完璧主義の人は、なんでもかんでも終了させるにもその物事を続行するにも完璧でなければなりません。
イメージすると、かたくてまっすぐそびえ立つような建物を作り上げているんですね。
完璧にしていれば、どんなに周りからいわれたとしても簡単に壊れることがない・・・ように感じます。
しかし、そうではないんです。
硬くてまっすぐそびえたつ棒のような建物は、周りから強風がふいたらそのまま”コテン”と倒れてしまいます。
そして、なかなか起き上がることができません。
なぜならば、完璧に作られているからこそ重く、硬いからです。
完璧主義の人は、自分が完璧でなければならないし、その状態がベストだと考えているんですよね。
それだというのに、周りから「おかしい」「ちょっと間違ってる」そんなことを言われるだけで、自分は完璧ではないんじゃないか…という錯覚に陥るんです。
完璧主義だけれども、他人の意見に依存している一面があるってことです。
逆に、完璧主義ではない”ふわふわの建物”であれば、倒れたってすぐに起き上がることができますよね。
自分に自信がありすぎる
完璧主義な人って今お伝えしたように、”完璧であるのが自分のベスト”と思ってます。
そのため、自分はいつでも完璧だと思っているんです。
要するに自信がありすぎるんですね。
そのため、少しでもその自尊心を傷つけられるようなことが起こるとその自信が傷つけられ、すぐに心が折れてしまうんですよね。
すぐに折れることはありませんが、じわじわと心が折れてしまうので立ち直るのにかなりの時間がかかってしまいます。
向上心が強いという点ではいいこと
完璧主義の人は、向上心がとても強いです。
それは”いつでも完璧な自分でいたい””マイナスな面はなくしておきたい”という気持ちがあるからです。
そのため、欠点を見つけてはすぐに改善するように行動できるんですよね。
その点においては、人間的に成長することができるのでとてもよいことといえます。
しかし、あまりにも完ぺき主義すぎると、倒れたときに立ち直れなくなってしまう・もしくは立ち直るのに時間がかかってしまうのでできる限り”ゆるい気持ち”で物事に取り組みたいものです。
被害妄想が強い
被害妄想が強い方は、必然的に心が折れやすくなっています。
というのも、なんでもかんでも目の前に起こることは”悪いことだ””悪いようになるに違いない”なんて勝手に妄想してしまうからなんですよね。
それ以外にも”妄想しやすい””いつでも空想している”という方も、心が折れやすい傾向があります。
まだ現実では何も起こっていないというのに、最悪の事態を勝手に想像して、このような現実になるのだと思い込んでしまうからです。
今起こっていない未来は、あなたが作り出す未来です。
そのように悪いことばかりを想像していると、あなたはその未来を求めていることになり、自然に自らその悪い事態を引き起こすことになります。
被害妄想が強いという自覚はなくとも、周囲の人からそのように指摘されたことがあるのであれば悪いほうへ考えるクセを改め、どんなにおかしくても良いことがやってくることを妄想するようにしましょう。
ネガティブに考えすぎる
被害妄想になってしまう、そのような考え方をしてしまうというのは、もともとネガティブな方が多いです。
ネガティブでなければ、悪いことを考えるのではなく、”良いことがやってくる”ことをイメージするものです。
あなたは、いつでもネガティブ思考をしていませんか?
ネガティブに考えていたからこそ、悪い事態を避けることができた経験があるかもしれません。
しかし、人生を楽しく生きるためにはいつまでもネガティブでいるわけにはいかないんですよ。
人を信用していない
恋人がいつもより優しい、なんだか友だちの接し方がいつもと違う気がする・・・。
たったそれだけで、相手を疑い、そして悪い事態が起こっていると想像してしまうのが被害妄想です。