怠惰な性格をしていると周りに迷惑をかけるだけではなく、怠惰な性格をしている人自身にも被害がやってくるのです。
2. 怠惰になってしまう原因とは?
では、なぜ怠惰になってしまうのでしょうか? 普通に生きていれば、そのような性格にはならずにやらなければならないことはやるという気持ちが身に付くものです。
保育園や幼稚園、小学校、中学校…などは、決まった時間に行かなければなりませんね。
それに期日までに宿題などを提出しなければなりません。
その中で怠惰にならないような精神力を鍛えている…ハズなんです。
しかし、そのような社会で育ってきても怠惰な性格になってしまう人はいます。
いったい何が原因なのでしょうか。
主に親御さん、周囲の人、周りの怠惰な人の影響が考えられます。
それは一部の原因にすぎません。
一番の原因は、自分をコントロールすることが出来ない自制心がないことでしょう。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 親の育て方が悪い
幼い頃から、親に甘やかされて育つとその世界が当たり前になります。
親が悪いことをしからなければ、そのことを悪いと思わずやり続けてしまうでしょう。
学校を休みたいといえば、理由もなく休ませる。
ご飯を食べたくないといえば、食べなくていいという。
欲しいものがあるとせがまれたら、買ってあげる。
子供から見たら、なんて”いい親”なんでしょう。
しかし、そのように甘やかすのはその子供の自制心を育てることが出来ないことにつながります。
悪いことは悪いとしかる、そして社会に出た時、人として自立する時に必要なスキルを持たせてあげるのも子育ての一環です。
もしも、これから親になるという立場になる方は、ぜひ気をつけて欲しいものです。
でも可愛い我が子をしかりたくないだとか、悪いことをしていても可愛く見えるからそのままにしている…なんていう親が増えています。
そのため、常識知らずの子供が増え、成人や新社会人が増えています。
幼い頃から甘やかされて育った子どもは、社会に出た時に痛手を必ず感じます。
大人になってしまえば、全ては自分自身の責任になるからです。
そうなってしまっては、親のせいにはできません。
というより、親のせいにしているようであれば、立派な大人とはいえません。
自分が怠惰な性格になったのはすべて親のせいだと思うのではなく、自分の怠惰さに気づいているのですから自分で改善しましょう。
2. 周囲が上手にモチベーションをあげてくれなかった
これまでに何かにチャレンジするときは、きまって誰かが応援してくれたかもしれません。
「がんばれ!」「応援してるよ」なんていう言葉は、誰もが嬉しいもの。
しかし、大人になるにつれてそのように応援してくれるとは限りません。
場合によっては、反対されることもあるでしょう。
バカにされることもあるかもしれません。
それってあなたの本当の力が試されている時でもあります。
そこで踏ん張りを見せることが出来れば、周りが応援し始めるんです。