自分の身勝手な感情や事情だけで子どもを叱っても、子どもには何も響きません。
毎日毎日同じことの繰り返しに思えるようなことでも、子どもは少しずつ成長しています。
親の姿を見て子は育ちます。
その子のことを本当に思って叱ってあげていれば、いつかはその事に気がつく子になるでしょう。
なかなか理解されにくい
毎日毎日、子どもに同じことを言って叱っている。
なんて親御さんはよくいますよね。
確かに、仕事や家事や育児になればパンクしそうになる日もあります。
しかし、子どもはよく見ています。
お母さんが頑張って家事をしている姿、お父さんが大変な仕事をこなしてきている姿を知っているのです。
しかし、子どもは子どもです。
親や大人の事情を全て理解しているわけでは無いので、自分の感情でしか動くことができません。
しつけをしているつもりでも、なかなか理解されにくかったり、子どもに自分の気持ちを上手く伝えることができなかったり…。
そんな毎日の繰り返しですが、子どもが大きくなるにつれ反抗期や思春期を経て親の気持ちがようやく理解されるようになるのです。
自分が大きくなり、社会に出れば様々な人と接していくことになります。
社会に揉まれる中で、ようやく子どもは親の愛情やありがたみに気がつくのではないでしょうか。
どんな時でも味方になる
苦しい時、悲しいときなど必ず子どもの味方になる事は当たり前ですよね。
しかし、子どもの成長を妨げるような事は、子どもを甘やかすだけです。
例えば学校で一対一の喧嘩をしてしまいました。
その場合親が口を出してしまえば、子どもの成長を妨げてしまう場合があります。
つまり、子ども同士で解決ができなくなってしまいます。
子ども同士での解決ができなくなれば何かあれば親に頼ると言うサイクルが出来上がってしまい、結局親がいないと何もできない子どもになってしまいます。
子どもは子ども同士の社会があります。
大人が首を突っ込んでしまっては、その子どもの成長を妨げてしまう場合があります。
「どんな時でも味方になる」それは、子どもが例え悪いことをした場合でも親として相手のご両親にも頭を下げに行ったり、子どものために何ができるのかを子どもと一緒に話し合ったり、そんなことが子どもにとっての「本当の味方」になるのではないでしょうか。
いつも見守っている
いつも、「見守る」という事は簡単なようで実は難しいのかもしれません。
子どもを愛するばかりついつい口を出してしまう、子どもが可愛いばかりについついやってしまう。
それでは先ほどと同じように子どもが成長できません。
見守ると言う事は親にとっては忍耐なのかもしれません。
子どものことをわかっていなくてほったらかしなのではなく、子どものことをよく理解してそっとしておくと言うことはとても大切なのかもしれません。
このように、「お父さんにお母さんは、君の事いつも見守っているよ。
」と言う姿勢を見せると子供も安心して様々なことに挑戦していけるのではないでしょうか。
いつも見守っているという姿勢や姿を見せる事で、子どもも安心するのではないでしょうか。
どんな事でも褒めてくれる
怒るときには、きちんと怒り、褒めるときはきちんと褒める。
それはとても大切なことなのかもしれません。
良いこと、悪いことをきちんと教える事は親の責任かもしれません。
しかし、子どもが発見したことやどんな小さな事でもないがしろにしていては、子どもは自分のことをきちんと見てくれていないと思うのでしょう。