というのも多くの人が自由な働き方や生活を望むようになったことで、仕事を続ける気力がなくなりすぐに辞めてしまうようになってしまったのでは…と考えられているからです。
また近年晩婚化が進み独身の人がどんどん増えてきていますが、金銭面を支えてくれるパートナーがいない=生活が苦しくなるということに繋がっているのでは、とも言われているんですね。
3. 孤独死の問題
先程も言ったように、現代は自由な考え方から晩婚化する人、あるいは結婚をしないという人もどんどん急増してきましたが……その結果孤独死する人の数も増加するようになってきてしまいました。
つまり一生独身で最期を看取ってくれるパートナーがいないわけですから、誰にも気付かれず1人寂しく亡くなってしまうという人が増えてきてしまったわけです。
さらに近年は家族間のコミュニケーションが不足しているということから、老人だけでなく40~50代の中年の方や若者までも、孤独死する可能性は十分あるなんていう風にも言われるようになっています。
要するに家族間の交流がない=普段気にかけてもらえないということになってしまうので、万が一亡くなっても気付いてもらえないという可能性が高くなってしまうんですね。
社会人になると実家を離れ、なかなか連絡を取らないという人も多くなってくると思いますが、孤独死を防ぐためにもやはり定期的に交流を持つことは必要と言えるのではないでしょうか。
4. 離婚・未婚率の上昇
お話したように現代は結婚をしないという考え方の人がどんどん増えてきており、日本の未婚率も年々上昇している傾向にあります。
しかしその一方で日本の離婚率もまた毎年上昇してきている傾向にあるんですね。
というのもやはり多くの人が自由な生活を求めるようになったので、家庭に縛られずより自由に生きたいという思いから=離婚という考えをしやすくなってしまったのではないでしょうか。
また近年は芸能人による離婚のニュースをよく見かけるようになりましたし、離婚を斡旋しそれで稼ぐ弁護士や業者などの数もかなり多くなってきているので、そういう社会が離婚に対する抵抗を失くさせているのかもしれませんね。
そしてそれを目の当たりにし結婚≠幸せと考える人も増え、それがまた現代の未婚率を上げる原因に繋がってしまっているのでしょう。
これもまた家族間の絆を弱らせてしまう大きな要因と言えるのかもしれませんね。
4. 深い絆が大事
このように、現代は昔に比べて自由で生活しやすい家庭を作る人が多くなり、一見それが良いことのように思われているのですが……そのせいで昔の古き良き生活も失われてしまい、家族間の絆も段々弱いものに。
さらにそれが深刻な日本の社会問題まで引き起こすようになってしまっているんですね。
自由な暮らしを求めることは確かに良いことだと思います。
しかしだからこそ守るべき伝統や習慣などもあるのではないでしょうか。
そしてこんな時代だからこそ余計に家族が団結し深い絆を作っていくことが大事と言えるのではないでしょうか。
皆さんがそれを少しずつでも意識すればきっと現代の家族像はもっとより良いものになるはず。
ぬくもりを感じられる温かな家庭が少しでも増えていってくれると良いですね。
家族間トラブルにはどんなものがある?
しかしどんな家庭にも昔からトラブルというのは付きもの。
こんな現代になってしまったせいか、最近はそんな家族間トラブルの数もどんどん急増してきている傾向になります。
そこで最後に家庭内でよくありがちな家族間トラブルの例についてご紹介していきたいと思います。
何かしら問題が起こってしまうのは仕方ないかもしれませんが、できればこんなトラブルが起きないよう、また起きたとしても円満に解決できるよう、家族皆さんで考えていってもらいたいですね。
1. 反抗期
子供の反抗期、というのはどこの家庭にもある普通のことのように思えますが、しかしこれが家族全員を悩ませる意外なトラブルだったりするんです。
何故なら反抗期というのは大概の子供誰にでも起こるもので防ぎようがありませんし、何か理由があって起こるものでもないので即解決できるものでもありません。
家庭内が険悪な雰囲気になってしまうことだって多いですし、最悪の場合子供が何か外で事故や事件に巻き込まれてしまう可能性だってあるわけです。
もちろん子供が成長していくにつれ反抗期も終わり、その後円満な家庭を作れることも多いですが。
それまで長い期間反抗期はずっと続くわけですから……家族はいろんな苦労を強いられてしまいそうですよね。
2. 金銭の貸し借り
これも意外かもしれませんが、家族間での金銭の貸し借りのトラブルも結構多かったりするんです。