物事には専用というものが何にでも用意されているものなので、使い心地が悪い場合は大人しくヒゲソリ専用のものなどの「シェイビングフォーム」を使っておいた方が良いかもしれません。
剃り方の手順
では最後に「剃り方の手順」を簡単にまとめて、本記事を締めくくりたいと思います。
最後まで長々とお付き合い頂き誠にありがとうございます。
最後までもう一息です。
1. まずは頭頂部
まずは通常つむじがあると思われる「頭頂部」から剃っていきましょう。
頭の毛は通常放射線状に生えている場合が多いので、その事も考えながら、毛の方向をよく手で触って確認してください。
そして「シェイビングフォーム」などを頭皮につけて、まずは毛の根元から毛先に向けた「順剃り」を心掛けて剃っていって下さい。
1. 前から後ろに向けて剃る
次にそれが終わったら、順剃りで剃り残した毛を「横剃り」、「逆剃り」等で仕上げていきます。
どうしても頭は顔のヒゲと違い、面積が広いと思いますので、部分部分できっちり分けて剃っていった方が剃り残しの心配もなくキレイに剃る事が出来ると思います。
ですので、まずは頭頂部から前方に向かって剃り、仕上げに頭前方から頭頂部に向かって剃り、順次仕上げていって下さい。
2. 次に横
頭の前方部分が終わったら、次に見やすい「サイド」の部分に参りましょう。
ここも通常は頭頂部から耳や首元に向かって毛が生えている事が多いので、その事も考え、慣れていない場合は「シェイビングフォーム」等を付ける前に必ず毛の生えている方向を確認しましょう。
それが出来たら毛の方向に沿って、順剃り、「シェイビングフォーム」がカミソリ等でなくなったら基本的にはその部位はカミソリを掛けないことを意識して下さい。
あまり多くの「シェイビングフォーム」を付け過ぎるとそれでも「剃りにくく」なってしまいますが、「シェイビングフォーム」のないところを剃るのは皮膚が保護されていないところに刃を当てることになるので肌を傷つけてしまいます。
1. 下から上に向けて剃る
ですので、順剃り、逆剃りをしてまだ剃り残しがあった場合は、必ず水分の多いタオル、オススメは水泳などで使うスポンジ状のタオルなのですが、そのようなもので頭皮を一時的に洗い流し、水分を取ったら、また「シェイビングフォーム」をつけて剃り残しを剃るといった手順で行っていって下さい。
3. 後頭部
最後に後頭部です。
ここまでくれば一番むずかしい部位でもありますが、基本の「毛の方向」が分かっていればそんなに剃るのは難しくありません。
また、「合わせ鏡」等であまり鏡に頼り過ぎると鏡は左右反転して映りますから、慣れていないと逆に手元が狂ってしまう原因になるかも知れません。
手で毛の方向を探って、感覚で剃る方が上達しますし、キレイに剃る事が出来るでしょう。
1. 下から上に向けて剃る
後頭部も同じく、頭頂部から首元に向かって毛が生えている事が多いので、最後に逆剃りする際は刃を走らせる方向をよく考えながら、ゆっくり力を入れずに行って下さい。
剃り終わったら、冷却、保湿も忘れずに。