そんな勝手な妄想が膨らみます。
二度と手に入らないと思うからこそ、忘れられない存在なのです。
4.すれ違いによる別れ
遠距離恋愛などで、決定的な理由もなく自然消滅した恋愛もあるでしょう。
なんとなく連絡を取らなくなり、そのままなんとなく別れてしまった。
そんな恋愛をしたことがある人も多いと思います。
もしかして遠距離にならなかったら、今頃結婚していたのかもと思ってしまうのでしょう。
人生のターニングポイントの選択を、もしかしたら間違った道に進んでしまったのではと思い悩んでしまうほどの元カノの存在。
別れる理由がなかったからこそ、ふとした時に思い出してしまう、そんな心に残ったままの女性は忘れられません。
特別悪い印象もなく、よくよく考えてみればいい思い出しか残っていない。
お互いのすれ違いやタイミングが悪くて別れてしまったけれど、嫌いになって別れたわけじゃない。
もしあの時もっと会話をしていれば、そのまま恋愛関係が続いたかもしれない・・・。
そういった「たられば」の妄想が、忘れられない女性を作り上げます。
自分の誤解でケンカ別れ
ちょっとした誤解でケンカ別れしてしまうことだってあります。
本当はあなたの誤解だったのに、彼女を悪者にして、かなり気付つけてしまったかもしれません。
例えば、浮気をしていると勘違いして、ひどい暴言を吐いてしまった・・・とか。
もっと彼女の言い分をしっかり聞いていたら、別れることはなかったかもしれないと思ってしまいます。
後から自分の間違いに気づいても、時、すでに遅し。
もっと自分が大人になっていたらと、後悔がつきまとうのです。
彼女が原因で別れたのならすんなりと忘れることができても、別れる原因を作ったのが自分となれば、まだなんとかなるかもしれないと思ってしまうものです。
「もしかしたら彼女もまだ俺に未練がるかも・・・。」と、身勝手な空想にふけってしまうこともあるようです。
せめて一言、謝りたい
自分が原因で相手を傷つけ、冷たい態度を取って振ってしまったことを、せめて謝りたいと思う気持ちでいっぱいになってしまう男性もいます。
幸せに付き合っていた頃のことを思い出せば、なおのこと顔だけでも見て元気かどうか確かめたいと思うものなのです。
だからといって、現実的に謝りに行くかといったらまたそれは別の話。
正直、女性側からすると、謝ってもらいたくもないし、顔も見たくもないという場合が多いのです・・・。
5.おっちょこちょい
どこか危なっかしい、おっちょこちょいな女性は、庇護欲をそそります。
男性は、「この子には俺が必要だ」と思うことに大きな意義を感じます。
頼られたり甘えられたりすることは大歓迎なのです。
デートで街中を歩いていても、スタスタと男性の前を歩いて行ってしまう女性よりも、人の往来をしっかりカバーしてあげないと心配になるような頼りない感じの女性に、男としての使命感を燃やします。
一生懸命、彼女が作ってくれた料理。
おっちょこちょいな彼女は「ごめんなさい・・・。砂糖とお塩を間違えちゃって・・。すっごく辛くなっちゃったんだけど、どうしたらいいの?」シュンとした仕草が可愛く思えます。
「しょうがないなぁ~」と呆れながらも、自分がいなきゃダメだと自尊心をくすぐります。
自分がいなきゃ心配
そんな、どこかおっちょこちょいな女性は、別れた後でも「あの子は俺がいなくなって大丈夫だろうか・・」といらぬ心配をしたくなるようです。
あれこれと世話を焼きたくなり、手がかかった女性のことは別れてからも『可愛かった女』として心に残るようです。
例え次の恋愛がスタートしていたいたとしても、「今の彼女は俺がいなくても大丈夫だろう。でもあの子はきっと俺がいないと生きていけない」などと、勝手な思い込みをする場合もあるみたいです。
付き合っているときには手がかかった彼女でも、別れた今となっては懐かしく思い出されると同時に、困らせてくれたあの時が楽しかったと思えるようになるのです。