それは一部の原因にすぎません。
一番の原因は、自分をコントロールすることが出来ない自制心がないことでしょう。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 親の育て方が悪い
幼い頃から、親に甘やかされて育つとその世界が当たり前になります。
親が悪いことをしからなければ、そのことを悪いと思わずやり続けてしまうでしょう。
学校を休みたいといえば、理由もなく休ませる。
ご飯を食べたくないといえば、食べなくていいという。
欲しいものがあるとせがまれたら、買ってあげる。
子供から見たら、なんて”いい親”なんでしょう。
しかし、そのように甘やかすのはその子供の自制心を育てることが出来ないことにつながります。
悪いことは悪いとしかる、そして社会に出た時、人として自立する時に必要なスキルを持たせてあげるのも子育ての一環です。
もしも、これから親になるという立場になる方は、ぜひ気をつけて欲しいものです。
でも可愛い我が子をしかりたくないだとか、悪いことをしていても可愛く見えるからそのままにしている…なんていう親が増えています。
そのため、常識知らずの子供が増え、成人や新社会人が増えています。
幼い頃から甘やかされて育った子どもは、社会に出た時に痛手を必ず感じます。
大人になってしまえば、全ては自分自身の責任になるからです。
そうなってしまっては、親のせいにはできません。
というより、親のせいにしているようであれば、立派な大人とはいえません。
自分が怠惰な性格になったのはすべて親のせいだと思うのではなく、自分の怠惰さに気づいているのですから自分で改善しましょう。
2. 周囲が上手にモチベーションをあげてくれなかった
これまでに何かにチャレンジするときは、きまって誰かが応援してくれたかもしれません。
「がんばれ!」「応援してるよ」なんていう言葉は、誰もが嬉しいもの。
しかし、大人になるにつれてそのように応援してくれるとは限りません。
場合によっては、反対されることもあるでしょう。
バカにされることもあるかもしれません。
それってあなたの本当の力が試されている時でもあります。
そこで踏ん張りを見せることが出来れば、周りが応援し始めるんです。
幼いときから甘やかされ、誰かに応援されることでしか頑張ることをしなかった人にとっては、そうやって反対されるなんてありえない話。
周りの人が自分(様)のモチベーションをあげてくれるからこそ、行動できるんです。
要するにまだ周りに依存していることになります。
自立をするということは、自分で物事を決め、自分自身の力で人生を勝ち取っていくものです。
もしも、まだ周りの人が上手にモチベーションをあげてくれなかったから、なまけてるんだ!全て周りのせいだ!なんて感じているかもしれませんね。
そのように周りの人のせいにしていては、あなたは全く変わることが出来ません。
周囲の人にモチベーションをあげてもらうのではなく、自分自身で自分を応援し、モチベーションが上がるようにするべきです。
3. 周囲にも怠惰な人がいる
周りになまけてばかりの人がいると、それが移り、あなたまで怠惰になってしまうことがあります。
自分に軸や芯がないとたやすく、他人に影響されています。
それが災いしたのでしょう。
また「類は友を呼ぶ」ということわざがあるとおり、あなたには既に怠惰になっている部分があったのかもしれません。
誰かとお付き合いしたり、交流する際にそのような人と関係を持つと、悪いことになりかねないのです。
人として成長したいのであれば、怠け者の人とは付き合うべきではありません。
その人の友人を見れば、その人がどんな人なのかを見ることが出来ちゃうんです。
もしも怠惰な人と思われたくないのであれば、怠惰な人とは関係を絶つことです。
とても居心地の良い環境かもしれません。
しかし、そこにいてはあなたは一向に悪くなるばかり。
一度きりの人生ですから、なまけている暇なんてありませんよ。