精神的に耐え切れなくなり、やる気や生きる気力を失ってしまうことを心が折れるといいます。

なるべく経験したくないことではありますが、人は誰でもこの心が折れる状態を経験する時があります。

心の強さは体の強さと同じで人によって強さが違います。

ですので心が簡単に折れてしまう人もいれば、中々折れない強い心の持ち主もいるのです。

また、心が折れてもすぐに立ち直れる人もいれば、不幸にも自殺をしてしまう人もいます。

人により深刻な問題になるこの心が折れる状態ですが、心が折れる原因を知れば対処も可能になります。

今回は心が折れる原因と、その対処法についてお伝えしてゆきます。

心が折れる原因が分かれば未然に防ぐことも出来ますし、対処法を知れば心が折れた状態から早めに回復することが出来ます。

心を健全に保つ方法を学んでより多くの時間を幸せでいられるようにしてゆきましょう。

心が折れる体験をしたことはありますか?

あなたは心が折れる経験をしたことはあるでしょうか?例えば、会社での厳しいノルマをこなそうとして無理をし続けていたが、ある時耐えきれなくなり心が折れてしまったり、同じく会社内の人間関係が上手く行かず、孤独とストレスから心が折れる場合もあります。

このような仕事関係だけではなく、失恋も心が折れる原因になります。

好きな人に告白をしてフラれてしまったり、付き合っていた彼氏彼女に別れを告げられ、そのショックから心が折れてしまうこともあります。

さらに大切な人との死別など心が折れるきっかけは人によって様々です。

生きていると心が折れやすくなる時がある


誰もが幸せな人生を望んでいると思いますが、長い人生では時として心が折れやすくなる時がやって来ます。

心が折れてしまうと人生は辛いものと感じられてしまいます。

どんなに強い心の持ち主でも心が折れやすくなる時はやって来ますので、その際に如何に早く立ち直るか、または心が折れても早く回復出来るかが大切になります。

心が折れると重い気持ちになる

心が折れる状態とはどのような状態なのでしょうか?解決出来ていない、または解決出来ない心を折ってしまった原因があるので気分はモヤモヤとして、辛く、重い状態が続きます。

好きだった食べ物もあまり美味しくは感じられず楽しいことが思いつきません。

人によりその程度は様々ですが、辛い状態であることに変わりはありません。

重い気持ちが続く状態が、心が折れている状態です。

心が折れる原因3個


前の章までは、心がどのような時に折れ、心が折れるとどのような状態になるかを見てきました。

この章では人はどんな原因で心が折れてしまうのか、その原因を探ることにします。

心が折れる原因が分かれば未然に防ぐことや、対処法も実践しやすくなるからです。

心が折れる原因を知り、人の心について理解していきましょう。

1、理想と現実のギャップ

高い目標や夢を志していた人が、長い間頑張ってきたのにその目標や夢が叶わず心が折れることがあります。

理想と違う現実に打ちのめされてしまうのです。

その結果心が折れてしまうことになります。

また、憧れていた仕事に晴れて就職することが出来ても、実際に働いてみると思い描いていた理想と違う現実にショックを受けて心が折れることもあります。

このように理想と現実のギャップは心を折る原因となるのです。

思い描いていた結果にならなかった

前向きな人ほど計画を立てて将来に夢を思い描き頑張ると思います。

しかし、人生は必ずしも思い通りになるとは限りません。

思い描いた結果とは違う結果になることもあります。

そんな時に潔く軌道修正を出来れば良いのですが、期待が大きすぎると理想と現実のギャップに耐え切れなくなり心が折れてしまうことがあるのです。

思い描いた結果にならない原因は色々あると思います。

巡り合わせや本人の能力が足りないなど色々な理由があります。

その理由を見極めて再チャレンジすれば、良い結果を招く可能性もありますので、柔軟な姿勢が必要といえるでしょう。

2、ストレス

日々の暮らしで溜ってゆくストレスも心を折ってしまう原因のひとつです。

毎日の通勤での満員電車や会社での人間関係、家庭内での問題など、色々なストレスが心身を蝕んでいくことがあります。

そのストレスを放っておかずにスポーツや趣味などで発散することが出来れば良いのですが、溜まっていく一方のストレスによって、遂に心が折れてしまうことがあるのです。

ストレスの怖いところは気を付けていないと、本人が知らない間にどんどんストレスが溜まってしまうところです。

気付いた頃には溜ったストレスによって心が折れてしまうことになります。

普段からストレスを解消するように心がけることで、ストレスにより心が折れてしまうことを未然に防ぐことが出来るようになります。

【ストレスについては、こちらの記事もチェック!】

3、疲労

ストレスを溜めることと同じくらい危険なことが疲労を溜めることです。

疲労には肉体的な疲労と精神的な疲労がありますが、どちらも身体を不調な状態にしてしまいます。

そうすると、元気な時は何でもなかったことがとても辛く感じてしまい、そのようなことが続いてしまうと、遂に心が折れてしまうことになるのです。

疲労が抜けなくなってしまうと慢性疲労化して常に疲労感を感じるようになってしまいます。

そうなる前に心身のリフレッシュをして疲労を溜めないようにしましょう。

忙しくても自分の時間を取るようにして、心身を休ませることが大切です。

心身ともに弱くなる

疲労を溜めたままにしていると、心身ともに弱くなってしまいます。

外部のストレスに弱い状態になってしまい、心が折れやすくなってしまいます。

心が強いと思っている人でも心身が弱くなってくると心が折れてしまうこともありますので注意が必要です。

肉体的には美味しい栄養のある食べ物を食べたり、マッサージをするなどのケアをするべきですし、精神的には仕事などストレスがかかることから離れる時間を持つことが大切です。

そのように肉体面と精神面のケアをすることで心身が弱くなることを防ぎ、心が折れる原因をなくすことが出来ます。

心が折れた時の対処法

前の章まででは心が折れるとはどのような状態なのか、そして心が折れる原因はどのようなものがあるのかをお伝えしてきました。

心が折れる原因が分かっただけでも、その原因に対する対処がしやすくなるので心が折れてしまう状態を減らすことが出来るようになります。

この章では心が折れてしまった時の対処法についてお伝えしてゆきます。

心が折れてしまっても、対処法を知っていれば早く立ち直ることが出来ます。

万が一心が折れてしまった場合はご自身に合う対処法を実践してみてください。

それではひとつひとつ具体的に説明していきます。

考え方を変える

心が折れてしまった際は、今までと違う考え方をすることが良いでしょう。

心が折れている自分を責めずに、ああ、自分は今休息が必要なんだ、と自分を労う気持ちを持つことが大切です。

そして、今まで心が折れるまで頑張り過ぎた自分の考えを改めて、休息時間を持つようにします。

つまり、自分に休んでも良いと自分に甘くするのです。

さらにこれからは柔軟な姿勢で物事に臨むようにすれば、段々と心が回復してきて、心が折れた状態から抜け出せるようになります。

心が折れる状態も、健康な状態も、どちらも本人の物事の捉え方による結果です。

考え方を変えることで物事の捉え方が変わり、結果として心が折れた状態から回復するのです。

感情的にならず考える

感情的になり過ぎて物事を考えると、上手くいっている時は良いのですが、上手くいかなくなった時に落ち込みやすくなります。

また、感情的になり人と接すると人間関係でトラブルになることが増え、心が折れてしまうこともあるのです。

それを防ぐには、普段から感情的になってしまう自分に気付くようにして、なるべく感情的にならないようにすることです。

感情を抑えるのではなく、感情的になる自分を冷静に眺めるようにするのです。

そうすると徐々に感情を鎮めることが出来るようになってきます。

落ち着いて物事に対処出来るようになれば、感情の落差から心が折れてしまうことを防ぐことが出来ますし、心が折れてしまっても回復が早くなるでしょう。

思い切って休む

心が折れやすい人は真面目な人が多い傾向にあります。

真面目なために上手に休むことが出来ずにストレスが溜まり、心が折れてしまうのです。

そのような場合は思い切って休むことにしましょう。

心を折った原因である仕事や人間関係から一端離れてゆっくりと休むのです。

温泉に浸かりに行くことも良いでしょう。

ストレスの原因から離れて十分な休息をとることで心身が回復してきます。

そうすると、仕事や人間関係にも前向きに対処出来るようになりますし、休息で折れた心も回復してくるのです。

心が折れた状態を先に回復させることで、前向きに物事に対処できる自分を先に作り、さらにストレスを溜めないようにするのです。

『休む』意識を持って休む

休みを取る際は休むという意識をしっかりと持つことが大切です。

心のどこかで仕事を気にしたり、休むことに罪悪感を感じながら過ごしてしまうと十分な休息が取れません。

休んでいる喜びやくつろいでいる実感を持ち、五感で快適な時間を感じてゆきます。

いつもは頼まないようなちょっと高級な料理や、指定席でゆっくりとくつろぎながら行く電車の旅など自分をもてなすようにします。

十分な休息があなたを回復させて心が折れた状態から健全な状態へと戻してくれるのです。

周りにサポートしてもらう

心が折れた場合は、自分一人で何とかしようとせずに、周りのサポートを受けることも大切です。

友人や家族、信頼出来る人にサポートしてもらうのです。

素直に辛い自分の現状を伝えて相手に分かってもらいましょう。

また、深刻な場合はプロのカウンセラーに頼むことも出来ます。

人に聞いてもらうだけでも大分楽になりますので、積極的に周りのサポートを受けてみましょう。

その支えが折れた心を回復してくれるのです。

話す事で気持ちが軽くなる

人に話すということは、それだけで気持ちを軽くする効果があるのです。

自分の中に合った溜めこまれていた感情やストレス、誰かに理解してもらいたいという気持ちを外に出すことが出来るからです。

中には泣き出してしまう人もいるかも知れませんが、それだけ心に負担がかかっていたということになります。

心の負担を軽くする人に話すことは、折れた心を回復させるために効果的な方法です。

友達と遊ぶ

心を許せる友達がいる場合は、彼らと遊ぶことも効果的です。

元々友人関係は利害関係ではなく、一緒にいると楽しいから築かれた関係なので、損得なしに心から楽しむことが出来るからです。

そのためストレスがなく楽しい時間を過ごすことが出来ますし、自分の辛さを友達に話すことで溜めこまれていたストレスや感情を発散させることも出来ます。

困ったときはお互い様というように、友達はお互いが助け合える素晴らしい存在です。

人付き合いが苦手なら1人でもOK

しかし、中には人付き合いが苦手で1人でいる方が気楽な人もいると思います。

そのような場合は無理をして他人に話を聞いてもらったり、遊ぶ必要はなく1人の時間を楽しむようにしましょう。

1人で好きなことをして、ストレスを解消してゆくのです。

そして心が元気になってきたら、心が折れた原因を解決する方向に進めばよいのです。

自分に合う方法で、心身をケアすることが良いのです。

なにもしない

心が折れひどく落ち込んでいる時は、なにもしないことも選択肢のひとつになります。

なにもしないことで心が新たなストレスに苛まされずに済みます。

心が折れて悩んでいる時は、その悩みの思考でさらに深く落ち込んでしまう傾向にあります。

その悪循環を断つ方法が、このなにもしないことなのです。

なにもしない時間を持つことでそれ以上悩まなくて済みますので、段々と心に余裕が出てきます。

それから具体的な解決策を考えていけば良いのです。

なにもしない事に罪悪感を持たない

真面目な人はなにもしないことに罪悪感を持ってしまうかも知れませんが、心を回復させるための対処法として行っているので罪悪感を持つ必要はありません。

その後の回復した状態のためになにもしないでいることを自分に許しましょう。

そうすることで効果的に心を回復させることが出来てきます。

開き直る

最後に、時として開き直ることも大切です。

心が折れる程に思い悩んだ自分を認めて開き直るのです。

そうすると悩んでいた自分が馬鹿らしくなり、何でも出来るという気持ちが湧いてきます。