結局、相手の話の内容を理解したことにはならないんです。
こうなると、相手の話と自分の理解にギャップが生まれ、事あるごとに意見の食い違いなどが起きてしまいますよね。
すると「上手く行かない」と思うことが増えていき、自分の思い通りに事が運ばない…と、やさぐれてしまうこともあるでしょう。
やさぐれる人は、ひねくれ者な上に、実は自己中なモノの見方をしている部分もあると思います。
他人の事や、人の話を理解せず、自分中心に物事を考えてしまう。
そうすると、世の中思い通りに行かないことばかり。
上手く行かないことばかりです。
そんな思いばかりしていれば、やさぐれる人にもなってしまいますよね。
人の話もそうですが、人を理解する力が不足している。
これも、やさぐれる人の特徴なのだと思います。
8. 自分に自信が無い
ネガティブという特徴の所でもお話しましたが、“自分に自信が無い”のもやさぐれる人の特徴なんですよね。
自分に自信が無いのは、やさぐれる人になってしまう大きな原因にもなっていると思います。
自分に自信が無ければ、人と接するのも怖いでしょう。
自分に自信がないからこそ、ネガティブ思考にもなってしまいます。
自分に自信が無いと、世の中に出ていくのも怖いのです。
ある意味それを隠すために、無気力になって何でも投げやりになったり、拗ねた態度で周囲を困らせたりしてしまうのです。
無気力になって投げやりな態度でいれば、何かに取り組んで失敗することもありません。
拗ねてふくれた態度でいれば、周囲の人は、その態度のほうに目がいきます。
つまり、自分の自信の無さを、カモフラージュすることが出来るんですよね。
本当は、行動すること、世の中に出ていくことを怖れている。
それを、周囲に反発したり、威嚇したりすることで、隠したいんです。
威勢のいい人ほど、自分に自信が無い人だったりするものです。
やさぐれる人も、それと同じように、やさぐれた態度で本質を隠そうとしてしまうのです。
自信が無いという自分を曝け出せないひねくれ者。
それが、やさぐれる人なんですよね。
9. 人生を悲観している
やさぐれる人に共通して言えそうなのが、“人生を悲観している”ということです。
人生そのものを投げ出したいような、自暴自棄になっているような…。
それが、やさぐれた態度となって表われていたりするのです。
全ては、自分への自信の無さや、思い通りに行かないこと、人と接する自信が無いことなど…これまでに挙げてきた特徴が原因なんですよね。
自分が人生を全うしていくことを考えた時、その道は困難ばかりに思えてしまう。
「お先真っ暗」と思えて仕方ない。
となれば、もう何もやる気が起きなくなったり、どうせ何をやってもダメなんだからと、人生そのものを投げ出してしまうのです。
悲観的すぎる考えゆえに、改善の余地もないと思えてしまい、やさぐれるだけになってしまうんですよね。
どこかで、「このままじゃダメだ」と思うキッカケを与えてあげたり、人生に希望を見い出せるようにしなければ、やさぐれて行くばかり。
徹底的な周囲のサポートと、本人の努力がなければ、このやさぐれた状態から抜け出すのは難しいかもしれませんね。