仕返しをするということは、常識的に考えるとあまり良いことには終えませんよね。
あなたは仕返しをするというのは、メリットよりもデメリットのほうが多いと感じているのではありませんか。
それとも仕返しをすることにデメリットのほうが少ないと感じているでしょうか?
感じ方は人それぞれですが、まずは仕返しをすることで仕返しをした人がデメリットになってしまうこと、そしてメリットになることをそれぞれ見て行きましょう。
もしかしたら、新しい発見があるかもしれませんよ。
デメリット
仕返しをするということは、デメリットがつきまとうものです。
目には目を、歯には歯をという言葉あがあるようにあなたにまた新しく仕返しがやってきてしまうかもしれないのです。
そのことについては、先ほどもご紹介しましたよね。
まずは、デメリットを見ていきましょう。
1.仕返しをした所で何も変わらない
あなたが誰かかされたことをその相手に仕返しをしても、何も変わらないことがあります。
相手があなたがされたときの気持ち悪さ、嫌な気持ちを感じてくれるとは限らないのです。
あなたはあなたなりの感性をもち、相手も相手の感性を持っています。
全員が全員同じ感性とは限りません。
そのため、「あいつにこういうことされたから、同じ気持ちにしてさせてやる」と仕返しをしても相手はなんとも思わないこともあるのです。
自分がされたら嫌ではないから、そういうことをしてきたのです。
そういう相手に同じことをしたとしても、相手は何も感じないの意味がありません。
過去に執着していても過去には戻れない
あなたが仕返しをするということは、そのことをされたことに対してとても執着心を抱いていることになります。
何かに執着していても現実はほぼほぼ変わりません。
その時のことを誰よりも考えていたとしても、その過去の時点には戻ることができなのです。
それどころか時間はどんどん進んでいきます。
もしも、誰かに仕返しすることや誰かにされた嫌なことばかり考えているのであれば、それは不幸なあなたを演出していることになります。
そして、これまでになかった他の嫌なことも引き起こしてしまうかもしれないのです。
過去をみつめるより、楽しい将来のために今を生きるほうがよっぽど心が軽くなりませんか?
2.時間のムダ
過去にされたことに執着して仕返しをするというのは、かなり時間のムダです。
あなたがそうやって相手にされたことにぐちぐちと悪口を言ったり、仕返しをしようと計画を練っているとしましょう。
その間の相手はどうしていると思いますか?あなたがそのように思っているなんて、みじんも考えていません。
そして、相手なりの生活を楽しんでいることでしょう。
心に傷を負うほどの嫌なことをされたら気が気ではないかもしれません。
しかし、そうやって悩む気持ち・仕返しをしようという気持ちとさようならすることは、あなたのための時間を増やすことに繋がるのです。
どのように仕返しをするか考えるより、楽しいことをした方が良い
仕返しをしようと決める前に「相手にはあああしてやろう」と計画のほうが先に頭に浮かびますよね。
そんな風に悪いことを考え、負のオーラをみにまとうよりも楽しいことを考えませんか?負のオーラは、あなたが思っているよりもからだ中に出ているものです。
そうすると、あなたの顔からは笑顔が消え、冷静に物事を判断することが難しくなるでしょう。
そして、人生崩落の道を歩んでしまうのです。
しかし、楽しいことをやったり、考えればそんなことは起きません。
むしろ、あなたの周りには過去の嫌なことを忘れてしまうくらいの楽しいことが起きるのです。