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心遣いが出来る人がやっている7個のこと(続き3)

1.人の行動を先読みする

心遣いが出来る人というのは、人の行動を先読みしている人です。

洞察力がある人とも言えると思います。

洞察力とは、“物事の本質や奥底にあるものを見抜く力”のことで、目には見えない人の心や頭の中の考えを見通す力があるということです。

人の行動を先読みするというのも、洞察力なくしては出来ないことで、心遣いをするのにもまた、洞察力が求められると言っても過言ではないでしょう。

人の行動を先読みするには、実に色んな能力が求められるんですよね。

常に周囲の人を観察していなければ、人の行動を先読みすることは出来ません。

つまり、視野の広さが必要です。

そして、その人を見て、次にどんな行動を起こそうとしているかを見抜くには、想像力も必要でしょう。

しかも、その想像は自分よがりの勝手な想像では意味がありません。

相手が思っていることや考えていることを的確に見通せてこそ、人の行動を先読み出来るということになるのです。

心遣いが出来る人というのは、こうやって人の行動を先読みしてさらに、行動に移す行動力がある人でもあるんですよね。

相手の行動や求めを察知して行動に移す。

これを一瞬で判断し、当たり前のように自然にやってのけるのが、心遣いが出来る人なのです。

必要なものを用意しておく

人の行動を先読みし、心遣いが出来る人が何をしているかというと…
“必要なものを用意しておく”という行動をするのです。

人が何か行動をする時、普通は、必要なものは自分で用意しなければなりません。

行動は、必要なものを用意するところから始まるものでもあるのです。

日常的な行動で言うと、人はお腹がすいたらご飯を食べようと思いますよね。

その時普通は、自分でご飯を作るなり買ってくるなり…何かしら用意が必要です。

こういう時に心配りが出来る人が傍にいたなら、「お腹がすいたな」と思った時に、今すぐに食べられる状態にごはんが準備されていたりするのです。

こういった行動をするためには、相手が「おなかがすいたな」と感じるよりもっと前に、「そろそろお腹がすくだろう」と想像して、準備に取り掛からなければなりませんよね。

まぁ食事の準備なら、自分でもお腹がすいたりするのでタイミングも想像しやすいかもしれませんが、心配りが出来る人は随所でこういった先読み行動をするのです。

心遣いが出来る人は、「痒いところに手が届く」そんな行動が出来るんです。

仕事などをやっておいてあげる

人の行動を先読み出来るということは、特に仕事では、それが評価に繋がっていったりもするでしょう。

同僚や上司などの行動もよく見ていて、自分がやっておいてあげられる仕事も分かるので、かゆいところに手が届く行動が出来るのです。

もちろん、自分の仕事はちゃんとこなした上で、他の人の手の届いていない仕事をサポートする。

それが、心遣いが出来る人の行動の仕方なんです。

心遣いが出来る人は、心に余裕を持っているとお話しましたよね。

だからこそ、目配り気配りができ、一番誰かにやっておいてほしいと思うような仕事をやっておいてあげることが出来るんですよね。

2.動線や席を譲る

また、人の行動が先読み出来るという能力があると、動線や席を譲ったりするなどの心遣いが出来るようにもなるんですよね。

視野が広く周りの人の行動が見えていて、心遣いをする気持ちの余裕を持ち合わせていると、動線や席を譲るという行動は、自然と出来る行動なのだと思います。

例えば、職場の狭い事務所内。

人が歩いてくるのが見えていて、その人がこちらに向かって歩いてくるのが分かっていたら、歩きやすい道幅があるかどうかが気になります。

そして通り辛そうなら、椅子を引いて歩きやすいようにしてあげる。

こういった一連の動作は、心遣いが出来る人なら当たり前に出来る行動です。

また、混雑し始めた電車内でも、自分の置かれた状況をよく把握しているのが心遣いが出来る人。