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サブカルとは何?当てはまるテーマを...(続き5)

これぞサブカル中のサブカル、という位置づけなのです。

元々はお菓子などの食品玩具であったりおまけ的扱いのモノでした。

ところが70年代のテレビ特撮番組が一通り出尽くしてからというものは、フィギュアで再現できるモデルの種類が圧倒的に増え、同時に安い人件費の中国での大量生産が功を奏し、且つ海洋堂さんを代表とする精巧なタッチの作りが評判を呼び、陰ながらの存在でありながらかなりなヒット商品となったわけであります。

80年代以降から発売されたカプセル式の100円フィギュア、俗にいう「ガチャガチャ」がその火をつけたわけであります。

ガチャガチャのターゲットは子供層だったのですが昭和40年代を知る大人層のハートにも火をつけてしまい様々なジャンルのガチャガチャが誕生したのです。

サブカルでありながら社会の王道を行き始めているちょっと変わった経路をたどっているテーマ品といえるでしょう。

アート

サブカルを特徴づけるものに「アート」というジャンルが存在します。

70年代よりアートの世界は劇的に飛躍と変化を遂げました。

これほど急激に変わっていった分野も珍しいのではないでしょうか?

特にサブカルで認められるのが前衛的な手法を用いたアート作品でしょう。

それまでの伝統と格式を重視していた我が国の手法を根底から崩していくようなアピール感を感じますからね。

カフェ

サブカルとして扱われる「カフェ」は当時の状況を鑑みるに「喫茶店」といった趣を大いに醸し出していますね。

よってここで扱われる「カフェ」というテーマは「喫茶店」をメインにして考えた方が分かりやすいでしょう。

当時、喫茶店は街のあちこちにありました。

規模の大きいのから小さいのまで。

脱サラをして始めたようなこじんまりとした、そして味わいのあった喫茶店が沢山ありました。

今のように大手のカフェチェーンがなかった時代です。

コーヒー1杯が250円ほどだったでしょうか?

まだ禁煙という概念もなかった時代ですから、店にはコーヒーを挽きたてたばかりのいい香りとタバコの煙とがミックスして何ともいえない雰囲気を出していましたね。

学生にもサラリーマンにも、当時を忍んで懐かしい喫茶店の思いでは結構たくさんあるのではないでしょうか?

サブカル系も流行り!?

さてここでサブカルの今を見ていく事に致しましょう。

ここまでのご紹介でいろいろなジャンルをご紹介して参りましたがサブカルというものは一定不変ではありません。

時代の推移とともに変化していっているのです。

よっていまの時代を生きる若者たちの間でもサブカル系と呼ばれる定義は日に日に変化していっていると言えるでしょう。

つまりサブカルにも流行がある、という事ですね。

そんなサブカルの現代の形を少々、見ていく事にしましょうね。

サブカル系男子の特徴

それではまずサブカル系男子の特徴から紹介していきましょう。

そんなに特殊で変わったところはなさそうですよ。

髪型

サブカル系男子の特徴の一つである髪型は、90割がた「マッシュルームヘアプラス刈り上げ」で決まりではないでしょうか?

流行に染まるのがいやなはずなのに今の流行りのような(?)マッシュルームヘアにこだわるところは何とも言いようもない感じはしますが、とにかく自身の事をサブカル系と認知している方のほぼ全員がボブヘアーといいますかマッシュルーム型ヘアに固まっています。

何故そこまで没個性的になれるのか?

自分だけは他と違った髪型をしたいと思わないのか?

という疑問も起こりそうなのですがこの髪型が今の流行のようなのですからどうしようもありませんね。

そういえば70年代の後半あたりはサーファーカットが大流行りでした。

これは当時大人気だった「世良公則」さんの影響もあったのですが、とにかく右を見ても左を見ても男の髪型はサーファーカットでしたね。