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手前味噌とはどういう意味?デキる人の使い方を教えます


「手前味噌ですが…」そんな言い回しをしているのを、聞いたことがありませんか?
筆者も、聞く機会が多いわけではありませんが、この言葉、聞いたことがあります。

前後の文脈から考えて、なんとな~くで意味を捉えていましたが、実は正確な意味は知りません。

ですので当然、自分では一度も使ったことが無い言葉です。

意味を知らなければ、使いどころも分からないですからね!

皆さんは手前味噌の意味、知っていますか?
筆者は、手前味噌ってなんとなく、謙遜のような意味なのかなって思っていましたけど、やっぱりちょっと違うみたい。

ニュアンスは近いものがありそうだけど…イコール謙遜ではなさそうです。

という訳で今回は、知っているようで知らない“手前味噌”について、その意味や使い時、手前味噌という言葉が生まれた由来まで、徹底的に調べてみました♪

この記事の目次

️手前味噌の意味

筆者は、言葉自体は知っているけど正確な意味は分からない“手前味噌”。

案外皆さんの中でも、意味はよく分かっていないって人も多いのではないでしょうか?
また中には、聞いたことが無い!初めて知った言葉だ!と言う人もいるかもしれませんね。

筆者も実際、そう頻繁に聞く言葉じゃありません。

それに、どちらかというと年齢層の上の人からしか聞かれない言葉のような気もします。

手前味噌は昔からある表現方法だし、今の若者の流行言葉とは違うので、若者世代には浸透していなかったりもするのかもしれませんね。

ただ、古くからある日本の言葉にはそれなりの歴史があり、それは日本ならではの表現方法だったりもします。

日本人としてはやはり、自分たちのルーツである言葉は、ちゃんと理解しておきたいものですよね。

さて、そんな手前味噌という言葉ですが、言葉の組合せ自体は“手前”と“味噌”で簡単。

なのですが、これが組み合わさった“手前味噌”は、「なんでそういう意味になるの?」と思わされる意味になっているんです。

“手前”と“味噌”で、どうしてこの意味とされるのかは、後々にご紹介する由来を知れば納得!となるのですが、ここではまず、手前味噌の意味についてご紹介していきますね。

意味が分かれば今後「手前味噌ですが…」なんて言っている人が、どういうつもりで言っているのか…見る目もちょっと変わるかもしれません。

手前味噌の意味は、一言で言ってしまえば“自慢”を表わす言葉となるそうです。

ですが、細かく分けると4つの意味があり、微妙なニュアンスが含まれる言葉になっているようです。

自慢ではあるんだけど…手前味噌が意味するところとは?

出来る人が使うという手前味噌には、一体どんな意味があるのでしょうか。

自分で自分を褒めること

手前味噌の意味のひとつは、“自分で自分を褒めること”です。

つまり、「手前味噌ですが…」というと、「自分で自分を褒めちゃいますが…」と言う意味にもとれるわけです。

日本人には謙遜の文化があり、あまり自分のことを自分で褒めたりってしないんですよね。

しかも、謙遜するにしても、誰かに褒められたのを「いやいや。

そんなことありませんよ」と言って謙遜するんです。

それが「手前味噌ですが…」と言う場合は、誰に褒められたわけでもない段階で、ちゃっかり自分で自分を褒め、さらに「ですが…」というところでちょっと謙遜もしているという、微妙な表現の仕方になっているんです。

自分で自分を褒めつつも、ちょっと謙遜の姿勢を見せておくことで、角が立たないようにしている言い回しだということなんですよね。

自分で自分を自慢すること

そして“自分で自分を自慢すること”も、手前味噌の意味になります。

これも自分で自分を褒めるのと、ほぼ同じような意味で、同じような使い方がされるのですが…褒めるのと自慢するのは、またちょっと違いますよね。

自分で自分を褒めるのは、ちゃっかりしてて憎めない感じもします。

だけど、自慢するということは、自分で自分を褒めた上に、人に誇らしげにもなっています。