それが世界的には神秘的な印象を与えています。
外国人から見る日本人の性格
世界のジョーク集に面白いものがありました。
ある日、夫がいつもより早く帰宅すると、妻が見知らぬ男を部屋に引き込み、事に及んでいた。
この場面でアメリカ人、フランス人、日本人はそれぞれどうするか?アメリカ人は男を銃で撃ち殺した。
フランス人は自分も服を脱ぎ始めた。
では日本人は?日本人は名刺を準備して、事の終わるのを待っていた。
このジョークはすべて当たっているとは思いませんが、示唆に富んでいます。
日本人はすぐ行動には出ない。
名刺交換して互いの関係性をはっきりさせないと、話をすることができない。
などの特徴は描かれていると思います。
完全に否定できないのはちょっと残念です。
卑屈、自虐的である
卑屈感はもちろん人間以外の動物にはなく、また世界的にもあまり見られない感覚です。
とくにヨーロッパ、インド、中国の3大文明の影響下にある地域にはほとんど見られません。
貧乏人でも、物乞いですらも堂々としています。
もちろん自分と神との関係が優先であったり、階級社会、家族中心思想によって、日本より第三者との関係を重視しない傾向があります。
大陸に住む人たちは、何よりも味方を増やすことを優先しているように見えます。
卑屈や自虐的になっていたら、誰も相手にしてくれません。
日本社会のように同情を得ることは期待できないのです。
謙遜という文化がある
謙遜も日本に特有のものです。
筆者は中国、韓国で企業のパーティーに参加したことがあります。
日本同様主催者は、お忙しい中お集まりいただいた列席者にまず感謝の意をささげます。
しかしその後は様相が違います。
ただひたすらに自分たちの業績を強調します。
自分がいかに優れた経営者であるかを繰り返します。
そうすることで頼もしいリーダー像を演出するのです。
株主様、取引先様やお客様のおげです、という謙遜したあいさつにはなりません。
謙遜するという文化そのものがないのです。
外国人相手には、しっかり自分の意見を表明しましょう。
周りと同じことをしている
日本人は周りと同じことをしていないと不安になる、という特性を抱えています。
この理由として、日本には四季があり、周囲と同じ農作業をこなさいとメシが食えないから、とする学者の説を聞いたことがあります。
これも原因の一つかも知れません。
しかし四季のある地域はたくさんあり、説得力に欠けています。
狭い島国であること、名こそ惜しけれ、という恥の文化があることなど、複合的に影響していると思います。
日本で大切にされる協調性
日本のサラリーマンが6人で昼休みに定食屋へ行ったとします。
6人がバラバラに違うものを注文する可能性はあまりありません。