CoCoSiA(ココシア)

イエスマンばかりいる会社が危ない1...(続き5)

つまり会社にいる間は演技をするのです。

嫌な上司であっても不満・不平の類を一切、表に出さずいい人を演じ切る。

そして帰社時間が来たならば本来の自分に戻って自分を磨くための時間に没頭するのです。

あるいはそんな会社、サッサと辞めてやる、という転職の道もあるでしょうが、上司の顔色さえ見誤らなければ世間並よりいい給料をもらえるになら早とちりはもったいないです。

いずれにしても上司の顔色を伺ってばかりの組織は基本的には長続きはしません。

危ない会社の一つと思っておきましょう。

つまらない会社になる

イエスマンばかりの会社が危ない理由の8個目は「つまらない会社になる」という事です。

イエスマンばかりの組織にはい意味でも悪い意味でも新風が吹きません。

旧態依然とした体制の中でやりがいも生き甲斐も感じないまま一日が過ぎていきます。

誰ともなく声をかけあって飲み会が始まるわけでもありません。

時間は毎日淡々と進んであっという間に一日が終わっているでしょう。

実につまらない一日であり人生です。

こういう組織になってくると社員たちの活気は失われヤル気も湧きおこらず、感性がどんどん鈍くなっていきます。

しまいには会社の危機管理意識も薄らぎ、経営陣が間違った経営を行っていたとしても当の本人たちが気付かずに無作為に時間だけを費やしていくのです。

近年の大企業の不祥事などはこういった危機管理意識の欠落が招いた結果ともいえるでしょう。

これもイエスマンだらけの組織の大弊害の一つなのです。

危ない会社と言わざるを得ないでしょうね。

ストレスの悪循環

イエスマンばかりの会社が危ない理由の9つ目は「ストレスの悪循環」です。

あなたにもはやポジティブな考えが消え失せて腐敗した組織にどっぷりと浸かっていることがたまらない快楽の一つだ、と、おっしゃるのなら話は別ですが意欲に満ちていい仕事を遂行したい、という前向きな気持ちに燃えている人にとったら、思うようにいかないイエスマンだらけの組織はストレスが溜まるばかりの悪の温床のような場所です。

毎日、毎日、上司の顔色を伺って言いたくもないオベンチャラばかり言って何の生産性もない仕事を処理して一日を終わらせる時間の無駄さ。

本当にイライラが募りストレスが消え去ってくれる事がないでしょう。

イエスマンだらけの会社は間違いなくストレスを悪循環させます。

あなたの健康への被害度もどんどん増していくという事になってしまうでしょう。

精神的な病に陥る

イエスマンばかりの会社が危ない理由の10個目は「精神的な病に陥る」です。

イエスマンだらけの組織は超閉鎖的です。

「臭いモノにはフタをしろ」を地でいっている組織です。

そんなところに長く滞在すれば自ずと世間一般との常識から離れ、人生において全くつぶしの効かない人間に名ってしまう事でしょう。

人間、自分が正義だと思っていたことを否定され、誤った常識を押し付けられるとまともな精神状態でいられなくなる可能性があります。

精神的な病、つまりうつ病を発症してしまう事もあり得るのです。

イエスマンだらけの会社は心身ともに健全な社会生活を送るうえで様々な弊害を私たちに与えているのですね。

️会社内のイエスマンを減らすには

それでは会社内にはびこるイエスマンを減らす事は出来るのでしょうか?

ハッキリ言って組織に対してたった一人で立ち向かうことほど危険なことはありません。

それほど腐敗した組織は自己防衛本能だけはずば抜けて優れているからです。

しかし、外堀をジワジワ埋めていって時間をかければ或いはいい線までいくかも分かりません。

では、その具体的な方法についてみていきましょう。

積極的にコミュニケーションを取り合う