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確信犯の使い方をみんな間違っている...(続き4)

この場合は、ブリッ子ちゃんが筆者を貶めようと悪口を言った「故意犯」ではなく、あくまで「自分は間違ったことは言っていない、友達のありのままを言っただけだ」としか思っていないので「確信犯」と言えますね。

と言っても、こんな天然ちゃんは「悪口を言った」という自覚すらないので「それ、確信犯だよね」と言っても意味が通じません。

「テスト前なのにプリント貰うの忘れちゃった~。だからあの子のプリント借りてきてよ♪」みたいなことも平気でやります。

プリントを取られた方は迷惑極まりないのに、天然ちゃんは悪気がない。

いつも自分が世界の中心ですからね。

こういう「私が世界の中心で、私が世界の法律なの♪」的な人には嫌な思いをさせられそうなので、気を付けたいですね。

あ、「確信犯」についての記事だったのに脱線してしまいました・・・。

4. 猪突猛進型の人

筆者もやや当てはまるのですが、猪突猛進型の人も「確信犯」を犯しやすいです。

猪突猛進型は、一度「こうだ!!」と決めたら、そこに向かって突っ走ります。

周りを見ません。

周りへの迷惑も目に入りません。

とにかくゴールしか見えていません。

その結果、「出かける約束していたのに、何で連絡もなしにドタキャンしたの??」と怒られても、「あ、そうだったっけ!!あのね、私が狙ってたワンピースが、近くのお店で割引してるってネットで見つけちゃって!!そうなったら買うしかないじゃない?だからソッコーお店に走ったんだよね!!」という具合です。

約束をコロっと忘れて相手を怒らせても、自分はあくまで欲しいものをお得に買うことにしか目が向いていないので、悪いことをしたという気持ちを持てません。

同じように、お店に5個しか入荷できませんでした、という品物を、後ろにも買いたくて並んでいる人がいるのにです。

「ラッキー!!この際ストックぶんもまとめて買えるじゃん!全部買っちゃお!ほんとに運がいいわぁ~♪」とカゴに全部入れてしまうようなことも平気でします。

周りが見えない人は、こういった具合に人に迷惑をかけています。

しかも、迷惑をかけている自覚がないし、意地悪をしているわけでもないので、「故意」ではなく、すべてが「確信犯」なんですね。

5. すぐに洗脳されやすい人

宗教にのめり込むとか、パワーストーンや開運グッズを山のように買うような「洗脳されやすい人」も、「確信犯」を犯しやすいと思われます。

自分が信じて買う分にはいいのですが、「このブレスレット、絶対にお金持ちになれるんだって!!安いしあなたも買いなよ!!買った方がいいって!!」としつこく勧められるのは、信じていない人間からすると迷惑以外の何でもないですよね。

でも信じている人は、善意で勧めているだけなので、相手が迷惑に感じているなんて微塵も思っていないわけです。

また、「〇〇っていう宗教なんだけど、あなたにも入会を勧めたいのよ。私は入信してから毎日幸せなのよ。お布施だってたったこれだけだし、どう??一緒に活動しましょうよ」

と、純粋に相手にも幸せを分けてあげたいと思っている人も、周りから見ればありがた迷惑な「確信犯」ですよね。

このような「洗脳されやすい人」は、悪気なく自分の信じるものに引き込もうとしてくるので厄介です。

間違えて使われている日本語は多い

さて、「確信犯」についてこれでもかと書きましたので、正しい「確信犯」の使い方はお分かりいただけたと思います。

しかし、「確信犯」のように、間違った使い方をされている日本語はほかにもあります。

どんなものがあるのか、また、正しい使い方についても書いていきます。

1. 役不足

「役不足」も、たびたび間違って使われます。

皆さんもよく見ると思いますが、「お前を支えるには、俺は役不足だ、ゴメンな」みたいな表現を見たことがありませんか?

意味は、俺にはお前を助けてあげられる力が足りない、という意味ですね。

しかし、これは間違った使い方です。

力が足りない、ということを言いたいのなら、正しいのは「力不足」です。

では、「役不足」はどのように使うのでしょうか。