これも特に科学的な根拠があることではありません。
ですが、「ありがとう」ということで植物の育ちが良くなったり、鼻が長持ちするようになるのだとしたら素敵ですよね。
動物にも伝わる?
動物にも伝わるといわれているようです。
こちらも科学的根拠はありません。
ですが、動物というと意識のある一個体を相手にしているのと同じですから、何だか根拠がありそうな気もしてきますよね。
特に、類人猿や犬など、表情を読むことに長けた動物なら、言っているときの人間の顔から理解してくれるのかもしれません。
もしくは音の響きを学習することで、感謝の気持ちを伝えているのだということを分かってくれるかもしれませんね。
3. 感謝を伝える時のポイント
感謝を伝えるときには、しっかりとポイントを掴んで相手に気持ちを伝えるようにしましょう。
折角、感謝を伝える機会を持つことができたのに、相手に全く伝わっていなかったのなら、それは寂しいですよね。
感謝を相手に伝えるときには、しっかりとポイントを外さないように、相手に伝わるように口にするようにしてください。
それは「ありがとう」の一言を言うときでも同じです。
心をしっかり込めること
まずは、しっかりと言葉に心を籠めることです。
言葉に心を込めるというのは抽象的で具体的な方法ではないかもしれません。
ですが、人間はそういった心の動きにはとても敏感にできています。
相手が本気で心込めて伝えたのかどうかというのは、相手の顔や言葉の調子を見ればすぐに分かってしまうのです。
相手に嘘偽りのない感謝を伝えたい時には、まずは心をしっかり籠めることが大切です。
感謝している気持ちを全面に出して伝えるようにすれば、言葉は不器用であったとしてもきちんと相手に気持ちが伝わるでしょう。
選んだ言葉が綺麗かどうかなどは関係ありません。
口にした言葉に心がこもっているかどうかが大切なのです。
感謝の理由も伝えること
感謝の言葉を伝えるときには、感謝の理由も一緒に伝えるようにしてください。
ある意味では、その理由を説明するのが一番恥ずかしいかもしれません。
ですが、相手が何に感謝しているのかが分からないと、相手もいきなり面と向かって感謝の気持ちを伝えられて美栗してしまいますよね。
感謝の理由は簡単でかまいません。
詳しく説明しなくても、相手が分かっているような表情をしているのなら、途中で打ち切っても構わないのです。
相手が、「自分が何に対して感謝の気持ちを伝えたいと思っているのか」を理解している様子かどうかは、きちんと相手の顔を見てチェックしてくださいね。
笑顔で言うこと
感謝の気持ちを伝えるときには笑顔で伝えるようにしてください。
嫌そうな顔をして伝えてしまっては「誰かに言われてきているのかもしれない」「実は本心ではないのかもしれない」「何かしてほしいことがあるから感謝の気持ちを伝えようと思ったのかもしれない」と考えてしまいます。
笑顔で言うことで、相手に対して本気で感謝しているということが間違いなく伝わるのではないでしょうか。
恥ずかしさがあるのなら、満面の笑みではなくても構いません。
ただ、笑顔でいるように心がけていれば、それは相手にきっと伝わるはずです。
表情が大切
何よりも表情を付けることは大切です。
相手から、何を求めているのかと邪推されないように気を付けてくださいね。
特に普段そういったことをしない人は、相手がどのような思いで感謝の気持ちを受け取っているのかということも注意して見ていましょう。