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空虚さを感じる10個の瞬間(続き5)

ふとした瞬間にこの事実と直面し、突如として空虚さが押し寄せてくるということも、よくある話です。

6. 一日中人と話さなかった日

一人暮らしをしている人は、休日などずっと家に篭っていて誰とも会わず、誰とも一言も話さないということもあるでしょう。

一人の時間をゆっくりと楽しむことも、心の休息としては大切な時間です。

しかし、そんな良くある状況でも、時に突然の空虚さを感じることがあります。

これは、その人の精神状態が大きく関わっており、それまでなんとも思わなかったことでも、ストレスや疲れが溜まっていたりして心が弱っていると感じ方が変わります。

誰とも話さなかった1日なんて、これまで沢山あったはずなのに、突然その日はその事実が悲しく思えてしまったりするようなことがあったら、あなたの心が疲弊し、空虚を感じてしまっていることの表れかもしれません。

空虚さが心に押し寄せると、まるで世界のすべてが自分の敵のように感じられたり、どうしようもない程の孤独感に襲われます。

今この瞬間だけでなく、これから先もずっと一人なのではないか、誰も自分のことなんて気にかけてくれていない、自分が居なくなっても誰も困らないのだと、どんどん悲観的なことばかりが頭に浮かんでしまうことも。

空虚は突如襲いくるもの。

なんてことない日常の影から、いつの間にか心に忍び寄っていたりするのです。

7. テレビに向かって話しかけている瞬間

一人暮らしが長かったり、仕事など必要に駆られた時以外に誰かと接する機会が少ない人は独り言が増える傾向があります。

テレビ番組表を見ていて、つい出演者に対して話しかけてしまったり、新聞や本を読んでいる時に声を出して意見していたりする経験がある人も少なくないのではないでしょうか。

そんな時、自分は何をしているんだろうかと我に返って虚しくなる場合もあるはずです。

話す相手がいない、自分が一人に慣れすぎているという現状を再認識した時は、なんとも言えぬ空虚さを感じます。

この虚しさは、自身の現実にどこか納得できておらず理想とのギャップに悩んでいる時に生まれやすいものです。

8. 面白くないのに作り笑いをしている時

嘘の作り笑いというのは、実に虚しさが募るものです。

大人になれば誰しも、TPOに合わせて自分の本心とは異なる対応をしなければいけないシーンに直面します。

しかしながら、それがあまりにも度が過ぎていたり、仕事だと割り切れないプライベートな部分にまで及ぶと心に溜まるダメージは倍増。

偽りの感情ばかりを作り上げていると、本当に面白くないこと、つまらないことの判断ができなくなってしまうので心への負担が大きくなるのです。

本当に楽しい時も楽しいと感じられなくなって、心から笑うことができなくなってしまうこともあります。

自分の中で割り切れる部分とそうでない部分をきちんと線引きするために、心の中のボーダーラインを作っておきましょう。

9. ひとりぼっちで何もすることが無い時

ひとりぼっちの時間は、なにかと考え込んでしまうものです。

普段はあまり考えないようなこと、あえて見ようとしないものも、一人の時間にふと頭に浮かんだりして、センチメンタルな気分になったりします。

何もすることがなく手持ち無沙汰で、ただただボーッとしているなんて、見ようによっては非常に贅沢な時間に感じるでしょう。

しかし、心が疲弊していたりすると感傷的になって心の中にしまっていたものや引っかかっていた問題を引きずり出してしまったりすることがあるのです。

10. ひとりぼっちで食事をしている瞬間

ひとりぼっちで居る時間の中でも、特に1人で食事をしているシーンでは孤独感を感じやすくなります。

家での食事にしても、外食にしても1人で黙々と食事に向き合っている時間は時に虚しく思えます。

食事は1人で食べるより、大勢で食べた方が美味しいと言いますね。

家族でご飯を食べる習慣があった人だと、ひとりぼっちでの食事は尚更寂しく感じるはず。

一人で食べる食事というのは、無意味でただの作業になっていることがよくあります。