部活やサークル、会社などで時々OBや、OGといった言葉を耳にする機会があると思います。

自分がそこに所属する以前に所属していた、いわゆる先輩のような存在ですが、このOBと会って話をすることで、普段はあまり得られない所属場所の情報や、自分が知らなかったことなどを教えてもらえることがあります。

OBと会う時にはそれなりに敬意を払い、気を遣わなければなりませんが、その分自分にとってのメリットもたくさんあります。

普段は中々訪れないせっかくの機会ですから、なるべくたくさんの情報を得るためにも、OBとの上手な付き合い方を紹介します。

あなたもOB!OBの意味をおさえよう

部活やサークル、会社などの飲み会や懇親会がある時に、「今度の集まりにはOBも来るから」という状況になることはそう珍しくはないと思います。

OBが来るといった言葉は気軽に耳にすることですが、中々馴染みがない人では言われた直後に「OBってなに?」と思ってしまうでしょう。

そこで誰にも聞かずに当日を迎えてしまうと、集まりの時になって顔も知らない、会ったこともないような年上の人たちが何故か現場にいてさらに首を傾げる、なんてことになってしまいます。

何より、せっかくOBから貴重な情報を得られるかもしれないという機会を、みすみす見逃してしまうことになるのです。

興味のない人からすればOBの存在など、ただ気を遣うだけの面倒な存在に思えてしまうかもしれません。

しかしOBから自分が必要とする情報を聞き出して役に立てたいと考えている人は、この機会を決して逃しはしないでしょう。

OBを上手に自分のために活用するためにも、まずはOBの意味からしっかりとおさえておきましょう。

1. OBとは?

OBとは、現在学校や会社に所属している人から見た、卒業生や退職者のことを指します。

例えば自分が今高校生であれば、自分よりも前に同じ高校を卒業した人がOBとなります。

また、会社に勤めているのであれば、その会社を先に定年退職した人がOBです。

OBとなる相手は、学校やサークル、会社であっても大抵は「最後までそこに所属して、任期を終えた人」です。

学校を途中退学したり、会社を数年で辞めてしまったりしたような人のことは、基本的にはOBとはいいません。

OBは、あくまでもその所属場所に最後まで所属していた人に対して用いる言葉なのです。

そのためOBは正式名称を、「Old Boy」といいます。

直訳すれば「古い男の子」となりますが、自分にとっての「先輩」を意味しています。

また、OBの中には女性も含まれています。

近年では「OG(Old Girl)」という言葉もありますが、OBが男女どちらも指す言葉に対して、OGは女性の卒業生や定年退職者のみを指して用いられています。

2. 在校生から見た言い方

OBという言葉は、在校生から見た言い方です。

自分が今在校生であるのに対して、自分よりも先に同じ学校を卒業した先輩を指してOBという言葉を用います。

例えば在校生が同じ学校の卒業生と初めて会った時に、「あなたが私のOBなんですね」といったように用います。

また、OBの方から在校生に対して自己紹介をする時に、「私はきみのOBだよ」と言うこともあります。

「卒業生」という言い方を用いてももちろん問題はありませんが、「あなたのOBです」という表現方法を用いた方が、在校生も卒業生も親近感や親しみが湧きやすくなります。

OBという言葉の響きには、一瞬で相手と自分との距離を縮めて同じ仲間意識を芽生えさせる不思議な魅力があるのです。

3. 卒業生同士のつながり

OBは何も卒業生と在校生のみで関係しているわけではありません。

同じ学校を卒業した者同士であれば、OB同士ということになり自然と同窓会や学校の集まりなどで出会う機会が増えます。

FacebookなどのSNSが普及するようになってからは、プロフィールに母校を登録しておくと、自動で同じ学校出身者を探し出してくれるようになり、思わぬところから見知らぬ者同士が繋がりを持てるようにもなりました。

一見すると勤めている会社も住んでいる地域も、そして行っている活動や趣味や性格もバラバラの人たちが、同じ母校出身というだけで不思議なことに直ぐにお互いに親近感を覚えやすくなります。

それほど、同じ学校の出身ということはOB同士にとっては話のタネや親しみを覚えるようなことなのでしょう。

同じ学校のOBという繋がりから一気に輪が広がり、友人や知り合いが増えていくことも最近では珍しいことではありません。

4. サークルや部活の卒業生にも使われる

OBという言葉は、学校の卒業生のみでなく、サークルや部活動の卒業生にも使われます。

学校の卒業生となると規模が大きくなるため、共通点はあっても細かい話までは噛み合わないことがありますが、サークルや部活動のOBとなるとかなり制限されるため、互いの共通点もとても多いです。

同じサークルや部活動に所属していたということは、使っていた場所やサークルまたは部活動の内容、そして監督やコーチ、担当教師に関することのほとんどで話が合うため、短時間でとても話が弾みますし、初対面同士でも親しくなれます。

また、趣味や好きなことと同様に、サークルや部活動の思い出にもそこまで年齢の差はありません。

そのため、一回り近く年が離れているOBとでも怯むことなく対等に話が出来るため、積極性も増して会話を弾ませることが出来ます。

学校や会社のOBよりも狭い社会性での関わり合いになりますので、短期間の内にあっという間に親しくなることも可能です。

5. 会社を退職した人にも使われる

学校の卒業生や、サークル・部活動の卒業生以外にも、会社を退職した人にもOBという言葉は使われます。

先にも挙げたように、会社のOBともなると、定年まで働いてから退職した人が多いですが、さらに定年より早く退職した人でも、会社に貢献をもたらした人であれば堂々とOBと名乗っていることが多いです。

そのため、会社のOBの中には現在では成功して羽振りが良い人や、新しく事業を興して充実した仕事を送っている人も少なくはありません。

また、定年退職した後も会社の働きかけで、関係する会社の重役ポストに就いている人もいます。

学校や部活動のOBからも学ぶことは多いですが、自分が現在勤めている会社のOBと親しくなれば、直接自分の今後の昇進に関わるようなメリットを得られる可能性もあります。

反対に会社のOBに嫌われてしまうような失態を犯してしまうと、この先昇進のチャンス
が回ってこないことも現実としてあり得ますので、OBと接する時には十分な注意が必要とされます。

OB会に積極的に参加しよう

OB会は一年に一度、もしくは数年に一度の間隔で開かれていることが多いです。

OB同士がとても仲が良く、頻繁に集まれるような場合には半年に一度程度の期間で集まることもあります。

しかし一般的には、多くても一年に一度どこかで集まりを開くということが多いです。

そのほとんどは飲み会や食事を介して集まります。

同じ学校の出身者や同じサークルか部活動の出身者、または会社のOBが知り合いを誘って開くことがほとんどなので、新しくOB会に参加する人は顔見知りがいないことも珍しくはありません。

賢い人はOB会を利用して自分の地位を高めたり、将来への基盤を確実なものにさせたりします。

OB会はある意味で表面上の社交的な交流の場でもありますので、興味がない人にとっては参加する価値のない集まりかもしれません。

しかし、自分のこの先の人生をもっとより良いものにしていきたいという強い願望がある人ほど、ここぞという時にOB会に参加してチャンスを手にします。

OB会に参加することで実際に様々なメリットを得ることが出来ますので、出来る限りOB会には参加するように心がけましょう。

1. 学校のOB会が存在している場合が多い

OB会で最も多いのは、学校のOB会の集まりです。

一年~数年に一度家にOB会のお知らせのはがきが届く形が一般的です。

大半の人は恐らく関心もなく、届いたはがきを処分してしまいます。

しかし、学校に思い入れがある人や恩師に会いたい人、当時の友人が多い人などではOB会に参加することも少なくはありません。

特にOB会には教師のほとんどが参加していますので、一目先生の顔を見たいという理由で足を運ぶ人もいることでしょう。

OB会へ参加すると、学校に対する寄附が求められたりもしますがそれはご愛敬です。

OB会を利用して少しでも自分にメリットがあることを手に入れたいと望む人は、積極的にOB会に参加することが多いです。

思い出話に浸るも良し、またはこの先の人生を豊かにするために参加するのも良しで、どんな理由でも良いのでせっかくの機会を無駄にしないようにしましょう。

2. OB会に参加する利点

OB会に参加する利点はたくさんあります。

人付き合いが苦手な人や大勢の空間が苦手な人、または知らない人に囲まれて孤独を感じるのが嫌な人はまずOB会には参加しないことが多いですが、そうすることでもしかしたらせっかく自分が手に入れていたかもしれない大きなチャンスを逃すことになります。

情報収集の面でもそうですし、もしかしたら自分が好きなことや関心があることについて関係している人に出会えていたかもしれません。

OB会にはそれだけの大きな可能性が隠れていることも多いのです。

OB会の利点を知っている人は、わざわざ説明するまでもなく自分から進んで参加しているでしょう。

しかし、利点を知らない人にはOB会に一体どのような利点があるのかを詳しくご紹介していきます。

1. 人脈が広がる

OB会では、人脈が広がる可能性があります。

同じ学校の卒業生とはいっても、年齢や立場や社会的な地位はそれぞれにまったく異なっています。

そのため、たまたまOB会で意気投合した2人の内、1人は平凡なサラリーマンでも、もう1人は大富豪の社長という可能性だってあるのです。

どこでどんな人脈と繋がっているのが分からないのがOB会ですし、またOB会を利用してそれまでよりも人脈をかなり広げることも可能です。

ある程度のコミュニケーション能力や人懐こさ、そして他人を持ち上げて気分を良くさせるなどのスキルがあれば、誰でも人脈を効果的に広げることが出来ます。

例え自分の肩書きがたいしたことがなくても構いません。

相手を上手に気持ちよくさせて、自分と関わらせることさえ出来れば、その後の自分の可能性もどんどん広がっていきます。

仕事で成功したいと考えている人や、とにかく人脈を繋げていきたいという人にとってOB会はまたとないチャンスでもあります。

しっかりと利用して自分のメリットに繋げていきたいものですね。

2. 先輩が仕事を紹介してくれることがある

学校のOBとはいっても、つい最近卒業したばかりの人もいれば、もう何十年も前に学校を卒業した人もいます。

学校を卒業してまだ間もない内からOB会に参加しておくと、かなり年配のOBとも知り合う機会を得られます。

年若いOBはさらに先輩のOBからも可愛がられやすく、また気に入ってもらえれば何かと目をかけてもらうことも出来ます。

ある程度年配のOBになると会社を経営している人や、重役になっている人もいますので、そういった人たちに上手く取り入ることが出来れば、良い仕事を紹介してもらえる可能性もあります。

特に就職活動の時期が近付いてきた人は、ハローワークや学校の就職課に行くことも大切ですが、たまにはOB会にも参加してみましょう。

足を延ばした先では、実際に現場で仕事をしている人たちと直接関わり合えるチャンスがいくつも転がっています。

3. 学校の新旧の情報を交換できる

同じ学校の卒業生というだけあり、OB会では母校について様々な情報交換を行うことが出来ます。

最近卒業したOBにとっては、古株のOBから聞く昔の学校の体制や情報は、なかなか新鮮で興味深いものがあるかもしれません。

また、古株のOBからすれば、最近の学校の変化について詳しく情報を得ることが出来るため、もう何年も学校に足を運んでいなくても、なんとなく事情を把握しておくことが出来ます。

学校の先生がいつからいつまでいるのかという話や、先生についての情報交換も行うことが出来ます。

自分の母校の中でも、知らない情報を手にすることも出来ますので、そういった意味でもたまにはOB会に足を運んでみるのも良いかもしれませんね。

4. すぐに親しみを感じられる

同じ母校の出身というだけあって、OB会では初対面同士でもすぐに親しみを感じられて積極的にコミュニケーションを取ることが出来ます。

会場で、ふと目が合った相手に対し、笑顔で近づきながら、「初めまして。

私は〇回生の〇〇と申します。」と手を差し出せば、相手もすぐに笑顔で握手を返してくれる可能性が高いです。

一般的にはまったく見知らぬ者同士がいきなり挨拶を交わすのは難易度が高いですが、元々同じ学校の卒業生という名目で集まりが開かれていますので、学校に関する話題を振れば、お互いに会話のネタに困らずにすみます。

相手が自分よりも年上ならば、当時の学校の様子を聞けばいいですし、また相手が自分よりも年下であれば、最近の学校の様子を聞けば新しい情報も手に入ります。

OB会では全員が同じ学校の出身者という大きな共通点がありますので、話に困っても何かしら学校に関する話題を持ち出せば、その場の空気が気まずくなることはそうありません。

学校の話から相手の趣味や興味の話に移れば、もっと相手と親しくなることも可能です。

5. 先輩に可愛がってもらえる

OBの中でも、当然先輩後輩の関係は存在しています。

見るからに自分よりも年上だと思う相手であれば、自分よりも何年も前の卒業生ですし、まだ年若い印象のある相手であれば、つい最近学校を卒業したOBかもしれません。

そして、OB会では年若い卒業生は、ほぼ無条件に先輩OBに可愛がってもらえます。

「同じ学校の卒業生」というのは、それだけで年上にとって年下はすべて自分の後輩にあたるのと同じことなのです。

そこには学年も所属していた部活動も関係ありません。

ですがもし、同じ部活動の出身者であれば余計に先輩OBからは可愛がってもらえるでしょう。

先輩OBに気に入ってもらえれば、先にも挙げたように仕事を世話してくれるなど、自分にとってメリットになることがたくさんありますので、積極的に自分から初対面の先輩に話しかけに行きましょう。

就活生は絶対にOBにアプローチすべき

就活生はOB会など、自分の学校やサークルのOBと出会える機会があれば、そのチャンスを絶対に逃さずにOBへアプローチをしていくべきです。

自分からどんどんOBに顔を売っていくことで、自分の存在を覚えてもらえて、さらに気に入ってもらえれば自分にとって有利となる情報を与えてくれることもあります。

また、自分よりも人生経験が豊富なため、困った時には相談に乗ってもらうことも出来ますし、様々なメリットをもたらしてくれるかもしれません。

社会の中で自分が上手く立ち回っていくためには、OB同士という繋がりがあればそれをしっかりと利用することで、今よりも高い地位へと昇りつめていくことだって不可能ではありません。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、例えばたまたまあなたがとある有名企業の社長と同じ学校の出身だった場合に、その社長とはOB会で出会える機会があります。

また、例えば就職先の面接官が同じ学校の卒業生だったとしたら、それだけできっとその面接官からあなたに対する印象は悪くはならないはずです。

同じ学校やサークルの出身ということは、それだけ自分にとっては有利に働くことなのです。

ですから、特にこれから就職活動をするという立場の人ほど、OBを見つけたら積極的に自分からアプローチをしていきましょう。

1. OB達は同じ学校の後輩を非常に可愛がる

OBというのは、無条件で自分の学校の後輩を可愛がるものです。

それはOB達にとって母校の思い出が楽しいものであればあるほどに強く、同じ学校の卒業生というだけで、目に見えて上機嫌に可愛がってくれたり、贔屓してくれたりします。

もしあなたがある上司と同じ学校の出身だった場合に、上司は他の部下の中でもあなたのことは目にかけてくれる可能性が高くなります。

OB同士ということで印象にも残るため、顔や名前を憶えてくれやすく、また何かあるごとに気軽に話しかけてくれることでしょう。

もし飲みに行く機会があれば、他の部下以上にあなたに誘いをかけてくれることだってあり得ます。

他の部下からすれば贔屓だと思われるかもしれませんが、同じ学校出身者というのは、それだけ短期間で一気に親しい仲になりやすいものです。

特に気難しい上司や役職が上の上司と同じ学校出身だった場合には、それを話題にすれば上司にも話しかけやすくなります。

「同じOBだ」と言われて気分を害するような人はそうそういませんので、思い切ってこの機会に自分から話しかけてみましょう。

2. 企業には学閥が存在する

大きな企業になればなるほど、学閥というものが存在します。

学閥とは特定の学歴を構成要因とした、非公式の下位集団をいいます。

分かりやすく例えると、大手会社の中で東大出身者のグループや、京大出身者のグループに分かれているような状態を指します。

要するに、同じ学校のOB達の集まりのことです。

小さな会社の中でほんの数人のOB達が集まることを学閥とは言いませんが、大きな会社の中で数十人規模のOBの集まりが出来ると立派な学閥となります。

しかしあくまでも非公式の集まりのため、OBの学閥が出来たところでそれで何をするというわけではありません。

しかし、OB同士の仲間意識はとても強いため、いくつかの学閥が出来ている会社では、会社の内部で学閥同士が揉めたり、人間関係に影響したりすることも珍しくはありません。

例えば自分がもし東大のOBだとしたら、慶応大のOBとは親しく出来ない暗黙のルールが出来るなど、学閥には面倒な一面もあります。

とはいえ、もし自分の上司と同じOBだった場合には、思わぬ出世の足掛かりとなるチャンスも隠れていますので、学閥を利用する手段もあります。

3. 先輩風を吹かせたいOBが多い

OBの中には、先輩風を吹かせたがる人もいます。

在校生に対して、ほんの1、2年前に卒業したばかりのOBでさえ先輩風を吹かせたがる人もいますが、卒業して何十年と経つ先輩OBでは、その傾向は強いです。

特に男性OBで、同じ会社の上司などの場合には何かと母校の話を持ち出したり、自分が母校でどんな風に過ごしていたのかを話したがったりします。

会社の上司として能力がある人、またはない人に関わらず、先輩OBとはそれだけ先輩風を吹かせたくなるものなのです。

大抵は聞く側に興味がないことが多いので、あれこれと話をされることを鬱陶しく感じてしまうこともあります。

しかし、そこで大人しく話を聞き、話の合間に相手の気分を持ち上げるような相槌を打っておけば、それだけ相手は上機嫌になり、こちらに対する印象も良くなります。

ただ愛想よく話を聞き、お世辞を聞くことさえ出来れば、上司から気に入ってもらえて何かと目をかけてもらうことも出来ますので、OBの先輩風を鬱陶しく思ったとしても、その場は話を合わせておくようにしましょう。

4. 親身に相談に乗ってくれる

先輩OBに目をかけてもらえれば、もし自分に悩み事がある時などに親身になって相談に乗ってくれることもあります。

普段から後輩として可愛がっている相手から相談されるということは、それだけ自分が頼りにされているのだと思い、きっと先輩OBは少なからず嬉しく思うはずです。

おしゃべり好きで世話好きな性格の人ほど、何かと相談に乗ってくれることが多いので、何か困ったことがあった時には遠慮することなく、先輩OBに甘えてみましょう。

5. 自分の若かりし頃を重ねて見ている

先輩OBの中には、後輩に対して自分の若かりし頃を重ねて見ている人もいます。

例えば同じ学校の出身者である若手社員が、おぼつかないながらも一生懸命に仕事に取り組んでいる姿を見ると、「自分も昔はああだったなぁ」と懐かしく思いやすいです。

そして、後輩と自分の姿とを重ねる先輩OBほど、何かと後輩の世話を焼きたがるものですし、自分の昔話をよく聞かせたり、悩み事に乗ったりします。

後輩の立場の人にとっては、もしかしたら「OBというだけで、何かと先輩風を吹かせて関わってくる面倒な人」に思えるかもしれません。

しかし、もし自分が先輩OBに対して良い印象を抱けない場合には、あくまでも仕事の面で先輩を「利用させてもらおう」という気持ちで接すると良いでしょう。

自分のためだと思えば、面倒に感じるおしゃべりでも愛想良く出来るはずです。

6. 絶対に失礼な態度をとらないこと

例えどんな状況でも、OBに対しては絶対に失礼な態度は取らないように心がけましょう。

もし自分が理不尽なことを言われたり、馬鹿にされたり、責められたりすることがあっても、自分よりも先輩OBに対して嫌な態度を取ったり言い返したりすることは、自分自身を不利な立場にしてしまうだけです。

例えば会社に入社したての自分と、もう十年以上の古株社員になっているOBと揉めた場合に、会社がどちらを取るかは明白でしょう。

同じ会社内で先輩OBと揉めれば、社内での嫌がらせや人事異動などに響くことも珍しくはありません。

先輩OBには気に入ってもらえれば自分の立場は安定になりますが、反対に嫌われてしまっては自分に不利な立場になりやすくなってしまいます。

自分の身を守るためにも、どんなに嫌なOBに対しても失礼な態度は取らないように気をつけましょう。

7. 敬意を表すること

先輩OBに対して失礼な態度を取らないようにすると同時に、出来るだけ敬意を表するようにしましょう。

敬意の表し方は人それぞれですが、基本的にはOBの話を遮らずにきちんと聞く、相槌で相手を褒めたり持ち上げたりする、挨拶などの常識的な部分をしっかりと行うなどすれば、相手はこちらの敬意に気付きます。

敬意を持って接してくる相手のことを誰も不快には思いませんので、しっかりとどんなOBに対しても敬意を表するようにしましょう。

間違っても、OBによって態度を使い分けるような真似は止めましょう。

態度に差を出してしまえば、あっという間に広まってしまいます。

8. 学校の最新情報を教えてあげると喜ぶ

年配のOBほど、最近の母校の情報について疎くなっている可能性があります。

また、学校に関する大きな話題は知っていても、生徒目線の情報までは知らない可能性があります。

そのため、特に卒業したての若いOBは、年配のOB相手に最新の情報を教えてあげるようにしましょう。

そうすると、先輩OBも喜んでくれるでしょう。

ただし、相手は自分よりもいくつも年上の人ですので、あまり得意げに話すのは控えましょう。

9. 面接時にエピソードとしてOBとのやり取りを話せる

例えば就職試験の面接の際に、OBとのやりとりのエピソードを話すと多少は面接で有利になります。

OBと親しい関係を築けるということは、面接している人物が年上や先輩に対して敬意を持って接しており、また親しくなれるようなコミュニケーション能力があるという証拠になります。

そのため、堂々とOBとの付き合いを語ることで、会社に入ってからも上司と良い関係が築けると面接官に思わせることが出来ますので、面接の際にはぜひOBとのエピソードを話すようにしましょう。

10. 行きたい会社の具体的な内情を教えてもらえる

もしOB会に参加した時に、自分が就職先に希望している会社に勤めているOBがいるとすれば、それは大きなチャンスです。

自分から相手に近づいていき、積極的にコミュニケーションを取りましょう。

そこで相手を持ち上げつつ、自分が気になっていることや会社の内情などについて質問すれば、きっと気軽に答えてくれるはずです。

またもしそのOBが会社の中でも役職の立場にあれば、自分の存在を面接官に話しておいてくれる可能性もありますので、しっかりと印象良く自分を売り込むようにしましょう。

11. ゼミや就職課で伝手を探せる

自分が所属しているゼミや就職課などで、OBの伝手を探すことも出来ます。

例えばゼミのOBで自分が行きたい会社にすでに勤めている人がいれば、教授に頼んで一度顔合わせをお願いすることが可能です。

また、就職課で学校のOBが勤めている会社の伝手を探ることも出来ます。

どんな些細な繋がりでも自分のためになると思って、どんどん積極的に行動をしていきましょう。

12. 志望企業の人事部がOBを紹介してくれることも

会社によっては、自分が志望している企業の人事部が、OBを紹介してくれることもありますので、もしもそんな機会があれば逃さずにしっかりとアプローチと情報収集を行いましょう。

基本的には相手の都合に合わせる形になりますので、その時期には直ぐにスケジュールを空けられるようにしておきます。

OBと顔を合わせることになったら、まずは忙しい中で時間を空けてくれたことに対し感謝をし、自分の聞きたいことをどんどん質問していきましょう。

例え顔を合わせたことがなくても、同じ学校のOBですので、きっとこちらに対して良い情報を教えてくれるはずです。

またとないチャンスを逃さずに大事にしていきましょう。

OBとやり取りする際の注意

同じOBというだけで、大抵は誰でもすぐに打ち解けることが出来ます。

しかし、相手の年齢や性格、立場によっては少しでも気に入らないことがあると気分を害してしまうことがあります。

そのため、どれだけ自分を可愛がってくれているとしても、最低限の礼儀は守り、また敬意を払って相手と接する必要があります。

1. 決して失礼のないように

OBは基本的に、無条件で後輩を可愛がってくれます。

しかし、だからといって相手にため口で接したり、あまりに気軽な態度を取ったりすれば、当然OBからは「生意気で礼儀知らずなやつだ」と思われてしまいます。

そして、一度相手が不愉快に思ってしまったら二度と相手をしてもらえなくなる可能性もありますし、またはOBの中でその話が伝わって、他のOBからも相手にされなくなってしまう恐れもあります。

そのため、どのOBに対しても、礼儀正しく決して失礼のないように考えて行動しましょう。

常に相手の立場に立ち、また相手の都合や感情を最優先にしていれば、よほど相手が気分を害するようなことはないはずです。

2. OB訪問をしたら必ず丁寧なお礼を伝える

OB会で顔を合わせた時に、もし名刺を交換していたら、後日「先日は貴重なお話を聴かせて頂き、有難う御座いました。」などと一言メールで挨拶をしておくと相手には好印象ですし、存在を覚えておいてもらいやすいです。

また、もしOBの勤める会社へ訪問したり、アポイントメントを取った上で話を聴きに行ったのであれば、必ず丁寧なお礼を伝えるようにします。

感謝の気持ちはその人の敬意の表れでもありますので、OBに話しを伺った際には必ずきちんとお礼をするように心がけましょう。

お礼をもらって不快に思う人はまずいません。