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イエスマンばかりいる会社が危ない1...(続き3)

もしイエスマンたちの中に一人でも会社の行く末を真剣に心配している人がいるのなら、何らかの手を打ってくれるかも分かりません。

しかし、本来、企業というところでたった一人が拳を振り上げてもワンマンオーナーの目を覚まさせることはほぼ、不可能でしょう。

結局、自業自得というか最悪の末路をたどるより仕方ないのかも分かりません。

いずれにしても組織構成員のほとんどがイエスマンだらけ、という状態に明るい未来は開けないという事は言えるでしょう。

️イエスマンばかりの会社が危ない理由10個

それではイエスマンばかりがいる会社が何故危ないのか、を詳しくみていきましょう。

全部で10個の理由を紹介していきますね。

意見交換できない

イエスマンばかりの会社が危ない理由の1つ目は「意見交換ができない」です。

イエスマンばかりの会社の統治者は絶対君主です。

その社長の発言が全てです。

逆らったり異を唱えたりすればどういう処置が待っているか、皆、ビクビクものです。

よってそういった組織では社員同志が活発な意見交換をする場が設けられなくなります。

意見交換をしたところで自分達の意見は全く相手にされないのですから仕方ありませんよね。

こうやって意見交換=コミュニケーションが阻害され組織が完璧なピラミッド型になり命令されたこと、指示された事のみに従事すればよい、という土壌が生まれていくのです。

これでは会社の健全な運営は発生しないでしょう。

いずれ衰退する危なさをはらんでいる事は誰の目から見ても明らかですね。

社員が成長しない

イエスマンばかりの会社が危ない理由の2つ目は「社員が成長しない」という事です。

どこの会社にとっても社員という存在があってこそ、健全な会社組織として成り立っていきます。

だから社員には手間暇をかけて研修や勉強会、実戦による訓練などを通して成長してもらい、会社の根幹を支えてもらえる存在に育てようとしているのです。

ところがイエスマンばかりの会社にはそのような姿勢がありません。

たった一人のカリスマについていけばそれでいいからです。

カリスマに気に入られ取り入るようにすれば給料も生活も安泰になるからです。

外部の目で見ればこの事がいかに世間の常識からずれている事か、皆さんにはすぐにお分かりになることなのですが、イエスマンだらけの組織にいるとその一般常識が一般常識でなくなってしまうのですよね。

本当に危ない世界です。

やりがいを感じられない

イエスマンばかりの会社が危ない理由の3つ目は「やりがいを感じられない」事です。

やりがいを感じない。

これは今後の仕事人生を生き抜いていく上で非常に困った事態なのです。

転職を考える人の過半数の人はこの「やりがい」を理由に挙げるくらいですからね。

しかし、イエスマンだらけの会社にいればやりがいを感じる仕事にありつける保証はないでしょう。

絶対君主の作ったマニュアルに則りノルマを黙々とこなすだけ。

こうやれば作業効率が上がるなどの提案は一切、受け付けてくれません。

ある意味、ブラック企業より人間的に酷い働く環境だとも言えるかも分かりません。

働くということは、やりがいを見出さないと「何故、働かなければならないのか?」といった人間にとって忘れてはならないテーマを永久に封印してしまう事になってしまいます。

やりがいを失った人の目は輝きを失います。

生きる希望も失います。

ただ、ロボットのように毎日、単調なルーティンを続ける事になってしまうでしょう。

若い芽を潰す