CoCoSiA(ココシア)

犬の気持ちはこの12個の行動で知れる!(続き4)

教育方針は飼い主さんごとに色々あるとは思いますが、なめられているのだと頭から思いこんで叱ったり邪険にしたりせず、まずどうしてそんなことをしているのかわんちゃんをよく観察してみてください。

人間も、今日はなんだかひとりでいたくない、となにか意味があるわけでなくてもなんだか寂しいときもあるものです。

5、しっぽを振る

しっぽを振っていると、喜んでいるイメージがありますよね。

さて、本当に喜んでいるのでしょうか?

とっても嬉しい!

嬉しくて振っているとき。

振る強さ、速さで喜びの度合いがわかります。

強くぶんぶんと振っているときはとっても嬉しい、ゆっくりふわっと振っていると、ちょっと嬉しいという感じです。

眠い時に飼い主さんが帰ってきて、ちょっとおあいそ程度にしっぽをふる、なんていう姿を見たことがありませんか。

嬉しいけど眠気が買っているので、嬉しさが半減しているんですね。

しっぽ振りの強さが嬉しさのバロメーターになっているようです。

甘えたい

とても嬉しいのとちょっと見分けがつきにくいですが、しっぽを振ることで自分はここにいるよ、とアピールをしています。

たとえば飼い主さんが旅行などに出かけていて久し振りに帰ったときのしっぽ振りは、「帰ってきてとても嬉しい」よりも、「僕を置いてどこへ行っていたの」「もうどこにも行かないで」という意味合いになります。

挨拶をしている

初めて会った犬に挨拶をするときもしっぽを振ります。

人間でいうと「こんにちは」というときですね。

知り合いというほどではないけれど、同じマンションに住んでいる見たことのある人とすれ違って会釈、というような場合、「私はここにいます」「あなたを認識しました」というアピールでしっぽを振ることもあります。

敵意はないというアピール

挨拶と似ていますが、敵意はない、逆らわないよという意味です。

犬同士でじゃれあっていて、どちらかがやり過ぎて相手が怒ってしまったとき、やりすぎた方がしっぽを振ることで「ごめん、わざとじゃないよ」「けんかを売ったわけじゃないよ」という意図を伝えます。

そうすると、相手の犬も遊びモードに戻ってくれます。

どちらかに傾いている振り方をしているとき

脳は右脳がネガティブ、左脳がポジティブな感情を関連があると言われており、右脳で考えたことが身体の左側に、左脳で感じたことは身体の右側に出てきます。

犬の場合もこれと同じではないか、という説もあるのです。

嬉しいときのしっぽ振りは右側に、不安なときや怖いときは左側に傾いた状態でしっぽを振っているという実験結果があるそうです。

ただしっぽの振り方にも癖や個体差があります。

左側に傾けて自分にしっぽを振ってきたからと言って怒ったり不愉快になったりしてはいけませんよ。

しっぽを振り始めるのは生後一ヶ月

生まれてから3週間から40日程度で、子犬たちはしっぽを振り始めます。

親や兄弟と過ごす内にしっぽでのコミュニケーションを学んでいくんですね。

6、舌を出す

犬が舌を出している姿はかわいいし、嬉しそうな顔に見えることが多いので、喜んでいるのかな?と感じると思います。

舌を出すのは感情と関係あるのでしょうか。

暑い

犬は汗をかかないので、上がった体温を下げるためには口から舌を出して熱を吐き出し、唾液を蒸発させます。

元々犬の体温は38度前後と高いのですが、夏場など炎天下にいるとすぐ40度になってしまいます。

当然のことながら、クーラーのついていない部屋や車の中への置き去りは厳禁です。

興奮している

人間も興奮することで暑く感じたり汗が出たりしますね。