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泣きたい時に見たい映画・小説35選...(続き3)

しかし飛行機の車輪が出ないというアクシデントも重なり、東京湾に着水させることになったのですが、ジェット機が海面に浮かんでいられる時間はたったの20分しかありませんでした。

その間に乗客364人の命を救わなくてはならないのですが、特殊救難隊に所属する主人公の男たちが救助に向かいます。

ジェット機が半分に分裂してしまう事態があり、同じ部署に所属する隊員も命の危険さらされたりして、この先どうなるの?といったどきどき感もあります。

しかし命を救うことに懸命に動くその姿勢に心を動かされます。

13.聖の青春

実在する棋士である村山聖の生涯を描いた作品です。

難病を患いながらも数々の名棋士との勝負を繰り広げる姿や死についても考えさせられる物語です。

14.そして父になる

病院の子どもの取り違いが生んでしまう家族愛がテーマとなっています。

自分の子どもではないのですが、本当の子どもと思って6年間育てていますが、どこか性格に違いを感じたりもします。

本当の子どもではないと両家で分かってから、子どもを本当の家に帰した方が良いのかどうかと悩みます。

この6年間という時間を親は親で考え、子どもも子どもで考えます。

果たしてこのまま育ててくれた家族と暮らすのか、本当の家に戻るのか?そんな複雑な気持ちが入り乱れるのですが、親と子どもの絆を考えさせられるところが感動させられます。

15.いま、会いにゆきます

妻と子どもと三人家族の男がある日妻を亡くしてしまいますが、妻が生前残した不可解な言葉から物語は展開されます。

死んだはずの妻が1年後に目の前に現れ驚きつつも子どもと喜んだ男ですが、妻は過去の記憶がありませんでした。

そこから過去を振り返っていくのですが、これまでの過程からその先に繋がる話に感動します。

16.ただ、君を愛してる

腹部の病気を患っていて、常に塗り薬を塗らなくてはならない主人公の男は、その薬が匂いが気になり、他の人もこの匂いを気にするのではないかと思っていました。

ある日、信号のない横断歩道を渡れずに困っている女性がいて男は助けてあげます。

そこから助けられた女性は男のことが好きになっていくのですが、男には別に好きな女性がいました。

二人の関係は友達以上恋人未満のままで続いていくのですが、互いを想う気持ちや結末に向けて走り出す展開は心を揺さぶられます。

17.東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

親元を離れて東京の美大に進学した男は、自由な身になったことで自堕落な生活を始めます。

母親が懸命に働いて仕送りをしていることも知らずにそんな生活を続けているのですが、いつまでもこんなことをしていてはまずいと心を入れ替え就職します。

自分の生活も安定し、しばらく連絡を取っていない母親のことを心配して連絡するのですが、そこから場面が急展開。

母親と息子の絆を描いた物語で、母親に恩返しをしようとする男の行動に心を打たれます。

18.おくりびと

東京の管弦楽団に所属していた男は、楽団が解散してしまったために妻を連れて故郷の山形に帰ってきます。

そこで新たな仕事を探すことになったのですが、旅のお手伝いと書かれた広告を見て、旅行会社と勘違いをして面接を受けにいきました。

するとすぐに採用され、仕事の内容を明かされるのですが、それが納棺の仕事とうことで驚きます。

人の死を扱う仕事には抵抗があり妻にも隠していましたが、仕事を続けていくうちにその仕事の大切さを知ることになります。

周囲からは反対もされることもありますが、人の死に対して懸命に向き合い、新たなる旅立ちをさせる仕事に誇りを持つ男の姿に感動します。

19.余命1ヶ月の花嫁

24歳という若さで乳癌に侵されてしまった女性の物語で実際の話しでもあります。

闘病生活、それを懸命に支える夫、周囲の人間のサポートなど人の温かさを感じさせ、癌との戦いの壮絶さを通した人の繋がりに感動します。

20.八日目の蝉

ある女性の好きな男には妻がいて、不倫をしてしまいます。

それから同時期に自分もその男の妻も妊娠してしまいます。