それくらい、遠距離というのは大きな壁になってしまうのです。
声だけだと愛を感じられない
今や誰もが携帯電話を持っている時代ですから、距離が離れてもいつでも声を聴くことは可能です。
毎日電話をして好きな人と話をすることは難しいことではありません。
でも、実際に顔を見たり、触れ合ったりすることがないまま、電話だけで相手の愛を感じられる人はどれくらいいるでしょうか。
特に、顔が見えない分、相手の声の調子でいろんな想像をしてしまう人も多いのではないでしょうか。
仕事で疲れていて、つい相手のテンションとは違うトーンで答えてしまって、話していても楽しくないのかな?と誤解をされることもあるでしょう。
それが重なるうちに「やっぱり会えないと無理だ」と思うカップルは少なくありません。
その思いから電話で「もっと楽しそうに話せないの?」「自分と話していても別のことしてるんじゃないの?」のように言ってしまうかもしれません。
そこからずれが生じて修復できなくなることも十分あり得ます。
こうなってくると、「好きだけどもう無理・・・」と別れを選ぶ人も出てくるでしょう。
その理由で別れた方の体験談
実際に、電話越しの彼氏の声から別れを選んだ人もいます。
彼は疲れていただけかもしれないし、長く付き合っている彼女だから普段通りに接していただけかもしれません。
しかし、以前のように話していてワクワクしている空気が感じられず、本当に私のこと好きなの?と次第に彼を疑うようになっていきました。
本当は電話が面倒くさいんじゃないか。本当は他に好きな人ができたんじゃないだろうか。一度そんな風に疑問を持ってしまうと、その疑問は膨らむばかりです。
好きだけどそれに耐えきれず、別れてしまったという女性もいます。
会えない時間が愛を育てる、というようにうまくいくことは稀だと思っていいでしょう。
2.マンネリ化しているから
では、長く付き合っているのに別れるカップルについてみていきます。
まず多いのが、やはりマンネリでしょう。
好きだけど、ときめきがない、新鮮味がない、などのマンネリです。
好きだけど、と「だけど」が付き始めるとカップル存続の危機と思っていいかもしれません。
また、別れるのが面倒くさいというだけで続いているのも危機と言えますね。
マンネリにはどんなものがあるでしょうか。
関係に進展がない
最近は「10年越しの愛を実らせ結婚しました」のような話が少なくなっているように思います。
恋愛のサイクルが早いのか、付き合ってすぐに結婚するかのどちらかなのでしょうか。
しかしこうして結婚という形になればまだいいのですが、何年付き合っても関係が全く変わらなければ、付き合い続けてていいのだろうか?と思ってもおかしくありません。
「この先あと何年、同じ関係のままなんだろう。」こんな気持ちが芽生え始めると、そのまま付き合うことを疑問に思ってしまいます。
そうなると、好きだけど別れようかな・・・と思うこともあります。
恋人が自分を嫌っているのではないか・・・
慣れてしまったが故、かもしれませんが、付き合い始めのように会話がない。記念日のお祝いもない。
こんな風になると、もしかしたら好きなのは自分だけで、相手はもう自分のことなんて好きじゃないのかも?と思うことがありますよね。
こういう不安は、なかなか消せるものではありません。
事実ではないのに「もう私のことなんて好きじゃないんでしょう?」などと問いかけてしまい、逆に相手の気持ちを萎えさせることだってあります。
こうなるともう、負のスパイラルです。
愛されてない。嫌われてしまった。こんな思い込みが、好きだけどもう別れたい、と悲しい別れに繋がることになってしまいます。
このままダラダラ続けばよくない結末に
例えばですが、恋人の悪いところが気になってはいるけど、別れるほどではないからと見ないふりをしてきたとします。