ジュースと名乗れるのは果汁100%のみ
普段口にする機会が多いであろう「ジュース」ですが、実はジュースと名乗れるのは果汁100%のみなのです。
というのも、ドリンクの分類および表示は、法律で規制されています。
ジュースの条件は果汁100%であることなので、もし100%でないドリンクをジュースと名乗った場合は、不当表示となり、罰則がついてしまうのです。
では、果汁100%でないドリンクのことをなんと名乗るのかというと「果汁入り飲料」になります。
また、ジュースか果汁入り飲料か見分けるには表示を見るだけでなく、パッケージに果物の断面の絵や写真が載せられているので、パッと見ただけでも見分けがつくでしょう。
ドーナツの真ん中に穴が開いている理由
ドーナツの真ん中に穴が開いている理由は、あらゆる諸説があります。
その中でももっとも有力なのは、19世紀アメリカでのこと。
19世紀半ばのアメリカのハンソン・グレゴリーは母親が作ったドーナツが生焼けだったため、火の通りをよくするために穴を開けることを考えたのです。
また、ハンソン・グレゴリーは船乗りでもあったため、舵輪に指していつでも食べれるように穴を開けていたともいわれています。
カフェオレとカフェラテの違い
カフェオレとカフェラテは、ミルクが入ったコーヒーのことをどちらも差します。
そのため、違いがよく分からないという人も多いはず。
まず「カフェオレ」はドリップしたレギュラーコーヒーに、鍋で温めたミルクを半々ほどの割合で入れたものになります。
「カフェラテ」はエスプレッソマシンを使ったコーヒーに、蒸気で温めたミルクを入れたもので、上部の泡立ちが特徴といえるでしょう。
そのため、カフェオレに比べてカフェラテの方が味が濃いといえます。
かき氷で頭がキーンとなるのはアイスクリーム頭痛
かき氷を食べたときに、頭がキーンとなったことはありませんか?実は、このキーンとする症状には「アイスクリーム頭痛」という名前があるのです。
アイスクリーム頭痛が起こるメカニズムは、冷たいかき氷が喉を通過するときに神経が刺激され、このときに発生する伝達信号が冷たさを痛みと勘違いして、頭痛が起きるといえます。
また、冷たいかき氷を食べると急激に喉や口の中が冷えてしまうため、人の身体は一時的に血流量を増やして温めようとします。
そのときに、脳に繋がる血管が膨張することから、頭痛が起きてしまうのです。
スポーツ編
ここからは「スポーツ」に関するうんちくを紹介していきます。
スポーツ観戦中はもちろんのこと、お酒の席でも大活躍するでしょう!
ラグビーの監督は試合中ベンチにいない
サッカーや野球など、スポーツの試合を見ていると、監督がベンチから選手に向かってサインを出している姿を見かけると思います。
ですが、ラグビーの試合では、どれだけベンチを見回しても監督を見つけることができないはずです。
なぜなら、ラグビーの試合中、監督はベンチではなくスタンドにいるから。
というのも、ラグビーでは「試合は選手たちのもの」という精神が根付いています。
そのため、監督がサインを出すのではなく、選手たちの状況判断を重視しているのです。
また、試合中ベンチにいないからといっても、客席からベンチにいるスタッフに大まかな指示を伝えているのです。
サンドバッグの中に砂は入っていない
「サンドバッグの中には砂がたくさん詰まっている」と思っている人もいるかと思いますが、実は砂は入っていません。
では、サンドバッグには一体なにが入っていると思いますか?答えは「布」です。
フェルトやナイロン、メリヤスなどの生地やスポンジなどの布切れが詰まっています。
ちなみに、サンドバッグと呼んでいるのは日本だけで、海外では「トレーニングバッグ」や「パンチングバッグ」と呼ぶのが一般的なのです。
サッカーボールが白黒になった理由
白黒のサッカーボールは、1960年代のヨーロッパで登場しました。
当時、モノクロのテレビ放送が普及し始めた時期であり、白などの一色のボールでは、テレビだと見えにくいという問題があったのです。