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行動心理学を学びたい人は知りたい、...(続き2)

精神的な面で幼さの残っている人は、口惜しい思いをしたときに爪を噛むことがあります。

口惜しさを自身の爪に向ける仕草になります。

爪を噛むのは、軽微な自傷行為のひとつと言えます。

人は自身の思いが届かないときや身近な人に分かってもらえないときに、口惜しい思いをすることがあります。

口惜しさで心が傷つかないようにするために、心を傷つけないための『代替手段』として、身体を傷つけようとする軽微な自傷行為が爪を噛む仕草と言えます。

5. 人と一緒にいてもいつもスマホや携帯を見ている人に当てはまる法則


そばに居る人よりもスマホや携帯の方に身近さを抱いている人は、他の人と一緒にいても、いつもスマホや携帯を見てしまいます。

スマホや携帯を見ることで心が落ち着く心理状態は依存症の一種と言えます。

人と一緒にいても、相手を『退屈な人』と思い込んでしまい、会話をすることが面倒になり、スマホや携帯を『擬似的な話し相手』にしてしまう行為と言えます。

一緒に居る人に向かって、『あなたとは愉しいときを過ごせない』と心の中で思っていることの現れです。

6. あごをさする人に当てはまる法則

『あごで人を使う』ということわざがあるように、あごは高慢さの象徴です。

職場において自分よりも立場が高くない人に向かって『アゴで使う』行為をする人は、自身の小心さや臆病さを隠そうとする行為と言えます。

また、恐怖で怯えているときの例えとして『あごがガクガクする』と言います。

つまり、アゴは高慢さと小心の両極面を表す言葉として使われます。

日頃、あごをさする癖のある男は、周りの人に高慢なことばをぶつけたい欲求に駆られている心理状態にあることを物語っているのかもしれません。

高慢な態度をする人の心理状態を探っていくと、小心者と言われる気が小さい、臆病の特徴が観えてきます。

高慢な態度は、自身の臆病さを隠そうとする行動と言えます。

奥さんや家族への家庭内DVをする男には、気が小さく臆病の傾向があると言われています。

7. すぐ口元を隠す人に当てはまる法則

口は心の内を表現する言葉を発する身体の器官です。

つまり心の内を周りの人に気付かれたくないときに、言葉を発しないようにする心理状態が口元を隠す仕草として表れてきます。

自分の本心、本当の姿を見せたくない、隠したい心理状態の表れです。

また、顔の一部である口元を隠す仕草は、顔を隠したいという恥ずかしい心の状態を物語っています。

周りの人への警戒心のため、本心を隠したい、素顔を隠したいという心理状態が口元を隠す仕草として表れてきます。

また、周りの人や目の前の人との会話が弾んでいても、すぐ口元を隠す仕草をしているときは、話し相手に心を開いていない、信頼していない、心を許していないことを物語っています。

あなたが男性なら、会話の相手の女性が口元を隠す仕草を見せたなら、一見親しそうに見えても、あなたに心を開いていないことの表れなのかもしれません。

8. 瞬きの回数が非常に多い人に当てはまる法則


『目は口ほどに物を言う』ということわざ通りに、目の仕草である瞬きは『心が瞬いている』心理状態を表しています。

心が『瞬く』状態は、緊張している、警戒している、怯えているときに起こります。

潜在意識が発する自己防衛本能が働いている状態と言えます。

男性のあなたにとって、目の前の女性が瞬きの多い仕草を始めたなら、あなたに警戒心を抱いている心理状態に包まれていることを表しています。

相手の女性は、あなたが語る話しの内容を信じていないともいるでしょう。

もし、あなたが隠し事をしているなら相手の女性はそのことに気付き、あなたに警戒心を抱いている心理状態が、瞬きの回数が非常に多い仕草として反応していることを意味しています。

あなたの隠し事に、相手が気付いたとき、瞬きの回数が多くなります。

瞬きは心の緊張度合い、警戒度合いを表すバロメーターです。