頑固だった老人の心が少年の取る行動によって徐々に動き始めていきます。
そこから老人と少年の関係はどんどん深まっていくのですが、老人の少年を想う心やそれに伴って取る行動が感動を巻き起こします。
6.きみに読む物語
認知症を患った老女に同じ施設内の老人がいつも同じ物語を聞かせていました。
その物語はひと夏の恋の話しで、青年と少女の物語でした。
青年と少女は互いに愛を育んでいこうとしますが、様々な障壁があり思うように上手くいきません。
しかし運命と時間が二人の間を導いてくれるような形になっていきます。
恋の障壁や掛かった時間、そして結末に心が震えてしまいます。
7.ショーシャンクの空に
無実の罪で収監された銀行員の男はそのままここで一生を終えるかもしれないという絶望を抱くことはなく、脱獄というものに希望を抱いていました。
銀行員という立場も利用しあらゆる人脈を巻き込んで、刑務所内でも着々と自分の有利に運ぶように動いて回ります。
脱獄は不可と言われているような刑務所でその男は脱獄が成功するのか?そして何を求めて脱獄をするのか?そんな男を取り巻く環境と脱獄に向かう姿勢が見どころです。
8.ビッグフィッシュ
話しが巧みで息子にも昔からたくさん奇想天外な話をしてきた男がいました。
息子は幼心に楽しんで話を聞いていましたが、それも大人になるとそんな話はあり得ないと感じ次第に親子間で溝ができてしまいます。
人を楽しませるために様々な話しをしてきた父親とそれを次第に嫌うようになる息子の絆やどうしてそのような話を聞かせていたのかなど意味を知ることにもなる話しの展開で感動の場面が待っています。
9.あと1センチの恋
幼馴染の男女の恋物語ですが、そのきっかけは18歳の時のキスから始まります。
そこから2人のすれ違いが始まり物語はどんどん膨らんでいきます。
互いに成長し、付き合う人間や環境も劇的に変わる中で互いのことを想う気持ちや必死に求めようとするのですが、そこがなかなかうまくいきません。
そんな恋の障壁やすれ違いが生んでしまう悲しい出来事に切なく感じつつ、結末に向かって進む話に感動することができます。
邦画
洋画とはまた違った雰囲気を出しているのが邦画です。
同じ日本人の描く日常だったり、恋愛、家族愛なので親しみやすく、すっと入ることのできる作品が多いです。
洋画では伝わらない日本人独特の間だったり、多くを語らない姿勢が逆に考えさせられたり感動的なシーンになっています。
10.永遠の0
祖母の死がきっかけで、自分が祖父と血が繋がっていないことを知った大学生の男がいました。
その男は祖父がどんな人だったのかを探ることをしました。
そこで分かった本当の祖父の物語になっています。
戦時中、生き残ることが難しく、自らの命を投げ出す覚悟がなければならない特攻隊に所属していた本当の祖父は、家族を守ることを必死に考えていました。
戦争という異常な状況下で、死ぬことは当然という精神が崩壊してしまいそうな中で、ただ家族のことを考えて行動する姿に感動します。
11.世界の中心で、愛をさけぶ
婚約していた女性が相手の男性の荷物にあった17年前のカセットテープを見つけることから話が始まります。
17年前、高校生だった男性は別の女性に恋をしていました。
その女性は難病である白血病を患ってしまうのですが、そこからカセットテープを使った交換日記をスタートさせます。
過去と現在の話しを織り交ぜて、それぞれの人物の交錯する想いや心の叫びに感動します。
12.海猿 BRAVE HEARTS
ある日、ジャンボジェット機が片翼のエンジンが爆発をして不時着を余儀なくされる状態となりました。