実験は成功し知能はめきめきと伸びていきますが、それと同時に周囲の人間との間柄も以前とは同じようなものではなくなってきます。
知能とは代償にしてしまった人間関係や、その実験の引き起こす副作用によって迎える結末は感動間違いなしです。
35.ボクの妻と結婚してください。
膵臓がんの末期で死を迎えていた主人公の男は、妻に対して死ぬ前にできることはないかと必死に考える。
自分が死んでも妻が幸せになる方法はないだろうか?その行動が不器用でもあり、純粋に行っているその姿に感動します。
大好きな人だからこそ、という想いが感じられます。
泣けない理由
感動する映画を見ても全然泣けないという人もいます。
そういう人は映画に限らずにみんなが感動するような場面に出くわしても何も感じないことがあります。
感動するという感覚は細かい部分で違いはあるかもしれませんが、大きな部分では違いはありません。
例えば、近しい人間、ペットの死がまず第一に挙げられますが、そういった場面に映画とか関係なく自分が出くわしてもそういう人はまるで心に穴が空いてしまっているかのように泣けないのです。
1.無意識のうちに感情を制御している
泣くことは恥ずかしいことだ、と思う人もいます。特に男性には多いかもしれません。
「男子たる者、人前で涙を流すことなど言語道断」といったように弱さを人前にさらけ出すことなど到底無理だという発想からきますが、意外とそういう人も多いです。
しかしこれはあくまでも昔の考え方であって、人前でただ泣くことでなくストレス発散のために自分が泣きたいからあえて泣くのが今の時代です。
こればかりは分かっていて話したとしてもその人の考えがあるので、そんな理由で泣くのもおかしいと一蹴されてしまうことにもなります。
ただし、「泣いては駄目なんだ」という固定観念が強すぎることで引き起こしてしまう現象ではあります。
2.自律神経が乱れている
情緒が不安定になってしまうと感情がどこか壊れてしまいます。
何故ならあまりにも精神状態を追い込みすぎて、喜怒哀楽の感情をどう出していいのか分からなくなったりするからです。
笑いたくもないのに笑う?泣きたくもないのに泣く?そういう感覚になってしまうのですが、何をしても全く心に響いてこないのです。
人は機械ではありません。感情というものが備わって生きています。
しかし心のバランスを崩してしまうとそれが機械のようになってしまうのです。
無感動というのは無感情であり、無感触でもあるのです。
触れる感じるは、泣くという中で一番重要とされる人体の一部ですがそこが欠如してしまうと何が感動なのかが分からなくなります。
3.うつ病の疑い?
泣くという行為は自然の流れでもあり、緊張やストレスを軽減させてくれる効果があります。
防衛本能のようなものでもあるので、その機能が失われてしまうと様々な症状が現れます。
めまいや発熱、頭痛などありますが、最悪うつ病になってしまいます。
泣くという感情は体をコントロールする上でも不可欠な行為です。
もしも全く泣けなくなったということが起きたら体が何かしらのサインを出しているのです。
大人になると慣れが出てきて泣けなかったり、感情を必死に抑えたりします。
しかしそれが原因でうつ病になったりします。だから感情は時々表に出さなくてはなりません。
我慢ばかりしているとストレスがどんどんたまっていきます。
なかなか表だって怒ったり、泣いたりすることができないという人もいると思いますが、そういう人は筋肉の緊張を解くという意味で整体やマッサージを行うと効果的です。
そして何でも話せる人を作ることも大事です。話すことで感情を吐き出してストレスの軽減になります。
4.ドライアイ
ドライアイは、まばたきの回数が減ってしまうとなるのですが、テレビやパソコン、ゲームなどのやりすぎが原因と言われています。
そのほかにも長時間のコンタクトレンズの着用、ストレスによる自律神経の乱れ、空調設備による空気の乾燥もあります。
そのままにしておくと、様々な疾患を引き起こしてしまう可能性があるので、早めに改善させることが大事です。