それに人にいいことをしてばかりいる人って、なんだか幸せな出来事に恵まれているような気がしませんか。
覚悟を決めてすること
仕返しをするということは、相手から嫌われるリスクを負うということになります。
その相手からされたことをあなたが嫌と思ったのです。
あなたがそのことを相手にすれば、相手も嫌な気持ちになるかもしれないのです。
あなたは、嫌なことをされてもすぐにその相手と縁を切らずに仕返しをしますよね。
ですが、相手はあなたにされたことだけを見つめ、あなたとは縁を切るかもしれないのです。
または、自分のしたことを忘れ、あなたにされたことを周囲の人にウワサとして流すかもしれません。
あなたが仕返しをすることであなたが不利になるかもしれないのです。
必ずとはいえませんが、相手によってはそのような状況になってしまうことがあります。
そのため、嫌なことをされて仕返しするには、覚悟をする必要があります。
「あの時あんなことしなければよかった」なんて思わないように、よく考えてから仕返しの計画を練りましょう。
仕返しを意味することわざや古い言葉もある
仕返しをあらわすことばざや古い言葉がたくさん残っているのを知っていますか?仕返したいという気持ち、仕返しをする気持ちというのはあなただけが持っているものではないのです。
あなたの隣にいる人も少なからずそのような気持ちを抱いたことがあるはずですよ。
しかし、それを表に出さず、自分の中で消化してしまう人がいるためあまり気にも留めないのでしょう。
あなたの今の心にピッタリな仕返しを意味することわざや古い言葉があるかもしれません。
蛇の生殺しは人を噛む
蛇を殺さずに瀕死の状態や生かしも殺しもしない状態のままにすると、されたことを忘れずに恨みや怒りを覚え、噛み付いてくるということ。
誰かに悪いことをしたままにすると、その相手が仕返しをしてくるということですね。
目には目を歯には歯を
やられたことを仕返すということ。
これはハンムラビ法典に記載されており、古代エジプトでは実際に行なわれていました。
目をくりにかれたなら目をくりぬき返し、歯を抜かれたら歯を抜き返していたのです。
相手にやられたことをそのまま仕返すことは、心がすっきりするかもしれませんね。
江戸の敵を長崎で討つ
以前されたことを全く違う土俵の上で違った形で仕返しをすること。
江戸で何かをされた人が長崎という全く別の場所で敵をやっつけたことに由来します。
これは仕返しした本人はすっきりするかもしれません。
しかし、相手はどうしてそのようなことをされたのか理解に苦しみ、また新たな仕返しを生む可能性があります。
でも不意打ちに仕返しできたら、気持ち的にラクなのかもしれないですね。
相手も気を緩めていますし。
喉元過ぎれば熱さを忘れる
どんなに苦しいことでも時間が過ぎれば忘れるということ。
たとえ、今は嫌なことをされたことで苛立ち、憎んでいるかもしれません。
それでもこの長い人生を生きていれば、そんなことを忘れるくらいの楽しいことと出会えるかもしれません。
そして、気づけばそんな嫌なことをされたことなんて忘れてしまっているのかもしれないのです。
仕返しをせずに生きていくということになりますね。
仕返しをするメリットとデメリット10個
これから仕返しをしようと考えている人もそうではない人も、仕返しをすることのメリットとデメリットを確認していきましょう。