もちろん、今はあまりテープを使われないことから、テープ君はもう絶滅しました。
どちらかと言うと、今は年配の方がそのようなiPadやスマホから置く額を再生する気になれず、CDもあまり使い慣れない方でしたら、今でも演歌をテープで聴く方はいますが、若い世代にはまずテープを使う人は、アナログ好きでない限りはまずはいません。
こんなことまで、当時の女性は男性たちを利用してきたのですね。
コード君
コード君と言うのも、著者にはあまり見当もつかず、他の著者より下の世代の方だと「?」と思うことも多いでしょう。
このコード君もまたバブル時代の若い女性を支えてくれました。
いわゆる電化製品の配線をしてくれる男性の事をいいます。
今でもこの配線が苦手な女子は多いと思いますが、当時もまた、女性には不得手に思うような人も多かったのです。
そこで、彼らコード君が、女性によって電話一本で呼び出されるのです。
ビデオやオーディオ関係の電化製品も彼らが女の子のためにつないでくれ、主にそのようなことを得意とする理系の男の子がコード君になることが多かったようです。
彼も、驚くべき事に、配線をした上に女性に食事までご馳走するような人もいたとか!
本当に当時の女性はお姫様扱いだったのですね。
では、このコードくんたちは、いい思いができたのかというと決してそうではありません。
基本的にはコード君は指1本その女性に触れることができず、ただコードをつなぐためだけに保たれているような関係だったようです。
このように聞くと、なんだかコード君も切ないですね。
ハゲ
ハゲと言うと、髪に自信がない人はちょっとどきっとするかもしれません。
ただこのバブル時代の用語に関して言うと、髪の量は関係なかったとか。
例え、アフロのようなふさふさの頭であったとしても、女性たちはこの役目の人ハゲと呼びました。
いわゆる愛人関係のことを指すのですが、肉体関係のない人のことを言いました。
そのような関係のない愛人という事ですので、お金だけを払ってもらう関係だったようです。
もちろん、このハゲと言われている男性も、何とかして肉体関係がある普通の愛人関係に持ち込みたかったところはあるようですが、当時のバブル女子は、そこをうまくすり抜けて、どうにかしてそのような関係がないままお金だけを出してもらうようにしていたようです。
下記のパパの話につながりますが、どうにかしてそのような関係にならずして、お金だけを出す男性をキープする事は抵抗なくできたような女の人も多かったようです。
パパ
上記のハゲの話に繋がるところもありますが、こちらのパパと言うと本当の愛人関係のことを指します。
パパといっても血のつながりはなく、いわゆる今の援助交際の走りのような感じです。
ただ、ここはバブル時代だけあって、その対価は凄いものがありました。
例えば高級マンションを借りてくれるようなパパまでいたそうです。
ただ、今でも援助交際については眉をしかめる人が多いように、バブル時代においてもパパがいる状態はあまり好ましくないと思っている人も多かったようです。
ですので、実際にこのパパがいた人もほんの一握りであったようです。
ただ、こちらのパパと言うと、不景気の今をもってしても完全に死滅したというわけではなく、結構現代にも通じているところがあります。
援助交際などが流行ったのもそのバブルが弾けてからでしたので、女性はいまだに男性と肉体関係を持つ代わりにお金を払わせるような重要な事はやってきたようです。
3高
先ほども触れたように、バブル時代は3高がもてはやされました。
高身長、高収入、高学歴の3つです。
今の4低を目指している女性からすると信じられないような時代ですね。
今、この4低がもてはやされているのは、バブルがはじけ、収入が少なくなり、女性と2人で働いていくようにしないと、子供を持つとしたら学費を出すのが大変だと言われる時代になったからです。
でも当時は給与も多かったですし、終身雇用も約束されていました。
ですので、働く女性がもてはやされた時代になりつつありましたが、まだまだ、女性も専業主婦ができた時代です。
バブル時代の少し前、山口百恵が引退した出来事があったのですが、母が好きで彼女の書籍を見ていたので、ちらっと聞いたのですが、当時は芸能界を引退して専業主婦になることに強い抵抗を示す女性も多かったようです。