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心理学を学ぶべき16個の理由(続き2)

それで、仕草だけでなく、価値観や共通点、趣味や生活スタイルなどでも似ている、模倣する、ということでもっと心の距離を近くすることができそうです。

相手に好意を抱かせることができる

それで、よくビジネスでもこの点が応用されていて、営業成績の良い販売員さんなどは、お客の仕草をまねる行為によって相手に対する好意や尊敬の気持ちを何気なく伝え、それが相手との信頼関係につながり、契約成立に至っているようです。

さらに、相手が笑うときに笑う、悲しい顔をしているときは悲しい顔をする、というようにミラーリングすることで相手に同調し、好印象を与えることもできます。

さらに、会話のリズムを揃えるといったことでも、相手に好意を抱かせることができます。

理化学研究所によりますと、二人の会話のリズムが揃うと、同時に脳波のリズムも揃うそうです。

このことは、ビジネスの場面だけでなく恋愛においてもよくつかわれてきたテクニックです。

好きな人の目の前で、相手がしている動作を真似することによって、相手に自分への好意を持たせたり、相手をよく観察して共通点を多く持つことによって、相手のくせや行動パターンなどをまねることによって、距離を縮めたり、相手の好意をゲットするのです。

よく、長く付き合っていたり結婚しているカップル、または仲の良い友だち同士などが、一緒にいるうちに仕草が似てきたり、話し方や反応の仕方が似てくるということがあるものです。

私たちは、無意識のうちに自分が好きな人や尊敬している人のことを真似しているのですね。

そして、意識してそのように相手をまねて、心の距離を縮める努力があるのかもしれません。

無意識にしても、意識的にしても、お互いに似てくる、ということはお互いが相手に好意を持っていることの証拠なのです。

3.吊り橋理論

「吊り橋理論」とは、カナダの心理学者だっトンとアロンによって1974年に発表された「整理・認知説の吊り橋実験」によって実証された学説で、よく「恋の吊り橋理論」ともいわれます。

実験では、18歳から35歳までの独身男性を集め、片方のグループには揺れない吊り橋、片方のグループには揺れる吊り橋を渡ってもらいます。

そして、吊り橋の途中で女性が声をかけアンケートをお願いし、「後日結果に関心があるなら電話をください」と自分の電話番号を渡します。

その結果、揺れる吊り橋を渡っているときに女性から声をかけられた男性のほとんどがその女性に電話をしましたが、揺れない吊り橋を渡っていた男性では約1割ほど人たちしか電話をしませんでした。

”揺れている吊り橋の上”という緊張感を共有したことで恋愛感情に発展しやすかったということがわかったわけです。

人は不安や恐怖を強く感じる場所で出会った人に対しては、恋愛感情を抱きやすいのですね。

確かに、今までは別になんとも思っていなかった人でも、危険や緊張という状態を一緒に乗り越えたとき、なんだか前とは違った感覚でその人を感じる、意識してしまうことってありますよね?
外的なドキドキが恋愛のドキドキと勘違いしてしまう、ということがあるのです。

相手に好意を抱かせることができる

それで、ドキドキしたり緊張する状態を作り、それを一緒に体験し乗り越えることで、相手に自分を意識してもらいやすくなります。

このドキドキをどう作るか、ということですが、よく二人の男女がお化け屋敷に一緒に入ると最後にはラブラブになって出てくる、というようなことが言われます。

ラブラブとはいかなくても、お互いになんだか恋愛感情を意識するきっかけになるわけです。

お化け屋敷だけでなく、絶叫マシーンに乗ったり、さらに、運動をすることによっても心拍数を上げることができるし、新しい体験を一緒にすることもできます。

不慣れな行動をするときにはみんな緊張感やドキドキ感があるので、それが一緒にいる人に対するドキドキ感だと勘違いすることもあります。

どんな方法にせよ、恋愛感情を持ってもらいたい相手には、恐怖体験をさせたり、緊張状態を感じさせることで、生理的な興奮状態を共有できる環境を作りだせば、相手に意識してもらいもっと親密になるきっかけを持つことができる、というわけですね。

4.シンメトリーの効果

「シンメトリーの効果」とは、完全な左右対称の人や物に対して、美しいという印象を持つ効果のことです。

シンメトリー、つまり左右が対象だと、人はそこに誠実感や信頼感、安心感、安定感といったものを感じるようです。

つまり、とても好印象ですよね。

それで、よく建物や装飾品、企業のロゴ、キャラクターなども、このシンメトリー効果が取り入れられています。

人間は、シンメトリーの人や物に対して愛着を抱きやすいということがわかっているからですね。

西洋の建築物などはシンメトリーなものが多く、ベルサイユ宮殿やルーブル美術館などは、完璧な対象を追求したような作りになっています。

インテリアでも、アシンメトリーを取り入れると、そこはすっきりとしてなんだか落ちつく、安心できる空間と感じることもできます。

逆に、左右府対象を指す「アシンメトリー」は、人に不安感や違和感を感じさせるようです。

相手に安心感を与えることができる

皆さんは普段の自分の立ち振る舞いにシンメトリーを意識していますか?
たぶん、意識している方は少ないでしょう。

逆に、アシンメトリーになっている自分を想像できますか?
例えば、足を組んでいる、頬杖をついている、首を傾けているなど・・・です。

このような姿勢は相手に緊張を感じさせてしまうものです。

この点、きちんとした左右対称の姿勢は、相手に誠実さを伝え、安心でき、美しい人という印象を与えます。

さらに表情。

片方の口角だけを上げて笑っている人の笑顔は、相手に不安感や違和感を与えます。

美しい笑顔とはいいがたいですよね。

さらに、眉毛が左右不対象なのも違和感を感じさせ、あまり良い印象を持てません。

それで、自分の姿勢、表情、メイクなどの癖で知らず知らずのうちにアシンメトリーになっているとしたらこれから改善したほうがいいでしょう。

シンメトリーな自分にすることによって、相手の心を安心させ、そして美しい人として好印象を持ってもらうことができるでしょう。