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マナー違反者への上手な注意の仕方7...(続き7)

自分の非を認めたくない

マナー違反を注意されたことに対して素直に謝ると、自分がマナー違反者であることを認めることになります。

自分の非を認めたくないがために、逆ギレすることで相手を跳ね返そうとすることがあります。

誰しもプライドを持っています。

人から何かを指摘されたことが許せないという考えの持ち主は、少しでも注意されるとすぐに感情的になって逆ギレする傾向があります。

子供が大人に怒られて、苦しい言い訳をしながら泣きわめいている状態に似ています。

逆ギレしてきた相手に対して、もう一度注意したり怒ったりすることはしなくていいです。

怒ることも注意することもエネルギーを使います。

逆ギレまでして話を聞いてくれない人には、それ以上深く話をしようとしなくていいと思います。

ストレスが溜まっている

ストレスが溜まると普段は受け入れられることも受け入れられなくなってしまいます。

ストレスが溜まると何でもマイナスに受け取ったり、聞く気持ちになれなかったりします。

拒否することを、逆ギレという方法で感情表現しているのかもしれません。

やり場のないストレスを発散させるために逆ギレしている可能性もあります。

ストレスが溜まっているときは本人が気持ちをコントロールできるようになるまで、何もしないで放っておくのが一番です。

逆ギレしている人をなだめたり、感情でやり合ったりすると自分自身も疲れてしまいます。

一度注意しても受け入れてもらえないときは、少し時間を置いた方がいいです。

マナー違反へのイライラを減らすには

マナー違反へのイライラを減らすには、自分の考えが絶対と思わないのが一番です。

自分はマナー違反だと思って注意しても、言われた相手からすればそれはマナー違反ではないと考えているかもしれません。

細かいところまでこだわらないことも大事です。

きちんとすることも大事ですが、窮屈に感じない程度に緩めるようにしてください。

マナー違反をすぐにストップして欲しいくらいのストレスであれば、引っ越しを考えたり、自分の自宅の窓を閉めきって人との交流を絶つくらいの決断が必要です。

広い気持ちで人と対応できるようにすることはとても大事です。

色んな価値観があることを理解する

自分にとっての常識やマナー違反に該当するような行為は、他の人全員とまったく同じとは限りません。

マナー違反だと周囲の人が感じたとしても、本人はまったくそういった意識を持っていない可能性もあります。

色々な人と会話をして、人脈を広げていってください。

そして色んな価値観があることを理解し、頭から自分の意見で話し出すことを控えてみてください。

柔軟な発想や受け入れは、何かトラブルが起きた時に自分の役に立ちます。

スマートに対応し、大人の女性を目指してみてください。

相手の心理を考える

誰かにマナー違反を注意するとき、言われた相手の心理まで考えるようにしてください。

なぜ相手はマナー違反をしたのか?急いでいたり、体調がよくなかったり、やむを得ない理由があったのかもしれません。

落ち着いて立ち止まって考え、いきなり感情的な言い方をすることはやめたほうがいいです。

注意された相手は、たとえそれがマナー違反であったとしても、配慮のない言い方をされることで心が傷ついてしまいます。

マナー違反をしている人に注意するとき、時間が許されるのであれば「なぜ、マナー違反にあたるようなことをしたのか?」事情を聞いたほうがいいです。

明らかに相手が悪いと分かっていても、注意するときは前もって「急に申し訳ないですがいいですか?」と前置きをしたほうがいいです。

マナー違反をしている人も一人の人、相手が悪いと一方的に決め付けずに、まずは自分から歩み寄るようにしてください。

他の楽しい事に意識を向ける