相手のことを理解しようとするには、その熱を一度冷ますことが必要で、お互いコミュニケーションを取ることを一度やめてみることです。
関わりがある限り、思い出して腹が立つことや、つい思いを口に出して主張したくなることがあるでしょう。
そのために、距離を置いて、お互いに相手のことや自分のことを振り返る時間を作るのです。
そうすると、親は「自分たちが結婚とうるさく言い過ぎた」「子どもの気持ちを考えていなかった」「子どもは成長していたんだ」など反省することもあるでしょう。
自分も、「言い方が悪かったのかな」「親の気持ちを考えていなかったから、うまく伝わらなかったのかもしれない」と思って、もう一度話し合ってみようと思い直すかもしれません。
4.そんなに言うなら結婚相手を紹介して!と頼んでみる
自分も結婚したいが出会いがなく悩んでいるのに、親が結婚しろとうるさい場合もありますよね。
そんなときは、親に結婚の協力をしてもらうよう頼んでみましょう。
そうすることで、結婚に対して意欲があることを伝えることができるので、親を安心させることができます。
また、簡単には紹介もできないので、親も結婚相手を探すのに苦戦するはずです。
婚活が大変なことを知ってもらうことで、結婚についてうるさく言い過ぎたと反省することもあるでしょう。
もしかしたら、待ってましたと言わんばかりに、素敵な人を紹介してくれるかもしれません。
親が認めた人とうまくいくなら、それに越したことはないですよね。
結婚相手にも口出しする親がいるので、そういった場合は親の紹介者と結婚する方が早いでしょう。
ただ、紹介してもらっていい加減な付き合いはできないので、相手への礼儀を忘れずに。
親と紹介者の関係も大切にしましょうね。
5.自分の将来の計画や夢を話してみる
具体的に計画がある場合や、夢がある場合は、親に話してみましょう。
考えていることが明確に伝わると、今は結婚の時期ではないことを理解してくれるかもしれません。
子どもの将来が不安、心配ということから、結婚を急いでいる親もいるでしょう。
その場合は、子どもの描いている将来が見えることで安心するものです。
将来への考えがあり結婚のタイミングが今ではないこと、かつ結婚も視野に入っていることなどがわかれば、子どもに任せてみようとも思えるでしょう。
話す際には、自分の中でしっかりとイメージしていることが伝わるように、一度整理してみるのもいいでしょう。
そうすることで、親にもあなたの将来の計画や夢が具体的に伝わって、納得しやすくなるはずです。
あいまいな表現やいい加減な考えを話したところで、親の不安や心配事は解消できません。
むしろ悪化してしまう可能性があるので、自分の中でまとまってから話すことが大切です。
また、整理してみることで自分も再確認でき、それで本当にいいのかと向き合うこともできますし、もし目標とは違う方向にいるとすれば修正が必要だと気づけるでしょう。
6.親と同居しているなら一人暮らしを始める
親と同居しているから、結婚しろとうるさく言われる可能性もあります。
それなら思い切って、一人暮らしを始めてみるのもいいでしょう。
親が決めるのではなく、自分の意思で一人暮らしを始めることが大切です。
一人暮らしをきっかけに親から離れてみることで、結婚しとろうるさく言われる機会が減ったり、自立することで学ぶことがあり結婚観が変わったりすることもあります。
簡単なことではありませんが、今の状況を変えるには、環境を変えるのも一つの手段で、大きな変化であるほど状況は変わりやすいでしょう。
一人暮らしを始めることで、あなたも親も大きな変化を経験します。
お互い離れて気づくこともあるはずです。
顔を合わせるとつい言いたくなる親もいる
同居しているとどうしても親と顔を合わせる機会が多くなりますよね。
顔を見れば結婚がちらつき、つい口を出してしまう親もいます。
共通の話題が見つからず、コミュニケーションのつもりで声をかけたくなる親もいるでしょう。
子どもは親から話しかけられるのを鬱陶しいと感じる場合が多いですが、親は子どもと会話をしたいものです。