CoCoSiA(ココシア)

嫌い・苦手な人との上手な距離の取り...(続き5)

そこまで行くともはや仏教のようですが、今こうしているのは自分に必要なことなんだと言い聞かせてみるのもありかもしれません。

苦手な人と一緒に過ごすことはつらいかもしれませんが、その状況が一生続くということはまあありません。

ただ人間には限界というものがありますし、全く自分のためになってくれない種類の人がいることも事実ですのでほどほどが良いかと思われます。

全部ゲームだと思い込む

上記の考え方と似ていますが、何を言われても受け流し「これを乗り越えたら経験値が増えてレベルが上がる」と思い込むという手もあります。

ゲームなので相手もただのCGでできたキャラクターですし、言っていることも意味なんかありません。

ただの敵キャラなので倒せばいなくなります。

ひたすらに聞き流して、終わったら「わたしのレベルがまた1あがった!」と心の中でちょっとはしゃいでみましょう。

たまにはレベルが上がった記念に、自分へ新しい装備(服やおいしいもの)などを買い与えるのも楽しいかもしれません。

ゲームと違い倒しても倒しても敵がまた出てくるところが難点ですが、それはそれでこのゲーム終わらないなあすごいなあと前向きに考えてください。

悪く言われても聞き流す

人の悪口を言ってはいけませんということは幼稚園くらいで習うはずなのに、それがどうしてもできない人は一定数います。

人前で理不尽な罵声を浴びせられたり、必要以上にきつく当たられたりすると傷つきますし、「私が全部悪いのかな?」と弱気になったりもしますよね。

あまりにひどいと大声や怒っている人そのものが苦手になったり、その後の人生に影響を及ぼすこともあります。

なんであんなにひどいことを言うんだろう、なんで私だけがあんな風に言われるんだろうとつらい思いをされた方もいらっしゃることかと思います。

が、きっと人のことをおおっぴらに悪く言うような人はこちらがどれだけ改善しても認めてはくれないのではないでしょうか。

ただただあら捜しをして悪口を言いたいだけの、そういう性格なのです。

あ、また何か言ってる……そう思ったら心にシャッターを下ろし、何を言われてもはい、ごめんなさいと聞き流すだけの存在になりましょう。

その人の言葉に何も意味はありません。

なので、あなたが「すみません」と言ったところであなたの価値が下がるわけではありません。

適当に謝っておいて向こうの気が済むのなら、そうしてさらっと受け流しておいた方が楽です。

自分に向かって言われている言葉にはついつい耳を傾けてしまいそうですが、これが出来れば大分強くなれると思います。

 

心で悪口を言いまくる

聞き流しつつこれが出来れば同時にすっきり出来て一石二鳥です。

昨今ツイッターなどの裏アカウントで周囲への愚痴を垂れ流す例も多くみられますが、どれだけ鍵をかけてもどこから漏れるかわかったものではないため、やっぱり誰にも見られない自分の心の中でつぶやくのが一番安全かと思われます。

先ほど笑顔の大切さについて書きましたが、この時は心の中で悪口を言っているとは考えられないほどしょんぼりした申し訳なさそうな顔をしておくと良いです。

そして個人的におすすめなのが、その人と別れた後誰もいないところに行ってから中指を立てながらの全力の変顔です。

うわべは従っても心は売り渡していない感があって元気が出ます。

ただし誰にも見つからないように細心の注意を払ってください。

悪口は口に出しては絶対に言わない

もし表立ってその人の悪口を言うなら、同じ土俵に上がっていることになります。

どんなにその人が嫌な人でも、実際その瞬間を見ていない人からすれば「どっちもどっちなんじゃないの?」と取られることも。

言うのは心の中にとどめましょう。

ただ、自分がその人にされた嫌なことがある場合、親しい人にその「事実」を伝えることは悪口とは違います。

その場合は客観的に伝えられるようになるべく努力しましょう。

気分を切り替えられる趣味を見つける

家に帰ってからも、休日もあの人に言われた嫌なことが頭を離れない。

今日は休みなのに、朝からすでに明日の出勤の事を考えてしまって憂鬱。

そんな時に気分を切り替えられるような趣味を見つけましょう。