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発言を気を付けるべき5個の理由(続き3)

思いついたままに発言してしまう前に数秒、その言葉が自分をどういう人にしてくれるか考えてみましょう。

ではどんな言葉が自分の人生を豊かにしてくれ、または貧しいものにしていくのかを次から考えていきます。

発してはいけないこと

ここではマイナスなパワーを振りまく、できれば胸のうちにしまっておきたい言葉を挙げていきます。

誰かのふとした独り言に、いらっと来たり気持ちが萎えてしまったりした経験があなたにもあるはずです。

しかしそういう人に限って、あとから尋ねるとその発言そのものを忘れていた……なんてことが多いものです。

つまり、いやなことを言っている人は本人にその自覚がないことがすごく多いのです。

そう考えると、「私も言っているかも…」と少し怖くなりますよね。

それに、そういったマイナスワードは先述の通り、自分の気持ちも後ろ向きで暗いものにしてしまうのでいいことがありません。

ここに挙げた言葉や、それに似た言葉が口癖になっていたりふと独り言でつぶやいたりしていないかチェックしてみてください。

もしよく言っている言葉があったなら、どうポジティブに言い換えられるかどうかも考えてみたのでよかったら参考にしてみてください。

楽しくない

あわただしく過ごす毎日の中で、疲れ切ってしまいふと口をついてしまいがちな言葉がこれです。

そういう方は、今日も楽しいことなんて一つもなかった、と不満に思う毎日なのかもしれません。

kれど「楽しくない!」と口に出してしまえば、頭には「私はつまらない人生を過ごしている」ということが事実として刻まれてしまいます。

だって本当に楽しくないんだもん、と思うでしょうか。

しかし、どんなについていない日や平凡な日でも、よく思い起こせば楽しかったことがあるはずです。

それは誰かにやさしくしてもらったり、褒められたり、コンビニでちょっとした景品が当たったというような些細なことかもしれません。

「楽しくない」と言ってしまう人は、そういったせっかくの良い記憶を自分で「くだらないもの」として片づけてしまっているのです。

「褒められたっていったって、あの人みんなに同じこと言ってるし」「絶対お世辞なんだろうなあ」「たかが缶コーヒーなんて嬉しくない」こんな具合です。

それは癖になっている場合とても無意識で、自分でも気づかないうちに楽しかったことや嬉しかったことが「つまらない」というレッテルを貼られていたりします。

些細なことでも、嬉しい楽しい気持ちを受け取ったら、それを大事にしてみてください。

一日の終わりにそれを思い出せたら、「楽しくない」なんて口癖とはお別れできるはずです。

もしこの言葉を言いたくなったら、「今日も楽しかった!」「なんかいいことありそう!」と無理やりにでも楽しいほうに意識を向けてみてはいかがでしょうか。

面白くない

人間は大人になるにつれて、悲しいことではありますが新しいものやことに対して感動したり新鮮に感じたりする心を失っていきます。

子供のころは何もかもが初体験ですし、変に経験を積んでいない分素直ですから特に意識せずともわくわくすることや楽しいことを見つけられるものです。

しかし大人になると知識も経験も増えます。

衝動的に行動することは少なくなるでしょうし、刺激より安定を求め始めます。

服を見ていてこれかわいいなあ、と思っても、その気持ちを抑えて「年相応」な服を買ったことがありませんか?いつのまにかいつも自分が若いころの音楽だけを聴いていませんか?惰性だけで仕事をしていませんか?もしそうだとしても、それは悪いことではありません。

刺激を追い求めてジェットコースターのような人生を送るより、安定した穏やかな生活を送るのが好みの方もいるでしょう。

しかし、あなたがしばしば「面白くないなあ」とつぶやいてしまっているようなら話は別です。

もしそれが口癖になれば、何にも心が動かされない、無感動で魅力のない人間になってしまいます。

そんなつまらない生活を変えるためには、「面白くない」という言葉をいったんぐっと飲み込んで、いろんなことに興味を持ってみてください。

対象は人でもものでもなんでもかまいません。

今までよく知りもせず面白くないと鼻で笑っていたことについて、少しでいいので興味を持ってみるのです。

もちろん自分も大好きになれるとは限りません。

けれど、少しは理解できるかもしれません。

得体のしれないものを目の前にしたとき、「面白くない」「さっぱり理解できない」と心を閉ざしてしまわず、まずは興味を示してみる癖をつければ、いつか楽しいことが見つかるはずなのです。

この言葉が口癖になってしまっている人は、「面白そう」「それいいね」と、いったん肯定する言葉を口にしてみるといいかもしれません。