逆にかまわれ過ぎてストレスになって、足を舐めてしまうことも。
散歩に連れて行ってもらえない、運動量が足りないことがストレスになることもあります。
怪我や病気の可能性も
足を虫に刺されて痒みがある、湿疹などの炎症があるなどの場合や、関節炎、傷があったり棘が刺さったりしていて、それが気になったり治そうとしたりして舐めていることもあります。
爪が伸びすぎていて気になって舐めたり爪を噛みちぎったりして、断面が気になったり深くちぎってしまって血が出てしまっているから舐めているということもあるので、舐めている箇所をよく観察してみてください。
やめさせるには?
もちろん、原因を取り除くことです。
怪我や病気の場合はその治療を。
運動量が足りないようならお散歩のコースや時間を見直したり、お散歩とは別に運動の時間を設けたりするようにします。
舐め始めたら構ってあげて
原因を探るためにもかまってあげてください。
寂しいから舐めているようなら、遊んであげてください。
また、お留守番の時間に気が紛れるように、おもちゃやおやつをあげるのも効き目があります。
おもちゃの中におやつやフードを入れて、遊んでいると少しずつ出て来るタイプのパターンだと長く遊べるのでおすすめです。
どうしても改善しない場合は獣医さんに相談してみましょう。
精神疾患として安定剤を処方してくれることがあります。
どのような場合でも適切な治療を受けるようにしましょう。
また、犬の涙や唾液は薄茶色をしているので、特に毛の色が薄めの子は自分のよだれで足が赤茶色に染まってしまいます。
こうした汚れを落とすローションも販売されています。
ホウ酸水で拭くことでも色が薄くなりますので、気になる方は調べて試してみてください。
4、前足を乗せてくる
飼い主さんの腕や足などのちょんと前足をのせてくる姿は、とてもかわいいものです。
わんちゃんが前足を乗せてくるのは、どういうときでしょうか。
呼んでいる
人が手を相手の肩や腕に置くのと同じように、「ねぇねぇ」と呼んでいる場合。
「そろそろご飯の時間じゃないの?」「お散歩はまだ?」「一緒に遊ぼうよ」などなど、なにか訴えたいことがあります。
「お水が飲みたいのにお水がからっぽだったよ」というパターンも。
前後の行動を見守れば、飼い主さんならだいたいは何を訴えたくてわんちゃんが呼んでいるのかはわかるかと思います。
甘えている
かまってほしくて呼んでいることもありますよ。
あごを乗せてくることもよくありますが、それと同じで甘えているのです。
あごを乗せる場合は、乗せてくっついているだけで安心して寝てしまうことも多いですが、前足の場合は飼い主さんが自分の方を見てくれて、なにかかまってくれることを期待していることがほとんどです。
もっと撫でて欲しい
ぽんぽんと頭を撫でた後、ちょんと前足を乗せてくるときは、「もっと撫でて」と言っているようです。
撫で始めると前足を乗せるのをやめて、おとなしくおすわりやふせをして撫でられています。
やめると、また前足を乗せて催促してきます。
飼い主がなめられている?
甘えてくるというのは犬としての立場をわきまえていない、飼い主をなめているからわがままに振る舞うのだ、という人もいるようです。
中には足を押しのけたり叱ったりするべきだという説もあります。
確かに相手の言うことばかり聞いていては相手が増長してわがままになってしまうことがあるのは、親子や恋人どうしなど人間同士の関係でもあることです。