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生え抜きとはどういう意味?よくある...(続き4)

能力的に同じであるなら、ずっと務めてくれている人、と会社も思ってしまうでしょう。

やはり、同じ会社にずっと貢献してくれている人に報いたいと思うのが人として当たり前のことですし、その点では転職組よりもずっと有利だといえるかもしれません。

同じ能力があればの話ではありますが、会社への忠誠心を強く押し出しているようなところでは、少しくらいは能力が足りていなかったとしても、生え抜き社員を優先するような態度を見せるかもしれませんね。

8. プライドが高い

生え抜き社員は、ずっとその会社に勤めてきたのだという強いプライドを持っています。

自分がやめることなく続けているという誇りは、他の人に傷つけられることを良しとはしません。

日本においてはやめることなくずっと働き続けるというのがとても良いことのように思われています。

そのため、辛いことがあってもその会社でずっと努めているということは、本人のプライドを育てることになるのです。

もちろん、違う考え方をしている人もいますが、プライドの高さは生え抜き社員の特徴の一つだといえるのではないでしょうか。

転職組の人に関しても、そのプライドがないわけではありません。

特に、スキルアップのために転職してきた人の場合には、自分自身に誇りを強く持っているでしょう。

それは、会社に対する忠誠心や、ずっと続けてきているという●●社員としてのプライドではなく、あるスキルを持った個人としてのプライドです。

そもそも生え抜き社員と転職組では誇りに思っているものが異なるのです。

9. 忠誠心が強い

会社に対する忠誠心が強いというのも生え抜き社員の特徴の一つですね。

同じ会社にずっと努めているので、その会社に対する誇りのようなものが育てられるのです。

そして、「尾の会社のために」という意識が強くなっていきます。

自分のためというよりは、会社のためにという意識を持って働くことができるということですね。

転職組ではそうはいきません。

転職して来て働いていると、どうしても自分のためという側面が強くなってしまうので、会社のために何かをしなければという想いがあまり育たないのです。

会社に対する忠誠心の強さというのは、やはり、生え抜き社員だからこそなのではないでしょうか。

10. 甘え上手

生え抜きの社員はとても甘え上手になっていくといわれています。

確かに、ずっと長く同じところで勤めていようとするのなら、他の人と仲良くなることが大切ですよね。

その戦術として上の人や年上の先輩に対しての甘えを覚えるのです。

長くつきっあっていくので、ある程度軽口を叩けるような中になっている状態なら、さらに上手に甘えることができるでしょう。

甘え上手に相手に言うことを聞いてもらうというのは処世術の一つです。

一つの会社にいるからこそ、その会社に特化したスキルの処世術を身に着けることができるというのは、生え抜き社員のとても良いポイントかもしれません。

11. 団結力がある

生え抜き社員にはとても団結力があります。

ずっと同じ会社に勤めていたからこそ、会社に対する誇りを持っていますし、そこに属しているという意識もとても高いでしょう。

転職組の場合にはそうした誇りは少ないかもしれません。

自分のスキルアップの場所として会社をとらえている人が多いからです。

ですが、生え抜き社員の場合には、会社はスキルアップの場所ではなくて、まるで第二の居場所のようなところです。

自分がずっとそこで働いてきたという意識もありますし、周りの仲間が親しい人ばかりなので、団結力を持ちやすくなるでしょう。

そうした団結力を持っていることは、会社をあげての事業などを行う場合には良いかもしれませんね。