お酒をあまり飲まない人相手なら、空いているお皿をテーブルの隅っこに集めたり、取り皿を追加したりしながらテーブルを回ってみましょう。
「気が効くね!」「そんなの私がやるから飲んで飲んで!」と話しかけてもらえることもあるでしょう。
人とのつながりは一生ものの財産です。
思いもよらない人と話が合ったり、共通点が見つかったりすることもあります。
ぜひうまくきっかけをつかんで、会話を楽しみましょう。
4.お礼を忘れないこと
追い出しコンパに限ったことではありませんが、お礼を忘れずに。
特に先輩への感謝という名目でみんなが集まっている追い出しコンパで、先輩になにかしてもらったのにお礼を言いそびれた、なんてことになると、あとあと悔いも残ってしまいます。
小さなことにも感謝の気持ちを
東日本と西日本を比べると、比較的西日本は小さなことでもお礼を言う習慣が残っているそうです。
東日本、特に東京は、「ありがとう」より「すみません」を言いがちで、レストランで食事をしてお会計をするとき、バスから降りるときなどにはお礼を言わない傾向にあると言われます。
グラスを取ってくれたとき、飲み物のおかわりは何にするかと気を使ってもらったときなど、ちょっとしたことでも感謝の気持ちを忘れずに。
どうせならすみませんではなくありがとうと声に出して気持ちを伝えましょう。
5.お店の下見をしておくこと
いくら気心の知れた先輩たちの追い出しコンパとは言え、お祝いとお礼の気持ちを込めてのコンパなのですから、良いお店で開催したいもの。
社会人なら、いわば接待のように大事な集まりです。
お店の下見は必ずしておきましょう。
もしあなたが幹事なのならなおさらです。
下見をしておくことであなたも余裕が持てます。
実際にお店に足を運んで、駅からの距離や店構えの雰囲気などを把握しておきましょう。
もし予算の都合も合うのなら、中に入って食事をするとより良いですね。
コンパは夜の時間帯で、昼しか時間が合わないという場合でも、行かないよりはずっと良いです。
ランチを食べに行って食べ物の味を確かめ、スタッフの雰囲気なども見ておきましょう。
アレルギーを持っている人に対して対応をしてくれるお店かというのもチェックしておくと良いでしょう。
先輩たちへのサプライズをするなら、お店の人と相談をして、特製ケーキを出してもらうなどサプライズに関する打合せも下見のときにしておくのがベストです。
当日になって変更はできない
やっぱり人数が変更になった。
もっと駅から近いお店がいいと言われた。
イタリアンよりお寿司がいいと言う人がいる。
なんてことになっても、当日や当日近くになっての変更はできません。
事前にお店のリサーチをして参加者にきっちり周知しておきましょう。
参加キャンセルは何日前までに、会費は何日までに幹事まで、などをお知らせしておくと良いですよ。
最近はインターネットで簡単に予約ができるようになり、お店側もインターネットを介して意見を発信しやすくなったせいか、当日になっての団体予約の無断キャンセルが増えてきているようです。
お店側は予約を受けて食材を用意して仕込み、シフトも人数を増やすなどの対応をして追い出しコンパの日に備えてくれています。
やむを得ない事情で人数が変更になる場合は、わかった時点で早めにお店側に伝えましょう。
人数が減っても。
お店は予約人数分のお料理を準備してくれています。
基本的には予約人数分のお金をお支払いするのが当たり前です。
人数が増えても、お店やお料理によっては増やすことが難しい場合もあるので、その場合は予約人数分のお料理を参加人数で分ける対応をする必要があるでしょう。
人数以外でも、予約したときと変更になることが出てきた場合は、速やかにお店に連絡してください。