そういったちゃらんぽらんな人には、一般的な価値観を基準として話をしても、伝わることはないんですよね。
そんな人に話の意図を伝えようと思ったら、ちゃらんぽらんな人を理解し、ちゃらんぽらんな人の立場に立って話をするしかありません。
だけど、あまりにかけ離れた感覚の中で生きているちゃらんぽらんな人を理解するのは、簡単なことではないのです。
ちゃらんぽらんな人が自分の価値観を基準に生きているように、普通の人は世の中の価値観を基準に生きています。
である以上、一般的な価値観を捨てて人を理解しようとするのは、普通の人には出来ない事です。
訓練されたカウンセラーとか、卓越した人物でなければ無理な話。
普通の人は噛み合わなさにイライラするばかりで、お互いの価値観の溝が埋まることはほぼ無いと言えるでしょう。
筆者が「何をしても無駄」と思わされたのにも、こんな理由があるのです。
ちゃらんぽらんな人と向き合うには、自分が卓越した人物じゃなければならない。
そうでない凡人の筆者にとっては、ハードルが高すぎるのです。