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嫌い・苦手な人との上手な距離の取り...(続き3)

パターンは色々ありますが、相手が上司や先輩など目上の人である場合などは特にそう言えるかもしれません。

苦手だからといって避けることも難しいですし、へたに接するとあなたの方が変わった人だと思われ職場や学校で浮きかねません。

また、相手と共通の友達がたくさんいる場合などもそうです。

「あの子と距離を置きたいけど、そうするとあの子やあの子とも気まずくなるなあ……」と、そんな場合には苦手な人のお誘いや連絡はかわしつつも何回かに一回は相手するようにしてみましょう。

最初は加減が難しいかもしれませんが、段々あしらい方も慣れてきます。

ただ、無理はしすぎないようにしてくださいね。

そもそも何で嫌いなの?と自分の気持ちを分析してみる

そもそもなぜ自分はその人を苦手だと感じるようになってしまったのでしょう?

嫌なことを言われたりされたりしたという明確な理由がある人も、よくわからないけれど嫌な感じがする!本能的に苦手なタイプ!という人もいるでしょう。

はっきりした理由がある人もそうでない人も、一度思い当たる理由を列挙してみてください。

家でチラシの裏などに箇条書きにしてもいいですし、信用できる友達や家族などに聞いてもらっても良いかと思います。

よく考えてみると、意外な理由がぽろっとこぼれて来たりすることもあります。

それは自分にはないものを持っている相手がうらやましいからだったり、自分のいやなところを見せつけられているような気がするからだったりします。

そんな自分の気持ちに気づいてしまったとしても、落ち込んだり自分が悪いと責めたりする必要はありません。

誰にでも嫌なところは多少なりともあるものです。

冷静に距離をおきつつ、自分のことを受け入れる練習を始めてみてはいかがでしょうか。

苦手な人への上手な接し方

ここまでかわし方や避け方を主に書いてきましたが、あまりにも極端にそればかりでは角が立ってしまうということがほとんどだと思います。

あなたが特に悪気なく避け続けていただけであっても「無視されている」などと感じる人もいるかもしれませんし、そうなってしまうともはや喧嘩の域に発展することも。

トラブルは誰でも避けたいですよね。

そしてできることなら苦手な人とも気持ちよく付き合っていきたいものです。

難しく感じるかもしれませんが、人として最低限のところから始めてみましょう。

習慣にしてしまえば毎日イライラさせられていたこともさほど気にならなくなるかもしれません。

挨拶だけはする

わたしたちは別にすべての人と仲良くしなければ生きていけないわけではありません。

小さい頃は「みんなおともだちだよ」と説かれましたがそんなことはまず無理です。

大人になれば周りはお友達ではない人ばかりです。

「あの人とは何を話しても気まずい気がする…嫌われてるのかな」という人だって存在するでしょう。

そんな時は挨拶だけはしておく!と決めてそのほかの面では成り行きに任せましょう。

顔を合わせたら「おはようございます!」「こんにちは!」と笑顔で言うだけ。

これをされて気分の悪くなる人はいないと思います。

こちらとしても「話題を探さなきゃ」とやきもきする必要がないので気が楽です。

これなら関係がそれ以上悪化することもありません。

憂鬱なときもあの人は「苦手な人」ではなく、「仲良くもなく悪くもないけど挨拶位はする人」だと考えてみると少しは肩の力が抜けます。

愛想笑いをする

ぶすっとしているより笑顔の方がいいのは当たり前!笑顔でいるだけでただの相槌が説得力を増します。

愛想笑いと言うと聞こえは悪いですが、笑顔にもいろんなパターンがあります。

へらへら笑っているだけだとただのぼんやりした人に見えてしまうので色々表情を変えてみてください。

ちなみに、こういう時には意外とアイドルの笑顔の作り方が参考になります。

何気なくテレビを見ているときなど隅っこにいる彼女たちの表情を観察してみてください。