人の顔を見たときに「この人はこういう人だろう」と予測してしまうことはありませんか?実際に人の顔を見たときにそう思ってしまうのは人としては当たり前のことですよね。
その人のことが魅力的に見えるかどうかという判断だけではなく、その人の人柄まで代替を想像してしまうのが人間です。
ですが、それが実際に当たっているかどうかは分からないですよね。
「こういう人だろう」と思っていた人が全く違う人間だったということもあります。
ですが、その一方で思っていた通りの人間であったという経験をしたこともあるでしょう。
それでは、人相とその人の性質や生き方にはどのような関係があるのでしょうか。
顔を見ただけで、その人の性質などがすべてわかるとするのならば面白いですよね。
実際に世界には人相学と言って、人相を研究している研究分野もありました。
この人相について見てみることにしましょう。
人相とは
そもそも、人相とはどのようなものなのでしょうか。
人相は人の顔のことを言いますが、人相学の視点で見てみると、人の体型さえも人相の一つに入ります。
人の外見全般ということですね。
もちろん、人の顔から読みることができることは多いでしょう。
ですが、それだけではないのです。
人の体型を見ただけでその人の性格をカテゴリ分類できるという説もあります。
また、骨から人の性格などを読み取ることができるとも言われています。
実際に読み取ることができるのはその人の人柄はもちろんのこと、その人の人生といった広い分野もそうですし、未来と言った将来のことまでも想像してみせます。
古くは学問分野でしたが、現在では人相学は占いのような扱いを受けているようですね。
人相学にも色々な種類があります。
ここでは、人相学の様々な分類やその歴史について詳しくご紹介します。
人相学の3つの大原則
人相学には三つの大原則と言われるものがあります。
顔や骨、身体から三つの大原則を読み取っていくのが人相学なのです。
栄養質
栄養質というと何か勘違いをされる方もいるかもしれませんが、その人の栄養状態を読み取るのが人相学の一つ目の原則というわけではありません。
人相学で言う栄養質とは、女性らしさのことです。
女性が本来持っている資質のようなものを言います。
これは男性に全くないというわけではありません。
男性の中にある栄養質の多さを見れば、その男性の女性らしさを表現することができます。
筋骨質
筋骨質は栄養質とは反対に、男性が本来持っている資質のようなものを表します。
そして、これもやはり、女性が全く持っていないというわけではありませんし、男性が必ずしも筋骨質な表象を持っているとも限りません。
ただし、性質が男性らしいということを表現しているのだということは覚えておきましょう。
心性質
心性質とは、栄養質や筋骨室とは少し種類が異なっています。
これが示しているのは知能の程度であるようです。
男性らしさや女性らしさとは異なるような指標のように思えますが、人相学の世界では同率に扱われるものです。
例えば、栄養質の眉、というのと同じような軸として心性質な唇というような言葉が使われることがあるのです。