なので例えば離婚の時、一緒に戦ってくれて支えになってくれた。
こんな時に家族の大切さに気付かされたという話も多く聞くことができますよ。
離婚というのは精神的にも身体的にも本当に辛いものですし、人によっては裁判などで長く戦わなければいけない場合もありますからね。
そんな時にずっとそばに支えてくれる家族というのは本当に有り難く、大切に感じられるものなんです。
また離婚は世間体的には恥ずかしくて友人や周囲の人にはなかなか言いづらいというところもありますから。
家族は唯一素直に甘えることができる、大きな存在とも言えるんですよね。
中には離婚後実家に戻ったり子供の面倒を見てもらったりと、生活のサポートをしてもらう人も多いと思いますし、家族に感謝することがいっぱいで、余計に大切にしなければと思えるようになるのではないでしょうか。
4. 親身に介護してくれる子供たち
先程、病気になって家族に懸命に支えてもらう、という出来事についてお話しましたが。
中には子供たちに親身に介護をしてもらうことで、親が子供たちの大切さについて改めて気付かされる、というパターンもあるようですよ。
元々親は子供のことを大切に想っているものですが、子供が大人になり自分の手を離れることで、その大切さを忘れてしまったなんて人も多かったりしますから。
介護によって一緒に過ごす時間が増えることで、またその気持ちを思い出すようになっていくんですね。
しかも介護というのも看病同様、本当に大変で辛いもの。
そんな大変なことを親身になってやってくれる子供の姿を見たら、申し訳ないと思いつつもやはり嬉しい気持ちでいっぱいになり、その存在の大きさを改めて実感できるようになっていくのではないでしょうか。
5. いじめに遭った時に支え、助けてくれた
学校などでいじめに遭った時、家族に支えてもらい助けてもらった。
こういった出来事も家族の大切さを知るキッカケになっているようです。
やはりいじめというのは本当に深刻な問題で、心を深く傷つけられるものですから……そんな時にずっとそばにいて絶対の味方になってくれる家族というのは、本当に有り難くて大きな心の支えとなってくれるものなんですよね。
もちろんいじめを受けている当時は辛く悲しい思いもたくさんしますし、家族を大切に思う余裕までは持てないかもしれませんが。
でもそういう感謝というのはその後もずっと忘れないものですし、後になって家族がいかに大切かというのをじわじわと実感できるようになってくるのではないでしょうか。
難しい問題な分一緒に乗り越えた時、家族の絆もより一層強くなるはずです。
6. 引きこもりになった子供を優しく強く更生させた両親
近年はいじめや心の病気などが原因で家に引きこもってしまうという子供も多くなってきましたが……中にはその引きこもり生活がキッカケとなって家族の大切さを知れたという人もいるようです。
もっと詳しく説明すると、引きこもり生活の中での両親とのやり取りが良いキッカケとなった、ということですね。
両親が子供に対して優しく、時に強く真摯に向き合ってくれたことで、子供が引きこもりから更生できるようになり、そして両親への感謝と共に存在の大きさを実感できるようになるわけです。
また逆に両親の方も子供のことをしっかりと見つめ、大切さを再確認する時間が持てるようになるんですね。
もちろんこれもいじめ同様深刻な問題で、簡単に解決とはいかないと思いますが…家族全員が関係性を見直すチャンスと言えるのではないでしょうか。
7. 障害のある子供を大きな愛で育てる両親
世の中には障害を持って生まれ、悲しい思いや大変な思いをしながら生活をしている人もたくさんいたりしますが……でもそういう人は障害があるからこそ家族の大切さを知るチャンスも多かったりするんです。
何故なら障害がある人というのは普通の家族以上に、両親に助けてもらったりしてもらったりすることが多くなってきます。
当然それだけ苦労なども増えてきますが、でも反対にそれだけ両親に対する感謝や存在の大きさを身に染みて感じることができるんですね。
もしかすると10代などの多感な時期は両親に対する不満などもありなかなかそれに気付かないかもしれませんが、成長するにつれてきっと両親の愛情の大きさを段々と理解できるようになるはずです。