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ペットロスを乗り越えるためにやりた...(続き2)

1.自分の感情に素直になろう


 ペットロスになっている人は、それを自覚したくないと思う傾向にあります。

ペットの死を看取った後に、悲しんでいる自分を自覚したくないのです。

例えば、長いことペットの介護をしていた人は「これで大変な思いをしなくて良くなる」「あの子も楽になれただろう」というように考えるものです。

ですが、そうした発想の転換をするのはとても大変なものです。

自分の感情に背を向けて明るく振舞っていると、それは空元気ですよね。

沢山のエネルギーを使うはずです。

ペットロスになってしまっているときには、まずは自分の状態を味隠して感情に素直になることにしましょう。

きちんと自分の感情と向き合うだけで、だいぶ気持ちが楽になるのではないでしょうか。

無理をすることはない

 ペットが死んだ直後には無理をして自分の気持ちを隠してしまうことがあります。

ですが、無理をする必要はありません。

ペットではあっても家族の一員出会ったことには違いないのです。

家族の一員が亡くなったときには思いきり悲しんで泣きますよね。

ペットでもそれは同じことです。

悲しいと思ったときに無理に明るいことを考える必要はなく、ただ、無理をせずに泣いてしまえば良いのです。

自分が無理をしていることに気づいたら、気付いたときからで良いので、自分の感情を素直に吐き出してみましょう。

2.体を休める

 ペットロスになってしまっているときには、すぐに休みを取った方が良いでしょう。

何も手につかないような状態なのに、何かをしようとしていると空回りして余計に気持ちが焦ってしまいます。

気持ちが落ち着かない状態なら、まずは身体を落ち着かせてあげることが大切です。

会社を休むのは難しいかもしれませんが、ペットロスという言葉は出さずに、体調不良であると告げて一日くらいは休んでも良いのではないでしょうか。

休んで思いきり身体を休めてあげることで、心はともかく身体はリラックスできます。

そうして身体が休まれば、心もだんだんと落ち着いて来るのではないでしょうか。

まずは取り敢えず、身体を休めて思いきり寝ることも大切です。

心身共に疲れている体を労ってあげよう、睡眠や食事も出来るだけしておこう

 ペットをなくした直後は自分が思っているよりも疲れているものです。

ペットの死は、人間の死と違って社会的な生活を停止する理由にはなりません。

つまり、普段の生活を送りながらも、ペットの死を看取って、さらにペットのお葬式まで行ってあげなければいけないのです。

それは肉体的にも突かれていますし、心も疲れ切ってしまっている状態です。

ペットロスになってしまっているときには、ただ心が悲しんでいるだけではないのです。

体と心が物理的に疲れてしまっている状態なのです。

そんなときには睡眠も食事も疎かになってしまっているかもしれません。

自覚がなくても突かれているものだと考えて、ペットロスを自覚した後には、まずはしっかりと身体に休みをあげることにしてください。

3.ペットとの思い出を振り返ろう

 ペットとの思い出を振り返るのは辛いと思っている方もいるでしょう。

まるで死んだペットとの思い出に浸って元に戻れなくなってしまうようで怖いと思ってしまうからです。

ですが、そういう時にこそ思い出を振り返ってみましょう。

ペットとの楽しかった思い出を思い出すことで、ペットが死んだという自覚を持つことができます。

そしてそれは、どこかストンと胸の奥におさまるものではないでしょうか。