当時、インディー系のメジャーではないバンドやミュージシャンたちがその腕前を披露すべく街の一角にあった小ホール。
お酒や軽食を出しながらメインは未来を夢見る若き金の卵たちがしのぎを削った場所。
それが「CLUB」です。
大都市には結構、無名のホールを含めてCLUBは林立していましたね。
そこへやってくるのはちょっとやさぐれた感のある若者や人生に疲れたサラリーマンたち。
狭い空間にタバコの臭いと汗と大音響の音楽の響きが、「日常」から脱出できるささやかなひと時でもありました。
今やサブカル仲間にとっては懐かしき日を思い起こさせる青春の1ページでしょうね。
ストリートファッション
ストリートファッションも懐かしきサブカルの1テーマとして語られるべきものでしょう。
そもそもストリートファッションとはデザイナーやブランドイメージに捉われず町中(ストリート)において自然発生的に誕生してきたファッションの総称の事。
ファッションに高いお金をかけることなく、かといって自己主張を放棄することなく気軽に着こなせていた服装全般の事を言っているのです。
しかし、サブカル系で取り上げられるストリートファッションと言えば、80年代に突如として湧き上がってきた「竹の子族」のファッションではないでしょうか?
男女が原色を意識した濃い目の服装で路上(ストリート)をラジカセを中心にしてチームを組んで踊る。
このパフォーマンスは当時の一大トピックスともいうべき現象で80年代を振り返ればいい意味でも悪い意味でも竹の子族ファッションが取り上げられたものです。
一体、休みの日になると大挙して歩行者天国に表れてパフォーマンスを繰り返すこの行い。
誰が最初にやり始めたのでしょうね?
アングラ
サブカルがサブカルと呼ばれるに値する役割を受け持っているのがこの「アングラ」ではないでしょうか?
現代ではトンと聞かなくなった「アングラ」という響き。
今の時代にはあまりにもそぐわない怪奇性や芸術性を体現しようとする代表者や演出家が少なくなってしまったからでしょうか?
アングラを最も分かりやすく説明しようと思えば、アングラ劇団を想像していただければいいのではないでしょうか?全身を真っ白に塗り奇妙な踊りを携えて舞台狭しと動きまくる動き。
芸術のさっぱりわからない私にとってはどこをどう評価するのかさえ分からないアングラ劇団。
しかし、70年代をピークにして確かにアングラ劇団は活動を続けていたのです。
当時は暴力やバイオレンスが当たり前のようにテレビを通じて表現されていた時代。
体制に背を向けて独自の主張を訴えるにはいい世の中だったのでしょうね。
ファッション
サブカルファッションに特に定義づいたものはありません。
70年代に流行った若者のファッション、80年代のファッション。
それがそっくりそのままサブカルとして語り続けられているのだと思います。
しかし、私の脳裏に焼き付くフアッションは、やはり70年代のラッパジーンズこと「ベルボトム」の事ではないかと思っています。
ハッキリ言って今の時代にベルボトムのジーンズ履いてる人、見た事ありません。
でも当時の若者にとったら定番中の定番ファッションだったのです。
少しでも足を長く見せようとして皆、必死に履きこなしていたのです。
ベルボトムは何故かお尻にピチピチがカッコよかったのです。
それ故男性の前の部分が「もっこり」していたのも今となってはご愛敬ですよね。
フィギュア
お待たせいたしました!っという感じですね。
やっと登場です。
真打・フィギュアです。