洗い場を担当したり、またお店において、直接客の目に触れない場所で仕事をすることが裏方業務ですが、縁の下の力持ちは裏方業務でも一生懸命に仕事をします。

直接接客はしなくても、間接的に客やお店のためになることにはしっかりと力を入れて働くため、それを面接官に上手にアピール出来れば、役に立つ人材だと判断してもらえます。

営業のサポート


直接取引先や客の家に出向く営業の仕事ではなく、それを影でサポートする役目の仕事も縁の下の力持ちといえます。

例えば営業先で配布する資料を作ったり、営業先へあらかじめ伺う連絡を取り付けたりします。

また、少しでも円滑に営業の仕事が出来るように、営業担当者とのコミュニケーションも欠かせません。

華やかで目立つ営業の仕事に比べると、サポート側は地味で目立たない仕事内容も多いですが、サポートする人がいなければ営業の仕事もまともに成り立たない、重要な立場でもあります。

それを一生懸命に取り組める人は会社からも求められますので、もし前職が営業のサポートの仕事であれば、縁の下の力持ちなところを存分に自己PRしていきましょう。

整備の仕事


整備の仕事は、接客業でもなく、客の目にもつかないところで地道に行う作業です。

そのため、人とのコミュニケーションが苦手な人が就きやすい職種でもありますが、一方で多くの人のためになる素晴らしい仕事でもあります。

自転車や自動車、エアコンや機械系など、どのジャンルの整備の仕事でも、それをする人がいないと私たちの生活が豊かに、また円満に送れなくなってしまいます。

そういった陰で多くの人の支えとなる仕事は、転職時の自己PRとしては大変やりやすいです。

会社の同僚や、身内のためだけではなく、まだ見ぬお客への気遣いや努力が込められた仕事は、縁の下の力持ちであるというアピールの強い説得力にもなります。

設営の仕事


設営の仕事は、コンサートなどのイベントの際に会場を作ったり、後片付けをしたりするのが主な仕事内容です。

一日だけの短期の仕事でもよく募集されているのを見かけますが、それはそれだけ設営の仕事がきつく、どこも人手が欲しいためです。

夏場は炎天下で、冬場は寒さに震えながら外で会場の設営をする作業は、耳にするだけでも大変そうだということが分かります。

かなりの体力仕事でもあるため、設営の仕事をするのは男性が多いです。

そんな話に聞くだけでも大変な仕事をわざわざ選んでしていたということは、面接官にとっても「なぜその仕事を選んだのか?」と疑問に思います。

そこで「作業は大変でしたが、自分が設営の仕事に携わることによって、イベントを行う人たちや、それを楽しみにしている人たちの役に立てるということが実感出来て嬉しかったからです。」と答えれば、面接官も納得と同時に関心を払うことでしょう。