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ボディコンってどういう服?バブルが...(続き7)

とはいえ、今の日本はバブル時期の経済状況とは大きくかけ離れているため彼らのスタイルを見習おうとした所で、残念ながらうまくいくはずがありません…。

6. スタイルは良い

ボディコンを着こなしている女性は、体にピッタリとフィットしたシェイプなドレスを見事に自分のものにしていました。

この頃の流行は程よく肉付きメリハリのある体つきでしたから、みんなハリのあるバストとヒップを強調するボディコンで自らの自慢の体をアピールしていたのです。

肩から露になったデコルテ、短くてタイトなスカートというセクシーなスタイルはそうそう簡単にできるものではありません。

ボディスタイルを維持する努力、露出する肌を磨く努力など、女性達にはたくさんの努力が必要だったでしょう。

今は細すぎるくらいのモデル体型が流行っています。

しかし、男性目線からすると、きっとバブル時代の女性の体型の方が好みだという人が大半だと思います。

体にせよ性格にせよ、自分の魅力を上手くひきだして磨き、自信に変えられることはセルフプロデュースに長けているということです。

これは、処世術としても有効ですね。

7. 肉食系女子

ボディコンのセクシーさは、女の武器を最大限に活かす特攻服のようなものでもあります。

その武器を駆使して、いかにハイスペックかつ好みの男性を射止めるかというのが、女性達の楽しみの一つでもありました。

衣装のギラギラした様子はそのまま彼女達の本質を表していたのかも知れませんね。

ディスコやクラブでは男女の巧みな駆け引きが夜な夜な繰り返され、官能的な体験をしたという人も多いことでしょう。

最近ではめっきり肉食系の女性は減りました。

そもそも現代は女子も男子も草食系で、あまりガツガツとした恋愛体質ではありません。

少子高齢化に拍車がかかる一方です。

バルブの頃の勢いや力強さというのは見習った方がいい部分が多いのも確かです。

私たちを勢いづけ、後押ししてくれる好景気が訪れるといいですね。

8. みんなでやれば怖くない

クラブやディスコの様子を見てみるとわかるように、こういう場所を訪れる女性の大多数がボディコン姿です。

あんな大胆な服、恥ずかしくて切れない…なんて思う人もいるでしょう。

着てみたいけどなかなか踏み切れない…、きっとこの時代にもそんなシャイな女性もいたはず。

ですが、1人ではなかなか踏み切りにくいことも仲間と一緒にやるとなると話は別です。

1度ディスコクラブの門を潜ってしまえば、もはやボディコン姿じゃない方が目立ってしまう程に皆がネオンに映えるカラフルはドレスに身を包んでいます。

1度クリアしてしまえば、あとは楽しむだけ。

隣に並ぶ相手よりもっと目立ちたい、もっと注目されたい、と思う気持ちで互いに高めあった結果、強く魅力的な女性が多く生まれたのでしょうね。

9. 感情表現が雑

バブル時代の人達は皆大胆。

言い方を変えてみると割と大雑把です。

細かい事は気にせず、終わり良ければ全て良しという精神は、やはり好景気ゆえの余裕から来るものでしょう。

性格もざっくばらんで、とてもフレンドリーな感じの人が多く、男女共に分け隔てない明け透けな付き合いをしていたイメージがあります。

この頃の人はあまり繊細でセンチメンタルな感情表現はせず、どんなことも白黒はっきりくっきりという性格の人が多かったようですね。

ものの善し悪しにせよ、自分の感情表現にせよ、ゼロか百かという極端な判断で、くよくよ悩んだり感傷に浸るようなこととは縁が薄かったと思われます。

この時代の人が親になると、意見がはっきりした肝っ玉母さんや、ちょっと頑固な父さんタイプになることが多いみたいです。