当たり前のように生まれてからずっと助けてくれていたので、これから先もそうだと思っている妹もいます。
生まれたときからずっと同じ環境で甘やかされ続けてきた妹にとっては、それが当たり前のことであって、それが普通ではなかったということに気づくことができないのです。
こうした考え方を持っている妹を持つと、姉や兄に結婚相手ができたときに苦労するかもしれませんね。
それまでと同じように姉や兄を頼ることができなくなり、姉や兄の伴侶との軋轢が生まれてしまう可能性もあります。
これに関しては、妹ばかりが悪いのではなく、甘やかしすぎていた姉や兄、そして母親と父親が悪いといえるのではないでしょうか。
2. ある程度距離感も大事
いくら妹を可愛がっているとしても、ある程度の距離感も必要です。
妹という存在だからこそ可愛くて仕方ないというのは分かりますが、だからと言って、妹との距離感がなければ関係性が上手くいかなくなる時が来ます。
妹といえども、独立した違う人間だということを頭においておくことが大切ですね。
1. あまり干渉し過ぎると嫌われる
妹が可愛いからと言って、あまりにも干渉をしていると嫌われてしまいます。
可愛い妹というフィルターがかかっていると、妹が小さなころのままのように思えるかもしれません。
ですが、妹だって成長しますし、自立して自我を持つようになります。
好きな人だってできるかもしれませんし、思春期に反抗期があったように、妹にも反抗期が訪れるでしょう。
また、一人の人間として尊重してほしいという想いが生まれてしまってもおかしくはありません。
親に過干渉されると嫌な思いをするように、姉や兄であっても過干渉の状態でいると、いつか嫌われてしまいます。
どうしてそこまで口を出してくるのかを考えたときに、まるで毒家族のように思われてしまうこともあるのです。
可愛い存在であることには違いがなくても、あまり干渉しすぎないように気を付けてください。
自分がされて嫌だと思えるような干渉はしないようにすることが大切です。
2. 甘やかし過ぎてもダメ
つい妹を甘やかしてしまう人もいるでしょう。
もちろん、可愛い存在であることには違いがないのですから、甘やかしてしまうことがあってもおかしくはありません。
ですが、甘やかしすぎていると妹の教育になりません。
妹であったとしてもダメなものはダメだときちんと告げてあげることが大切です。
また、ある程度成長したのちには、兄弟でありながら友人のような関係を作ることが大切であり、いつまでも可愛らしい妹、大好きな姉・兄の状態を保っていると、お互いに結婚してから面倒くさい思いをすることになるかもしれません。
ま甘やかしすぎることなく、しっかりと常識のある妹に育てることが大切です。
育て方が悪いからと言って、妹はペットのようにいつまでも面倒を見ることができる存在ではないのです。
3. お金に関してはある程度シビアに
甘やかしすぎないことが大切ですが、特に、金銭的な面ではある程度シビアに育てるようにしましょう。
誰かが管理していなければお金をまともに扱うこともできないような人間に育ててしまってはいけません。
また、経済的な援助を求められても断ることができるような関係性を作っておきましょう。
兄妹であるからと言って、経済的な面でもいつまでも支えられるわけではありません。
甘えてくる妹が可愛いからと言って、頼れば何でもしてくれる存在だと思わせてはいけないのです。
どんなことを言っても絶対に許さない境界線というのは定めておくべきであり、特にそれが金銭的な問題である場合には、他よりもシビアに線引きするようにしてくださいね。
典型的な妹の性格の特徴
妹とひとくくりに言っても、世の中にはたくさんの「妹」という存在がいるはずです。