FacebookなどのSNSが普及するようになってからは、プロフィールに母校を登録しておくと、自動で同じ学校出身者を探し出してくれるようになり、思わぬところから見知らぬ者同士が繋がりを持てるようにもなりました。
一見すると勤めている会社も住んでいる地域も、そして行っている活動や趣味や性格もバラバラの人たちが、同じ母校出身というだけで不思議なことに直ぐにお互いに親近感を覚えやすくなります。
それほど、同じ学校の出身ということはOB同士にとっては話のタネや親しみを覚えるようなことなのでしょう。
同じ学校のOBという繋がりから一気に輪が広がり、友人や知り合いが増えていくことも最近では珍しいことではありません。
4. サークルや部活の卒業生にも使われる
OBという言葉は、学校の卒業生のみでなく、サークルや部活動の卒業生にも使われます。
学校の卒業生となると規模が大きくなるため、共通点はあっても細かい話までは噛み合わないことがありますが、サークルや部活動のOBとなるとかなり制限されるため、互いの共通点もとても多いです。
同じサークルや部活動に所属していたということは、使っていた場所やサークルまたは部活動の内容、そして監督やコーチ、担当教師に関することのほとんどで話が合うため、短時間でとても話が弾みますし、初対面同士でも親しくなれます。
また、趣味や好きなことと同様に、サークルや部活動の思い出にもそこまで年齢の差はありません。
そのため、一回り近く年が離れているOBとでも怯むことなく対等に話が出来るため、積極性も増して会話を弾ませることが出来ます。
学校や会社のOBよりも狭い社会性での関わり合いになりますので、短期間の内にあっという間に親しくなることも可能です。
5. 会社を退職した人にも使われる
学校の卒業生や、サークル・部活動の卒業生以外にも、会社を退職した人にもOBという言葉は使われます。
先にも挙げたように、会社のOBともなると、定年まで働いてから退職した人が多いですが、さらに定年より早く退職した人でも、会社に貢献をもたらした人であれば堂々とOBと名乗っていることが多いです。
そのため、会社のOBの中には現在では成功して羽振りが良い人や、新しく事業を興して充実した仕事を送っている人も少なくはありません。
また、定年退職した後も会社の働きかけで、関係する会社の重役ポストに就いている人もいます。
学校や部活動のOBからも学ぶことは多いですが、自分が現在勤めている会社のOBと親しくなれば、直接自分の今後の昇進に関わるようなメリットを得られる可能性もあります。
反対に会社のOBに嫌われてしまうような失態を犯してしまうと、この先昇進のチャンス
が回ってこないことも現実としてあり得ますので、OBと接する時には十分な注意が必要とされます。
OB会に積極的に参加しよう
OB会は一年に一度、もしくは数年に一度の間隔で開かれていることが多いです。
OB同士がとても仲が良く、頻繁に集まれるような場合には半年に一度程度の期間で集まることもあります。
しかし一般的には、多くても一年に一度どこかで集まりを開くということが多いです。
そのほとんどは飲み会や食事を介して集まります。
同じ学校の出身者や同じサークルか部活動の出身者、または会社のOBが知り合いを誘って開くことがほとんどなので、新しくOB会に参加する人は顔見知りがいないことも珍しくはありません。
賢い人はOB会を利用して自分の地位を高めたり、将来への基盤を確実なものにさせたりします。
OB会はある意味で表面上の社交的な交流の場でもありますので、興味がない人にとっては参加する価値のない集まりかもしれません。
しかし、自分のこの先の人生をもっとより良いものにしていきたいという強い願望がある人ほど、ここぞという時にOB会に参加してチャンスを手にします。
OB会に参加することで実際に様々なメリットを得ることが出来ますので、出来る限りOB会には参加するように心がけましょう。
1. 学校のOB会が存在している場合が多い
OB会で最も多いのは、学校のOB会の集まりです。
一年~数年に一度家にOB会のお知らせのはがきが届く形が一般的です。
大半の人は恐らく関心もなく、届いたはがきを処分してしまいます。
しかし、学校に思い入れがある人や恩師に会いたい人、当時の友人が多い人などではOB会に参加することも少なくはありません。
特にOB会には教師のほとんどが参加していますので、一目先生の顔を見たいという理由で足を運ぶ人もいることでしょう。
OB会へ参加すると、学校に対する寄附が求められたりもしますがそれはご愛敬です。