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発言を気を付けるべき5個の理由(続き6)

癖にしてしまえば反射的にできてしまうことなので、難しくはないと思います。

あなたはよく大したことでなくても周囲の人に「すみません」と繰り返していませんか?実はこの言葉は、多くの場合「ありがとうございます」に置き換えることができる言葉です。

すみませんと謝ってしまうと自分からすると迷惑をかけてしまった気がしてしまいますし、相手側から見ても大したことではないのに謝られると妙に恐縮してしまいます。

そういった場面で「ありがとう」と伝えればスマートですし、自分も相手も気持ちがポジティブになるのではないでしょうか。

「ありがとう」がどうしても口をついて出てこないという人はまず「すみません」を封印してみましょう。

そうすれば自然と言うべき時がわかってくるのではないでしょうか。

終わらない仕事を手伝ってもらった。

わからないことを教えてくれた。

近くにあるものを取ってもらった。

感謝を示す場面はたくさんあります。

やります

何か新しいことを勧められたとき、仕事にしろ趣味にしろ「えー私にはできないです」「考えておきます」などとのらりくらりかわしていては世界は拓けません。

そういった方は今までの成功経験が少ない場合もあります。

今までの失敗したことを思い出し、今回もきっと同じに違いないと決めつけてしまい、最初からやらない方を選んでしまうのです。

またできなくて迷惑をかけたり恥をかいたりすることより、安定した日常を望むのかもしれません。

けれど、いつまでもそういうわけにもいきません。

ずっと同じ場所の同じステップで足踏みしていても何も変わりません。

「やります!」と声を上げてしまえば、もう後には引けません。

けれど、いざやってみると案外自分に合っていたりもしますし、やったことがない仕事などなら周囲の人も助けてくれるはずです。

あまり決めつけてしまわずに勇気を出して挑戦してみてください。

すごいね

これも口癖にしたい言葉ですが、何も考えずに相槌のように連発していると「この人あんまり話聞いてないのかな?」と怪訝に思われてしまいます。

使うときは相手のすごいところを実際に探してみましょう。

「○○さんいつもお弁当かわいいよね、すごい!」なんて小さいことでも大丈夫です。

そうすると周りの人のいいところが徐々にたくさん見えてきますし、自分も見習おうと思えます。

そして人間は褒められるとどうしても自分も返さなきゃと思ってしまうものです。

「××さんだってここがすごいよ!」と、自分でも考えたことのなかった自分のすごいところを思いがけず知れるかもしれません。

頑張ろう!

しんどい、やりたくない…と愚痴をこぼしてしまいたい時って誰にでもありますよね。

しかし少し考えてみてください。

あなたがそう零すことによって、相手も「そうだよねー、やりたくないよねえ」と同調するとします。

そうすると相手も「やりたくないこと」に意識が向いてしまい一気にやる気がなくなってしまうこともあります。

あなたを中心に「やる気ない」「もうやだ」といった感情が周囲にまで広がっていってしまう可能性があるのです。

そんなときもし、「今日も忙しいけど頑張ろう」と言ったとすれば、まったく逆の効果が得られます。