熱が出たといえば、すぐに仕事を休みます。
昔は社会主義だったので、夏の休暇は3か月あったほどらしいです。
仕事で自分の自由な時間を奪われるなんて、なんてつまらない人生なのかしら、と思われてしまうこともあったり、お金がないという割にいつもブラブラしているように見えたりすることもあるかもしれません。
なので、日本的な感覚で仕事で忙しいとか、仕事で帰れないといったことを自慢すると、額にお金の奴隷みたい、と思われてしまってあまりイメージよくありませんし、仕事で夕ご飯に遅れるといったことでも、怒るということもあるくらいです。
家庭と仕事とのバランスや考え方の点でも、よ~く話し合って理解しあうことが不可欠ですね。
日本とは異なる婿姑問題
ロシア人の女性と結婚するとなると、ロシア人の義理のお父さん、お母さんができます。
当然ですが、これがまたストレスの原因になることもあります。
日本では、嫁姑問題が多いのですが、ロシアでは婿姑問題が多いようです。
家族の連帯感が強いロシアでは、奥さんのお母さんが婿に対してあれこれを口出しをして、関係が難しくなる、ということがあるようです。
結婚してからも、仕事のこと、家庭のことをあれこれを口出しされるということがあるので、うっとおしく感じることもあるかもしれません。
認めてもらえれば、絆の深い家族の一員として大切にしてもらえるので、頑張って乗り越えていきましょう。
結婚後も愛情表現を続けること
結婚したとたん、愛情表現が少なくなる、というカップルは離婚しやすいようです。
ロシアはなんと離婚率が世界でトップクラスです。
ロシアの女性は、結婚してからも愛情表現を毎日のように求めます。
夜生活もそうですし、一日に何回も電話をかけて「愛しているよ」「きれいだよ」と言ったはっきりとした愛情の言葉を言ってもらいたい、という人もいます。
そして、結婚して何年たっても誕生日などには大きな花束をプレゼントしたりすることも仲良く一緒にいるために必要だったりします。
結婚後もちゃんと愛情表現を、めんどくさがらずにできるかどうかは、一生仲良く暮らすために必要なことなのでしょう。