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サブカルとは何?当てはまるテーマを...(続き3)

平成の時代において、もはや「コンピューター」という呼称は死語のようになりつつあります。

今の時代においては「ネット」でり「Web」、もしくは「PC」という呼び方が最も相応しくなっているようです。

しかし、80年代においてコンピューターという存在は一種の憧れでありながら器材の大きさや重さが半端ではなくとても一般家庭に普及するような代物ではありませんでした。

そんなコンピューターがサブカル的に扱われたのは80年代になって猛烈にブームを巻き起こした「コンピューターゲーム」がそれに該当するでしょう。

言わずと知れた任天堂の「スーパーマリオ」シリーズの登場です。

テレビゲームのインベーダーゲームがブームの下火を煽りだしたころに彗星の如く現れましたね。

それもゲーム機として。

ゲーム機をコンピューターと呼んでいたのですから当時のモノラルぶりが伺しれます。

しかし、コンピューターゲーム機は爆発的な人気を呼びついには親会社である任天堂は一時的にしろMLBのマリナーズのオーナー会社にまでなっています。

スーパーマリオの力、オソルベシ!ですね。

SF

サブカルを代表するテーマの一つがこの「SF」です。

「SF」はサブカルとして取り扱いやすいジャンルと言えるでしょう。

勿論、「SF」のジャンルの中には日本が世界に誇る「特撮」分野も入れていいでしょう。

「SF」という分野は70年代まではどちらかというとマニア向けというか一部のコアなファンを対象にした分野、という印象が強く、茶の間でも子供は楽しめても大人にとったら興味のないジャンルであったのです。

そんな日陰のような存在だった「SF」が一気に王道にのし上がった作品があります。

それは現在においても続編が制作されている不朽の名作「スターウオーズ」です。

「スターウオーズ」が世に発表されてからというもの、SF映画の評価が一気に高まり、もはやサブカルで扱う分野ではなくなってきた感があります。

よってサブカル的に扱えるSFの対象は70年代あたりの作品群という事になりそうですね。

勿論、70年代にもコアなファンを納得させる優秀な作品は多数、輩出されていますよ。

先の日本の特撮作品(特に円谷英二監督の作品)を筆頭に海外ではレイ・ハリーハウゼンの作り出したダイナメーション手法によるSF映画も鑑賞に値する作品だと思いますよ。

オカルト

オカルトもサブカルにとったら定番的なテーマの一つと言えるでしょう。

オカルトブームに火をつけたのは何と言っても70年代に大流行したユリゲラーによる超能力です。

念力か超能力かは分かりませんが金属製のスプーンを見事にグニャグニャにするパフォーマンスをテレビを通じてやっていましたね。

その後、超能力系や超常現象系、ホラー系とひっきりなしにマスコミを通じて私たちの目の前に露出されてきました。

特に怖かったのは「エクソシスト」や「オーメン」といった悪霊や悪魔自体を扱う映画の出現です。

この頃になるとオカルトはもう完全に一つのメジャー的なコンテンツになっていたような気がしますね。

しかし、オカルトはサブカル的な扱いの方が似合っています。

日本の場合は幽霊やお化け、妖怪といったものが既にありオカルトが全ての人の心を占領してしまうにはちょっと形勢が不利だったようにも思えますね。

ディスコ

ディスコサウンドに乗って70年代から大流行したのが「ディスコ」です。

ディスコもサブカルとして扱うのにもってこいのテーマですね。

ディスコが世間の注目の的となったきっかけは何といってもジョン・トラボルタ主演の映画「サタデー・ナイト・フィーバー」でしょう。

ビージーズの主題歌がCMにひっきりなしに写りテレビ番組も競ってこの映画やディスコの事について取り上げていましたね。

当然、当時の若者の最高の遊びがディスコです。

ディスコで踊れないものはダサい存在という扱いでしたね。

「フィーバー!フィーバー!」は当時の決め台詞のような言葉にまで格上げされていました。

まさにディスコブームはバブルが衰退していくまでの間、日本に存在していたサブカルの一翼を担ってくれた横綱級の存在だったのです。

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