何であの人ってああなんだろう、何であの子とは上手くいかないんだろう。

そんなことをグルグル考えて夜眠れなくなったことがありませんか?多かれ少なかれ、私たちは人間関係についていろんな悩みを抱えています。

そしてその中でもトップレベルで多いのが「苦手な人」についての悩みだそうです。

顔を合わせることを考えただけで、仕事や学校に行くのが憂鬱だという方も多いのではないでしょうか。

どうしてこうも悩まされないといけないのか、うんざりしてしまいます。

けれど対処法は必ずあります。

この記事では、大きく二つに分けて紹介していきたいと思います。

それは距離の置き方と接し方です。

苦手な人って誰しもいますよね

誰でも一人や二人は思い浮かぶ苦手な人。

きっぱり付き合いを断てればそれに越したことはありませんが、職場や学校にいる人だとそうもいかないことが多いもの。

苦手だと決めつけずに無理をしてでも一緒に居なきゃ…自分が我慢すればいいことなんだから…と自分を押し殺してなんとか乗り越えようとする人も多く見受けられますが、それが過ぎるとストレスが堪り心身に支障をきたしてしまうこともあります。

限界に達してそんなことになってしまう前に、ここでは苦手な人とトラブルを起こさず共存していく方法を考えて行こうと思います。

苦手な人の上手な距離の置き方

まずは少しでも同じ時間を過ごさずにいられるよう、上手く距離をとりましょう。

とはいえいきなり無視したり、あからさまに避けたりするのは相手はもちろん周囲の人にも悪印象です。

相手を傷つけず離れられる、次のような方法を使ってみてはいかがでしょうか。

忙しいふりをする

オーソドックスな方法です。

「ごめん!ちょっと今手が離せなくて…」「仕事が忙しくてなかなか時間が取れなくて…」と断っておけば、それ以上追及してくる人はそういないと思います。

ただ、この言い訳を使った直後ツイッターやインスタなどのSNSに他の人と遊んでいるところなどを載せてしまうと「忙しいって言ってたじゃん!」ということになり気まずくなるのでご注意を!

早めに会話を切り上げる

話していてあ、これ以上無理…そう思ったらぐったり疲れてしまう前に都合よく用事を思い出したりしてさっさと話を切り上げてしまいましょう。

それが難しい時は、「あ、そうなんだ」「へえ」など簡単な相槌を打つのみにすると、相手がこれ以上話が広がらないと判断して去って行ってくれるかもしれません。

また、会話する前に「今日何時からから◯◯があってダッシュで行かないといけないんです…」などと予防線を張っておくと、「すみません、そろそろ…」ときっぱり会話を切り上げてもわざとらしい感じにならず自然に抜けられます。

誘いに乗らない

喋りたくない上司から飲みに誘われたり、あまり関わりたくない友人からずっと前から行きたかったカフェに誘われたり、これどうしよう…と思わず頭を悩ませてしまうようなお誘いが来ることもあります。

職場などでの立場上どうしても行った方がよさそうな場合もあるかとは思いますが、基本的には誘いに乗らないのが一番です。

もしそこがずっと行きたかったところなら、あとから気の合う友達と行くか一人で行きましょう。

自分の貴重な時間を使って、わざわざ神経をすり減らしてしまっては勿体ないですし、その場所で嫌な思いをするとそこ自体も嫌いになってしまいかねません。

そんなことは極力避けたいですよね。

できることなら、先ほどの「忙しいふりをする」との合わせ技でかわしましょう。

周りに言っておく

信用できそうな同僚や上司、友達に自分がその人を苦手とすることを前もって伝えておくのも手です。

苦手な理由、あまり関わりたくない旨などをできるだけ手短に伝えておきましょう。

あまり長々と説明するとついついヒートアップしてただの悪口になってしまったり、あなたが面倒くさい人だと思われてしまったりする可能性があるため、あらかじめその人のことがどう苦手なのか、具体的な例もあればそれも交えて自分の中で整理しておきましょう。

紙に一度書き出してみても良いかもしれません。

どうしてもうまく説明できないという場合は冗談っぽく「私あの子苦手なんだよねー(笑)」という程度でもいいかもしれません。

周りが分かってくれていることでこちらも気が楽になります。

ただし、要らないトラブルを避けるためにも打ち明ける人は厳選しましょう!自分の味方になってくれそうな人の見極めが大事です。

会いそうな場所に行かない

苦手な相手と出くわしてしまうと心の準備ができておらず話の内容などに妙に神経をとがらせてしまって無駄に疲れます。

相手の方では自分を友達だと思っていたりすると偶然会ったことをきっかけにお茶に誘って来たりしますし、なんだかんだと非常に疲れることになります。

行動範囲がなんとなくわかっている場合、ばったり出くわして話さざるを得なくなるような場所はなるべく避けましょう。

見かけたらUターン

家が近い場合など、どうしても行動範囲が被ってしまう場合もあるかと思います。

ふらっと出かけた先で見かけてしまった…そういう場合は相手がこちらに気付く前に即座に視線を外して足早にUターンしましょう。

気づかれてしまっても、なるべく急いでいるふりをすれば声を掛けられることもありません。

この時目さえ合っていなければ後で「この間あそこにいたよね?」と聞かれても「ああ、いたんだ!気づかなかった!」で押し通せます。

帰り道を変える

職場からの帰り道などは、立ち寄る場所が被ってしまいがちです。

終業後は出来る限りまっすぐに帰り、買い物などをするときは少し離れたところや店内で出会いにくい広い店舗を利用しましょう。

用事があると言って離れる

偶然二人でばったり出くわしてしまった!なんてときは「じゃあ寄るところがあるので…」「待ち合わせしてるので」などと適当な用事を作りましょう。

それ以上追ってくることはないはずです。

つまらなそうにする

わざと不機嫌そうにしたり態度を悪くする必要はありませんが、あまりにも話が長引きそうならこちらからはそこまで話さないようにし、スマホを弄ってみたりして適度に沈黙を増やしましょう。

特におしゃべりなタイプの人は沈黙に耐えられないことが多いので、自然と解散の流れになるかもしれません。

自然と相手から離れていく

それでも空気を読んでくれない!離れて行ってくれない!という手ごわい相手の時はじわじわ離れていきましょう。

最初は時計を見たり荷物を持ち直したりし、それでも雰囲気を感じ取ってもらえないなら段々距離を取ってから「じゃあまたー!」と満面の笑みで手を振ってさようならすればOKです。

放っておく

あまりにしつこい場合は放っておいても大丈夫です。

そういう人は誰にでもしつこくしすぎて放っておかれ慣れていたりするため、意外と放置しても傷つかなかったりします。

最終手段です。

苦手な人とも付き合った方がいい?

空気が読めない、無駄に辛辣、なぜかマウンティングしてくるなど、私たちが「あの人、苦手…」と感じやすい人は世の中にたくさんいます。

だからこそいちいち避けていたら自分の世界も広がらないし勿体ない!という意見もあるようです。

しかしそれも時と場合によるものですし、相手によっては付き合いを断つのがベストな場合もあります。

無理に付き合う必要はない

もしその苦手な人が、ずけずけとモノを言ってあなたを傷つけたり、優しさに漬け込んでわがままや無茶を言い周囲を振り回すような害のある人だという場合。

そのまま無理して合わせて付き合いを続けていると、傷つけられたり嫌な思いをするだけではなく自分自身までその人の言動に引きずられて刺々しいものの言い方をしたりするようになってしまい、いつの間にかその苦手とする人種そのものになっていたりもします。

またあまりにもひどいと心を病んでしまう場合すらあります。

人は一緒にいる人から多かれ少なかれ影響を受けるものですから、できることならいつもニコニコしていられる人とお付き合いしていきたいですよね。

体裁や団体の輪を気にするなら上手く接する

とはいえ、上手く接した方がいい場合もあります。

パターンは色々ありますが、相手が上司や先輩など目上の人である場合などは特にそう言えるかもしれません。

苦手だからといって避けることも難しいですし、へたに接するとあなたの方が変わった人だと思われ職場や学校で浮きかねません。

また、相手と共通の友達がたくさんいる場合などもそうです。

「あの子と距離を置きたいけど、そうするとあの子やあの子とも気まずくなるなあ……」と、そんな場合には苦手な人のお誘いや連絡はかわしつつも何回かに一回は相手するようにしてみましょう。

最初は加減が難しいかもしれませんが、段々あしらい方も慣れてきます。

ただ、無理はしすぎないようにしてくださいね。

そもそも何で嫌いなの?と自分の気持ちを分析してみる

そもそもなぜ自分はその人を苦手だと感じるようになってしまったのでしょう?

嫌なことを言われたりされたりしたという明確な理由がある人も、よくわからないけれど嫌な感じがする!本能的に苦手なタイプ!という人もいるでしょう。

はっきりした理由がある人もそうでない人も、一度思い当たる理由を列挙してみてください。

家でチラシの裏などに箇条書きにしてもいいですし、信用できる友達や家族などに聞いてもらっても良いかと思います。

よく考えてみると、意外な理由がぽろっとこぼれて来たりすることもあります。

それは自分にはないものを持っている相手がうらやましいからだったり、自分のいやなところを見せつけられているような気がするからだったりします。

そんな自分の気持ちに気づいてしまったとしても、落ち込んだり自分が悪いと責めたりする必要はありません。

誰にでも嫌なところは多少なりともあるものです。

冷静に距離をおきつつ、自分のことを受け入れる練習を始めてみてはいかがでしょうか。

苦手な人への上手な接し方

ここまでかわし方や避け方を主に書いてきましたが、あまりにも極端にそればかりでは角が立ってしまうということがほとんどだと思います。

あなたが特に悪気なく避け続けていただけであっても「無視されている」などと感じる人もいるかもしれませんし、そうなってしまうともはや喧嘩の域に発展することも。

トラブルは誰でも避けたいですよね。

そしてできることなら苦手な人とも気持ちよく付き合っていきたいものです。

難しく感じるかもしれませんが、人として最低限のところから始めてみましょう。

習慣にしてしまえば毎日イライラさせられていたこともさほど気にならなくなるかもしれません。

挨拶だけはする

わたしたちは別にすべての人と仲良くしなければ生きていけないわけではありません。

小さい頃は「みんなおともだちだよ」と説かれましたがそんなことはまず無理です。

大人になれば周りはお友達ではない人ばかりです。

「あの人とは何を話しても気まずい気がする…嫌われてるのかな」という人だって存在するでしょう。

そんな時は挨拶だけはしておく!と決めてそのほかの面では成り行きに任せましょう。

顔を合わせたら「おはようございます!」「こんにちは!」と笑顔で言うだけ。

これをされて気分の悪くなる人はいないと思います。

こちらとしても「話題を探さなきゃ」とやきもきする必要がないので気が楽です。

これなら関係がそれ以上悪化することもありません。

憂鬱なときもあの人は「苦手な人」ではなく、「仲良くもなく悪くもないけど挨拶位はする人」だと考えてみると少しは肩の力が抜けます。

愛想笑いをする

ぶすっとしているより笑顔の方がいいのは当たり前!笑顔でいるだけでただの相槌が説得力を増します。

愛想笑いと言うと聞こえは悪いですが、笑顔にもいろんなパターンがあります。

へらへら笑っているだけだとただのぼんやりした人に見えてしまうので色々表情を変えてみてください。

ちなみに、こういう時には意外とアイドルの笑顔の作り方が参考になります。

何気なくテレビを見ているときなど隅っこにいる彼女たちの表情を観察してみてください。

自分が喋っていない時でもうんうん頷きながら微笑んでみたり、目を丸くしながら大口を開けて笑ってみたり。

笑顔一つでも本当に表情が豊かです。

最低限の会話をする

仕事上やその他の用事で必要のある時だけ会話をかわすというだけでも大丈夫かと思います。

友達ではないのですから、無理に仲良くおしゃべりをする必要はないと自分の中で決めておき、それだけでは気まずいという場合には一言二言天気の話でもしておきましょう。

一年中使えます。

会話を広げないためには足を止めずにその人の前を通り過ぎながら、少し忙しそうに話すといいかもしれません。

ただ、話さないにしてもやはり仏頂面で最低限の言葉しか発さない…ではとても感じが悪いです。

笑顔で、なおかつ柔らかい言葉遣いを心がけましょう。

また用事があって話しかけるときも「お忙しいところ申し訳ありません」などとクッション言葉から入るようにすれば最低限の会話だったとしても冷たい印象を与えてしまわずにすみます。

話しかけられたらでOK

どうしてもこちらから話しかけるのが無理!という場合は向こうが話しかけてきたらでもかまいませんが、苦手な人相手にも萎縮したりイライラしたりしているのを顔に出さないようにしましょう。

そして相手のしぐさや言動に意識を向けながら話すと、ついつい嫌なところばかりが目についてしまいさらにイライラしがちになります。

「今自分が話さなければいけないことはなんなのか」だけを念頭において淡々とコミュニケーションをとりましょう。

もし多少の意見の相違があったり自分から見てひっかかるところがあったとしても、必要以上に相手を批判したり突っかかったりすることなく、とにかく用事が済めばそれでいい、ぐらいの気持ちでもかまいません。

とりあえず煽てておく

煽てておくといっても、事実と違うことを言ってしまうといかにも噓っぽく、厭味ったらしく聞こえてしまいます。

どんなに嫌なやつでも、少し客観的に見てみればいいところの一つや二つあるはず。

と自分に言い聞かせてその人を見てみましょう。

「あの人、めちゃくちゃ口が悪いけど仕事は出来るよなあ」とか、「あの子ものすごい腹黒ぶりっ子だけどいつもお洒落でセンスいいんだよなあ」とか、何かあるはずです!
この「◯◯だけど」は心の中にぐっとしまい込んで、その後を口に出して言ってみましょう。

「◯◯さん、いつも本当にテキパキされてて尊敬します!」「◯◯ちゃんいつも服かわいいよね!どこで買ってるの?」など。

誰でも褒められて悪い気はしないので、これがきっかけになって良い関係が築けるかもしれません。

どうしても面と向かって誉め言葉を発するのは苦手という人や、褒めても相手が素直に受け取ってくれる人ではなさそうな場合は、直接褒めるのではなくその人の友達など周辺の人に言うこともできます。

その人も自分の友達が褒められていたらぜひとも本人に伝えたいと思ってくれるでしょうし、聞いた本人も自分がいないところで言われているということでお世辞ではないんだなと感じやすいです。

会話の流れで何気なく、「私は手が遅いから◯◯さんみたいにデキる人に憧れてるんですよー」などと言ってみましょう。

それが本人に伝われば、もしかすると円滑な関係を築くきっかけになるかもしれません。

そして何より、苦手な人のいいところを口に出すことでこちらも前向きな気分になれます。

反面教師にする

あの人に褒めるところなんていっこうに見当たらないけど…という方もいらっしゃるかもしれません。

相当嫌いでストレスを溜めておられるものとお察しします。

そんな人の事は、逆に嫌なところをよく観察してみて自分の人生に生かしてしまいましょう。

イライラしてしまいそうですが、「こんなに雑な仕事ができるなんて逆にすごいな……私は責任をもって最後まで仕事をしよう」「口が悪すぎてみんな引いてる……私はもっとやわらかい言葉遣いをするように心がけよう」とすべて自分の教訓にしてしまうのです。

そうすればあなたが大嫌いなあの人とは正反対の、身も心も美しい人になれるかもしれません。

そうなってしまえばこちらのもので、もはやあなたはその人のことなどどうでもよくなるでしょう。

そしてその人も自分と正反対の人間とは関わりを持ちたくないので近づいてこなくなります。

接点がそもそもなくなってしまうのです。

今度イラっときたら「またやってる……いい加減にしろよ」ではなく、「反面教師になってくれるなんて◯◯さん優しい!ありがとう!」と余裕をもった考え方をしてみてはいかがでしょうか。

自分のためと思って耐える

つらいことは全部人生に必要な修行だと言っている人を見たことがあります。

そこまで行くともはや仏教のようですが、今こうしているのは自分に必要なことなんだと言い聞かせてみるのもありかもしれません。

苦手な人と一緒に過ごすことはつらいかもしれませんが、その状況が一生続くということはまあありません。

ただ人間には限界というものがありますし、全く自分のためになってくれない種類の人がいることも事実ですのでほどほどが良いかと思われます。

全部ゲームだと思い込む

上記の考え方と似ていますが、何を言われても受け流し「これを乗り越えたら経験値が増えてレベルが上がる」と思い込むという手もあります。

ゲームなので相手もただのCGでできたキャラクターですし、言っていることも意味なんかありません。

ただの敵キャラなので倒せばいなくなります。

ひたすらに聞き流して、終わったら「わたしのレベルがまた1あがった!」と心の中でちょっとはしゃいでみましょう。

たまにはレベルが上がった記念に、自分へ新しい装備(服やおいしいもの)などを買い与えるのも楽しいかもしれません。

ゲームと違い倒しても倒しても敵がまた出てくるところが難点ですが、それはそれでこのゲーム終わらないなあすごいなあと前向きに考えてください。

悪く言われても聞き流す

人の悪口を言ってはいけませんということは幼稚園くらいで習うはずなのに、それがどうしてもできない人は一定数います。

人前で理不尽な罵声を浴びせられたり、必要以上にきつく当たられたりすると傷つきますし、「私が全部悪いのかな?」と弱気になったりもしますよね。

あまりにひどいと大声や怒っている人そのものが苦手になったり、その後の人生に影響を及ぼすこともあります。

なんであんなにひどいことを言うんだろう、なんで私だけがあんな風に言われるんだろうとつらい思いをされた方もいらっしゃることかと思います。

が、きっと人のことをおおっぴらに悪く言うような人はこちらがどれだけ改善しても認めてはくれないのではないでしょうか。

ただただあら捜しをして悪口を言いたいだけの、そういう性格なのです。

あ、また何か言ってる……そう思ったら心にシャッターを下ろし、何を言われてもはい、ごめんなさいと聞き流すだけの存在になりましょう。

その人の言葉に何も意味はありません。

なので、あなたが「すみません」と言ったところであなたの価値が下がるわけではありません。

適当に謝っておいて向こうの気が済むのなら、そうしてさらっと受け流しておいた方が楽です。

自分に向かって言われている言葉にはついつい耳を傾けてしまいそうですが、これが出来れば大分強くなれると思います。

 

心で悪口を言いまくる

聞き流しつつこれが出来れば同時にすっきり出来て一石二鳥です。

昨今ツイッターなどの裏アカウントで周囲への愚痴を垂れ流す例も多くみられますが、どれだけ鍵をかけてもどこから漏れるかわかったものではないため、やっぱり誰にも見られない自分の心の中でつぶやくのが一番安全かと思われます。

先ほど笑顔の大切さについて書きましたが、この時は心の中で悪口を言っているとは考えられないほどしょんぼりした申し訳なさそうな顔をしておくと良いです。

そして個人的におすすめなのが、その人と別れた後誰もいないところに行ってから中指を立てながらの全力の変顔です。

うわべは従っても心は売り渡していない感があって元気が出ます。

ただし誰にも見つからないように細心の注意を払ってください。

悪口は口に出しては絶対に言わない

もし表立ってその人の悪口を言うなら、同じ土俵に上がっていることになります。

どんなにその人が嫌な人でも、実際その瞬間を見ていない人からすれば「どっちもどっちなんじゃないの?」と取られることも。

言うのは心の中にとどめましょう。

ただ、自分がその人にされた嫌なことがある場合、親しい人にその「事実」を伝えることは悪口とは違います。

その場合は客観的に伝えられるようになるべく努力しましょう。

気分を切り替えられる趣味を見つける

家に帰ってからも、休日もあの人に言われた嫌なことが頭を離れない。

今日は休みなのに、朝からすでに明日の出勤の事を考えてしまって憂鬱。

そんな時に気分を切り替えられるような趣味を見つけましょう。

体を動かすのが好きという人は何か新しいスポーツを始めてみてもいいかもしれませんし、インドアな人は前向きになれるような映画を見たり音楽を聴くのも効果的です。

憂鬱なことがどうしても多くなりがちな社会生活の中で、「でも次に自由な時間ができたときにはあれをしたいしここを乗り越えよう」と考えられる何かがあるのとないのでは大きく違います。

打ち込める趣味があると、今まで心の中を占めていた苦手な人についてのスペースがなくなりはしないものの少し狭くなります。

ストレスを解消しリフレッシュできる趣味を探してみてください。

共通の友人をつくらない

共通の友達がいると距離をおきにくくなりますし、プライベートでも関わらなければいけないことになり非常に疲れます。

またどうしても友人というものは似たもの同士が集まりやすいため、そのグループがまるまる苦手なタイプということもあり得ます。

万が一そんな人たちと共に休みを過ごすような羽目になったら考えただけで地獄ですね。

もし友達に紹介されたりした人が苦手なタイプだった…という場合は仕方ありませんが、なるべく共通の友人はつくらないようにしましょう。

むしろたくさん話してみる

ここに来ての逆転の発想です。

私の知り合いにムカデが大嫌いな人がいます。

彼女はムカデがあまりに嫌いなため、生態を知れば嫌いでなくなるのではないかと思いムカデについて調べまくったことがあるそうです。

いきなり何の話かとお思いでしょうか。

この方法もそういうことではないのかと思うのです。

苦手な人の苦手な部分……例えば何をするにも遅い、おしゃべりが過ぎる、話し方がきついなど人の数だけあるとは思いますが、それがどうしてなのか話していくうちに分かるかもしれません。

上記の三つなら、あらゆる可能性を考えすぎて結果遅くなるから、緊張すると喋りすぎてしまう、出身地方の訛りできつく聞こえるからなど。

そしてその理由が納得できるものであるなら、「あの人、苦手」という気持ちも薄れていくのではないでしょうか。

そして後あとイライラさせられるようなシーンがあったとしても、「ああ…今考えてるんだな」「今日はまた一段と緊張してるみたい」など冷静な目で見られるようになります。

よくわからないものに対して不信感やいらだちを抱くのは人間として自然なことなので、「◯◯さんの研究」を始めるつもりで、その人の好きな事や性格についてたくさん話してみれば印象も変わるかもしれません。

ちなみにムカデのことを調べた彼女は、ムカデがあまり頭がよくなく生命力だけは強いことを知りますます嫌いになったそうです。

そういうこともあります。

意外と仲良くなれることも?

彼女は失敗に終わりましたが、人間が相手だと意外と仲良くなれることもあります。

昔から好きと嫌いは紙一重、とよく言いますよね。

苦手だなあと気づけばその人のことを考えてしまっているということは、その人のことを意識しているということです。

そして話してみたら案外共通点が見つかったりいいところも見えて来たりして、気が付けば好きなところが苦手なところを打ち消していた…なんてことも。

特に外見からくるイメージや人づてに聞いた話で苦手だと決めつけてしまっている場合、あなたは勿体ないことをしてしまっているかもしれません。

外見なんてあてにならないですし、人から聞いた話はたくさんの人の間を通り抜けてくる間にかなり変化していたりそもそもかなり話す人の主観に偏っていたりします。

なんとなく苦手なあの人は、もしかするとあなたの一生の親友になるかもしれません。

第一印象や人の噂に惑わされず、一度何かの折に話しかけてみてはいかがでしょうか。

苦手な人とうまく付き合っていこう

ここまで長々と書いてきましたが、役立ちそうな方法はあったでしょうか。

生きている限り対人関係の問題はわたしたちについて回りますが、考え方ひとつで楽になれたりもします。

自分の中のスイッチをひとつ切り替えるだけで世界が広がったり、逆に狭い部屋の中に押し込められたりするものです。

人それぞれ合うやり方は違いますので、時に距離をおき、また時には逆に近づいてみたりして、苦手な人ともうまく付き合っていきましょう。